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国内最大手かつ大人気のMMO RPG「ファイナルファンタジーXIV」向け大型アップデートとして7月2日に発売が予定されている「FFXIV: 漆黒のヴィランズ」の新型ベンチマークソフトを使用し、「FFXIV: 漆黒のヴィランズ」を快適にプレイ可能なグラフィックボードやCPUなどのPCスペックを紹介します。
「FFXIV: 漆黒のヴィランズ」のCPU/グラフィックボード別ベンチマークや推奨動作環境をチェックしつつ、NVIDIA GeForce RTX 20XXシリーズ/GTX 16XXシリーズやAMD Radeon VII/RX Vega/RX 5XXシリーズなど今後の新発売ゲームにも幅広く対応できそうな最新GPU、そしてIntel第9世代Core-SやAMD第2世代Ryzenなど最新CPUに的を絞って「ファイナルファンタジーXIV 漆黒のヴィランズ PC版」が快適にプレイ可能なおすすめグラフィックボードやCPUなどを紹介していこうと思います。
2024年7月発売の最新アップデート「FFXIV: 黄金のレガシー」に対応した検証記事を公開しました。
黄金のレガシーから適用される第一次グラフィックスアップデートで、GPU負荷が大幅に増えているので、グラフィックボードやゲーミングPCを新調する際には、黄金のレガシーに対応した新しい記事を参照してください。
製品公式ページ:https://jp.finalfantasyxiv.com/shadowbringers/
公式ベンチマーク:https://jp.finalfantasyxiv.com/benchmark/?utm_source=benchmark
グラフィックボードやゲーム用BTO PCの一般的な選び方についてはこちらの記事でも紹介しています。
・おすすめグラボまとめ。予算・性能別で比較。各社AIBモデルの選び方

・おすすめBTO PCまとめ。予算・性能別で比較。カスタマイズ指南も

FFXIV: 漆黒のヴィランズ 推奨動作環境について
FFXIV: 漆黒のヴィランズの推奨動作環境が公開されています。ファイナルファンタジーXIV 漆黒のヴィランズ PC版をフルHDでプレイする場合の推奨グラフィックボードはGeForce GTX 970やRadeon RX 480となっているので、2019年現在の現行最新GPUにおいてはGeForce GTX 1660やRadeon RX 580が該当します。
CPUについてはCore i5やCore i7とだけ書かれており、世代が不明なのですが、紅蓮のリベレーターの時から大きく変更はないようなので、必要動作環境は2コア4スレッド、推奨動作環境は4コア8スレッドを指しているものと思われます。2019年最新CPUとしては6コア6スレッドのCore i5 9400Fや6コア12スレッドのRyzen 5 2600Xがあれば十分です。
FFXIV: 漆黒のヴィランズ 推奨動作環境 | ||
必要動作環境 1280x720解像度 |
推奨動作環境 フルHD解像度・DirectX11 |
|
CPU | Intel Core i5 2.4GHz もしくはそれ以上 |
Intel Core i7 3GHz もしくはそれ以上 |
GPU | NVIDIA Geforce GTX 750 AMD Radeon R7 260X もしくはそれ以上 |
NVIDIA Geforce GTX 970 AMD Radeon RX 480 もしくはそれ以上 |
VRAM | 2GB以上 | 4GB以上 |
RAM | 4GB | 8GB |
ストレージ | 60GB以上 |
|
Windows Version |
Windows 7/8.1/10 64bit , DirectX11 |
FFXIV: 漆黒のヴィランズ グラボ別ベンチマーク比較
ファイナルファンタジーXIV (FFXIV) 漆黒のヴィランズ PC版のグラフィックボード別ベンチマークの結果をチェックしていきます。可能な限り純粋にGPU性能を確認するためCPU性能がボトルネックになることがないように、検証システムはIntel Core i9 9900Kの全コア5.1GHz、メモリ周波数4000MHzに統一しました。グラフィック設定として「フルHD・高品質(デスクトップ向け)」「フルHD・最高品質」「WQHD・最高品質」「4K・最高品質」の4種類についてベンチマークを実行しています。


まずはFFXIV 漆黒のヴィランズ ベンチマークの総合スコア比較です。平均FPSの1.5×100くらいが総合スコアなので、スコアが9000を超えていればベンチマーク中の平均FPSが60FPS以上になります。
AMDとNVIDIAで一般的に競合製品と位置付けられるGPUを比較した時に、FFXIV 漆黒のヴィランズにおいてAMD製GPUは1ランク下のNVIDIA製GPUと同程度の性能になってしまうので、遊べなくはないですが、コストパフォーマンスは悪くなります。FFXIVをメインに遊ぶということであればNVIDIA製GPUを選択するのが無難です。
FFXIV 漆黒のヴィランズ ベンチマークスコア比較 | ||||
フルHD 高品質 |
フルHD 最高品質 |
WQHD 最高品質 |
4K 最高品質 |
|
GTX 1650 | 10898 |
9621 |
- |
- |
GTX 1060 6GB | 15395 |
13537 |
8337 |
- |
RX 480 8GB | 12274 |
10987 |
7103 |
- |
GTX 1660 |
- |
|||
GTX 1660 Ti (GTX 1070相当) |
19475 |
17425 |
10957 |
5262 |
RX Vega 56 |
17500 |
15732 |
10384 |
5252 |
RTX 2060 (GTX 1070 Ti相当) |
21029 |
19705 |
12718 |
6243 |
RX Vega 64 |
18971 |
17523 |
11760 |
5961 |
RTX 2070 (GTX 1080相当) |
22459 |
21465 |
14913 |
7374 |
Radeon VII |
21822 |
20695 |
15195 |
7902 |
RTX 2080 (GTX 1080 Ti相当) |
23464 |
23206 |
18075 |
9077 |
RTX 2080 Ti | 24832 |
24262 |
21391 |
11647 |
FFXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマークの平均FPSのグラフィックボード別比較は次のようになっています。
FFXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマークでは最小FPSも測定結果としてレポートに表示されますが、ゲーム側の問題が大きいのであまり気にせずに、平均FPSが60FPSを超えている、可能であれば80~90FPSに達していれば快適にプレイできると考えて大丈夫だと思います。
フルHD解像度・最高品質グラフィック設定については3.0万円程度で購入可能なミドル帯グラフィックボードのGTX 1660もしくはGTX 1660 Tiであれば快適にプレイ可能です。WQHD解像度についてはRTX 2060かRTX 2070、4K解像度についてはシングルGPUであればRTX 2080かRTX 2080 Tiがあれば対応可能です。
FFXIV 漆黒のヴィランズ ベンチマーク 平均FPS/最小FPS比較 | ||||
フルHD 高品質 |
フルHD 最高品質 |
WQHD 最高品質 |
4K 最高品質 |
|
GTX 1650 | 73.2FPS 25FPS |
64.7FPS 24FPS |
- |
- |
GTX 1060 6GB | 103.1FPS 37FPS |
91.0FPS 35FPS |
56.1FPS 19FPS |
- |
RX 480 8GB | 82.8FPS 29FPS |
74.2FPS 27FPS |
47.8FPS 17FPS |
- |
GTX 1660 |
- |
|||
GTX 1660 Ti (GTX 1070相当) |
130.3FPS 48FPS |
116.2FPS 46FPS |
73FPS 28FPS |
35.2FPS 13FPS |
RX Vega 56 |
117.6FPS 45FPS |
105.9FPS 43FPS |
69.9FPS 24FPS |
35.1FPS 13FPS |
RTX 2060 (GTX 1070 Ti相当) |
142.6FPS 56FPS |
131.9FPS 53FPS |
85.1FPS 33FPS |
41.9FPS 15FPS |
RX Vega 64 |
128.3FPS 51FPS |
118.0FPS 50FPS |
79.2FPS 31FPS |
40.0FPS 14FPS |
RTX 2070 (GTX 1080相当) |
156.6FPS 72FPS |
145.7FPS 63FPS |
99.3FPS 41FPS |
49.4FPS 17FPS |
Radeon VII |
152.6FPS 71FPS |
142.6FPS 63FPS |
102.1FPS 40FPS |
53.1FPS 18FPS |
RTX 2080 (GTX 1080 Ti相当) |
170.5FPS 80FPS |
162.7FPS 78FPS |
120.2FPS 50FPS |
60.9FPS 23FPS |
RTX 2080 Ti | 189.8FPS 81FPS |
179.8FPS 79FPS |
144.3FPS 63FPS |
77.8FPS 30FPS |
FFXIV: 漆黒のヴィランズ CPU別ベンチマーク比較
ファイナルファンタジーXIV (FFXIV) 漆黒のヴィランズ PC版のCPU別のベンチマーク(CPUボトルネック)比較をチェックしていきます。GPUをGeForce RTX 2080 Ti、CPUコアクロックを3.8GHz、メモリ周波数を2666MHzに固定して、8コア16スレッドから2コア4スレッドまでの各種Intel製CPUについて、フルHD解像度/最高品質でFFXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク測定を行い、ベンチマーク中のフレームレートを昇順に並べ替えたうち100FPS以下で抜粋したものが次のグラフになっています。最小FPSは1パーセンタイル値です。
2コア4スレッドや4コア4スレッドではCPUボトルネックによってフレームレートが60FPSを下回る可能性が高いので、4コア8スレッドか6コア6スレッド以上のCPUが推奨されます。

FFXIV 漆黒のヴィランズについてはフルHDの推奨動作環境が4コア8スレッドCPUのCore i7が指定されておりベンチマーク結果もその通りなので、2019年最新の現行CPUとしては、Intel CoffeeLake-S CPUから最低でも6コア6スレッドCore i5 CPUを選択するが最適で、2万円台前半で購入できるCore i5 9400Fが一押しです。
最近は高コアクロックだけでなく6コア以上メニーコアのほうが高いパフォーマンスが発揮できるPCゲームも増えてきているので、Intel第9世代CPUから8コア8スレッドのCore i7もおすすめです。特にプレイ動画の配信やゲーム実況を行うユーザーは8コア16スレッドのCore i9がオススメです。
また8コア16スレッドのCore i9 9900Kにおいて、コアクロック3.8GHz/メモリクロック2666MHz、コアクロック5.1GHz/メモリクロック2666MHz、コアクロック5.1GHz/メモリクロック4000MHzの3種類で上と同様の処理を行ったものが下のグラフです。
CPUコアクロックとメモリクロックを上げるとボトルネックを緩和する効果がありますが、CPUコアクロックよりもメモリクロックのほうが最小FPSの引き上げには効果があります。Intel環境なら3200MHz~3600MHzは難しくないので、FFXIV 漆黒のヴィランズの快適な環境を目指すならメモリ周波数のOCもオススメです・

メモリOCについてはマザーボードの影響が大きいので詳しくは下の記事を参考にして下さい。
・おすすめの自作PCマザーボードを徹底解説

システムメモリについては推奨動作環境では容量8GBが推奨されていますが、最新PCゲーム環境では余裕を持って16GB搭載するのがおすすめです。
自作PCや換装・増設用メモリについては国内ではメモリの取り扱いが最大で、コストを抑えた構成で安価なものから、独自ヒートシンク搭載や高クロックOCの高価なものまでDDR4メモリを幅広いバリエーションで揃えたPCショップアークで探すのがおすすめです。<

FFXIV 漆黒のヴィランズのフルHD・高品質におすすめなグラボ
FFXIV 漆黒のヴィランズをフルHD解像度・高画質設定でプレイするのであれば、補助電源が不要で増設・換装が容易なGeForce GTX 1650がおすすめです。2万円以下で購入できるエントリークラスGPUのフルHDゲーミングにおけるパフォーマンス比率は概ね次のグラフのようになっています。
・「GeForce GTX 1650」をレビュー。GTX1050Tiより25%以上高速に!

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FFXIV 漆黒のヴィランズのフルHD・最高品質におすすめなグラボ
FFXIV 漆黒のヴィランズをフルHD・最高画質設定で快適に遊ぶということなら、3.0万円程度で購入できるGeForce GTX1660 TiやGeForce GTX1660を選択するのがコスパが高いと思います。2019年2月22日より販売が解禁されたNVIDIAの次世代GPU TuringことRTX 20XX/GTX 16XXシリーズの中でミドルクラスに位置する「GeForce GTX 1660 Ti」は、前世代同クラスのGTX 1060を平均的に30%上回り、また古いゲームよりも18年や19年に登場する最新ゲームでより高速化の恩恵が受けられるので、ベストケースでは50%以上のパフォーマンスを発揮します。GTX 1660 Tiと下位モデルGTX 1660との性能差は15%程度、一方で価格差は市販の自作PCパーツ単品で比較して5000~6000円程度と小さいので当サイトとしては基本的にGTX 1660 Tiがおすすめです。
GTX 16XXシリーズはレイトレーシングなど次世代の高画質機能には非対応ですが、GTX 1660 Tiは前世代上位モデルのGTX 1070とほぼ同性能、GTX 1660は前世代同クラスのGTX 1060 3GBよりも25%以上高速かつVRAM容量2倍の6GBなので、2019年以降に発売される最新高画質PCゲームをフルHD/高画質設定で快適にプレイするのに最適なグラフィックボードです。

またGeForce GTX 960よりも性能の低い2世代以上前のGPUから、GeForce GTX 1660 Tiに更新すれば、最新のPCゲームにおいて2倍以上のパフォーマンスが期待できるとも、NVIDIA公式から発表されています。

・GeForce GTX 1660 Ti/GTX 1660のレビュー記事一覧へ

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FFXIV 漆黒のヴィランズのWQHD・最高品質におすすめなグラボ
FFXIV 漆黒のヴィランズをWQHD・最高画質設定で快適に遊ぶということなら、国内で4万円から購入できる最新GPUのGeForce RTX 2060がおすすめです。2019年1月15日よりに販売が解禁されたNVIDIAの次世代GPU TuringことRTX 20XXシリーズの中でミドルクラスに位置するGeForce RTX 2060は、前世代同クラスのGTX 1060を平均的に40~60%上回り、また古いゲームよりも18年や19年に登場する最新ゲームでより高速化の恩恵が受けられるので、ベストケースでは80%以上のパフォーマンスを発揮します。
前世代上位モデルのGTX 1070を10%程度上回り、次世代GPUの繋ぎとしてリプレースされたGTX 1070 Tiとほぼ同性能でありながら、100ドルも安価になってコストパフォーマンスも磨きが掛かって、19年最新のフルHD解像度PCゲーミング用グラフィックボードとしておすすめの製品です。

・「GeForce RTX 2060 Founders Edition」をレビュー

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旧世代からの買い替えに最適なグラボ RTX 2070
18年10月17日から解禁されたNVIDIA GeForce RTX 20XXシリーズのナンバリングモデルで上から3番目の「RTX 2070」は、前世代同クラスのGTX 1070を平均で30%以上、ベストケースでは最大50%近く上回り、さらに前世代上位クラスのGTX 1080に対しても10~20%程度上回るグラフィック性能を実現しつつ、販売価格は7万円前後からなのでGTX 10XXシリーズ以前の旧世代からの買い替えに最適なグラフィックボードです。先行して発売された上位モデルのRTX 2080やRTX 2080 Tiと同様に、鏡面や影の表現がよりリアルになる高画質レンダリング機能「Raytracing(レイトレーシング)」やテンサーコアを使用したディープラーニング超解像機能「DLSS」など最新機能も使用できます。

・GeForce RTX 2070のレビュー記事一覧へ

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次世代ハイエンドグラボ RTX 2080とRadeon VII
18年9月20日に解禁となるNVIDIA GeForce RTX 20XXシリーズのナンバリングモデルで上から2番目の「RTX 2080」は前世代最上位GTX 1080 Tiよりも高速かつ、鏡面や影の表現がよりリアルになる高画質レンダリング機能「Raytracing(レイトレーシング)」に対応しています。登場当時のコストパフォーマンス的には前世代GTX10シリーズが処分特化でお得でしたが、2019年2月に入ってからはGTX 1080 Tiが終売となり、RTX 2080自体も9万円台から購入できるモデルが出てきたので、性能相応な価格でおすすめしやすくなってきました。
今後のソフトウェア最適化は最新世代がメーカーから優先されますし、「Raytracing(レイトレーシング)」やテンサーコアを使用したディープラーニング超解像機能「DLSS」など最新機能も使用できるので、RTX 2080はオススメなハイエンドグラフィックボードです。上位モデルRTX 2080 Tiに比べるとコスパが高く、入手性も高いので次世代GPUの最新機能をいち早く体験したいのであれば狙い目なグラフィックボードです。

・GeForce RTX 2080のレビュー記事一覧へ

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ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080 AMP
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TSUKUMO><
PCショップアーク><
ドスパラ>
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PCワンズ><パソコン工房><ソフマップ>
ZOTAC
Amazon.co.jp で詳細情報を見る <米尼><
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RTX 2080グラフィックボードの米尼など個人輸入については、国内価格が9万円台まで下がってきているので、ドル円レート次第では国内価格より安上がりになる可能性はなくはないものの、価格面でのうま味は減ってきています。しかしながら品質に定評のありグローバル3年保証なEVGA製グラフィックボードは依然としてメリットの大きい製品だと思います。
また2019年2月にはGeForce RTX 2080とほぼ同性能の競合製品として、AMDから7nmプロセスを採用した世界初のGPU「Radeon VII」が発売されています。AMD製GPUは国内におけるシェアは低めですが、Radeon VIIは動画の倍速補完l機能「AMD Fluid Motion」など付加価値的機能が多数利用できるハイエンドGPUであり、価格も9万円台なのでRTX 2080と並べて購入候補にできると思います。
・「Radeon VII」をレビュー。RTX 2080と徹底比較

・Radeon VII 販売ページ:
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史上最速の次世代グラボ RTX 2080 Ti
18年9月20日に解禁となるNVIDIA GeForce RTX 20XXシリーズのナンバリング最上位モデル「RTX 2080 Ti」は前世代最上位GTX 1080 Tiよりも35%以上も高速な18年現在最も高速なグラフィックボードで、鏡面や影の表現がよりリアルになる高画質レンダリング機能「Raytracing(レイトレーシング)」に対応しています。2019年2月以降は16万円台から購入できるものも僅かながら出てきていますが、基本的には国内価格が19万円前後と非常に高価でコストパフォーマンスに難があり、供給状態も品薄で入手性も悪いですが、予算に糸目を付けず、2019年以降に発売される最新PCゲームを4Kなどの超高解像度かつ最高画質設定でプレイしたい人にはおすすめです。「Raytracing(レイトレーシング)」やテンサーコアを使用したディープラーニング超解像機能「DLSS」など最新機能も使用できます。

・GeForce RTX 2080 Tiのレビュー記事一覧へ

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RTX 2080 Tiの国内相場は18~19万円前後ですが、米尼個人輸入であれば15万円前後で購入可能なので価格的に非常にお得です。GPUクーラーが高性能で個人輸入でも3年間のメーカー保証が付くEVGA製品がおすすめです。
ハイエンドグラボなら抜群に冷える簡易水冷もおすすめ
序盤でも説明したようにRTX 2080 TiやRTX 2080のようなハイエンドグラボを購入するならラジエーターの設置スペースを別途確保する必要がありますが空冷よりも抜群に冷える簡易水冷クーラー搭載モデルもおすすめです。

なおRTX 2080 Tiのように消費電力の大きいハイエンドグラフィックボードのマルチGPUは適切に冷やすのが難しいのですが、簡易水冷を採用することでかなり改善されます。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
・RTX 2080 Ti SLIのプライマリGPUには簡易水冷グラボがおすすめ

簡易水冷ビデオカードではVRAMやVRM電源をブロアーファンで冷やすハイブリッド構成にしているものが多い中、GIGABYTE WaterForceシリーズはそれらモジュールもGPUコアと一括で水冷ブロックで冷やす構造になっているので静音性に非常に優れる製品になっています。
・「AORUS RTX 2080 Ti XTREME WATERFORCE」をレビュー

北米Amazonやebay公式通販からの個人輸入ではEVGA製簡易水冷グラフィックボードが購入できます。
国内のBTO PCメーカー「サイコム」からはGTX 2080 TiやRTX 2080を独自に簡易水冷化したグラフィックボードを搭載したBTO PC「サイコム G-Master Hydro」シリーズが発売されています。旧モデルになりますが、Ryzen CPUと簡易水冷GTX 1080 Tiを組み合わせた「G-Master Hydro X370A」のレビュー記事を当サイトでも公開中です。
・Ryzen CPU&簡易水冷GTX 1080 Ti搭載「G-Master Hydro X370A」をレビュー


またPCショップアークからはグラフィックボードベンダー純正の簡易水冷RTX 2080 Tiグラフィックボードである「MSI GeForce RTX 2080 Ti SEA HAWK X」を標準搭載したBTO PCがリリースされています。

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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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