CFD Gaming HSN-TITAN


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PlayStation 5の拡張スロットにサイズ互換なM.2 SSDヒートシンク「CFD Gaming M.2-2280 SSD用 ヒートシンク(型番:HSN-TITAN)」をレビューします。
両面実装のSSDにも対応するM.2 SSDヒートシンク「CFD Gaming HSN-TITAN」を装着したSSDをPS5に増設できるのか、また連続読み出し7GB/s超の最新SSDをしっかり冷やすことができるのか試してみました。

CFD HSN-TITAN

製品公式ページ:https://www.cfd.co.jp/product/ssd/hsn-titan/





CFD Gaming HSN-TITANについて

まずはPS5互換のM.2 SSDヒートシンク「CFD Gaming HSN-TITAN」について基本的な仕様を紹介します。
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CFDからはPS5拡張スロットに増設可能なPCIE4.0対応NVMe SSDとして、最新モデルのPG4VNZや初期モデルのPG3VNFが発売されており、「CFD Gaming HSN-TITAN」はこれらCFD製SSDとの組み合わせを主に想定して発売されてSSDヒートシンクです。(ヒートシンク自体はM.2 2280汎用なので他社製品と組み合わせて使用することも基本的には可能です)
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「CFD Gaming HSN-TITAN」の内容品は、ヒートシンク本体、バックプレート、両面実装SSD用サーマルパッド、メモリコントローラー段差用の小サーマルパッド、固定ネジです。
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「CFD Gaming HSN-TITAN」はヒートシンクそのものは黒色塗装が施された普通のアルミニウム製ヒートシンクと、固定用のバックプレートです。ヒートシンクとバックプレートには片面実装SSD用のサーマルパッドが最初から貼り付けられており、ヒートシンク本体とバックプレートで挟んで付属ネジで固定します。
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「CFD Gaming HSN-TITAN」をM.2 SSDに装着するとこんな感じになります。
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PS5公式サポートページを見ての通り、PS5のストレージ増設に使用するM.2 SSDには放熱ヒートシンクが必須となっています。
いくつか図解がありますが公式サポートページで掲載されている一番最後の両面ヒートシンク取り付け時の図が一番分かりやすいと思います。難しく考えず、単純に『M.2 SSD基板から上8.0mmまで』、『M.2 SSD基板から下2.45mmまで』の2つの要件を抑えておけばOKです。
ps5-ssd-dimension



「CFD Gaming HSN-TITAN」を装着したM.2 SSDは、厚み10.9mm、幅24.1mmなので、サイズ面でPS5の設置要件を問題なくクリアし、拡張スロットに綺麗に収まります。
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CFD Gaming HSN-TITANの装着手順

「CFD Gaming HSN-TITAN」をM.2 SSDに装着する手順を紹介します。
「CFD Gaming HSN-TITAN」はM.2 SSD基板背面に素子実装がない片面実装だけでなく、背面にメモリチップ等の実装がある両面実装のM.2 SSDにも対応しています。
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「CFD Gaming HSN-TITAN」のバックプレートには予めサーマルパッドが貼り付け済みですが、片面実装のSSD用でサーマルパッドの厚みが大きめです。
「CFD Gaming HSN-TITAN」には両面実装のSSDで使用する厚みの薄いサーマルパッドも付属しているので、両面実装のSSDと組み合わせる場合はサーマルパッドを貼り替えてください。
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今回は「CFD Gaming HSN-TITAN」の検証用に、同社から発売されている連続読み出し7GB/sのPCIE4.0対応NVMe M.2 SSD「CFD PG4VNZ 1TB」を使用しました。
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「CFD PG4VNZ 1TB」のPS5におけるゲームロード性能については個別のレビュー記事を公開しているので、こちらを参照してください。


「CFD Gaming HSN-TITAN」の組み立て手順を紹介していきます。
「CFD Gaming HSN-TITAN」のバックプレートには予め片面実装のSSD用サーマルパッドが貼り付け済みですが、両面実装のSSDで使用する厚みの薄いサーマルパッドも付属しているので、両面実装のSSDと組み合わせる場合はサーマルパッドを貼り替えてください。
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CFDから発売されているPCIE4.0対応SSDのPG4VNZやPG3VNFはSSDの冷却性能を重視して、最も発熱の大きいメモリコントローラー等が実装されている表面ではなく裏面に製品シールが貼られています。
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通常、このシールを剥がしてしまうと製品保証の対象外になるのですが、「CFD Gaming HSN-TITAN」と組み合わせて使用する時に限り、PG4VNZやPG3VNFのSSD背面に貼られたシールを剥がしても製品保証が無くなりません。
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「CFD Gaming HSN-TITAN」ではSSD基板背面もサーマルパッドを介してバックプレートと接するので、PG4VNZやPG3VNFを組み合わせる場合は、背面のシールを剥がしてしまいましょう。
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CFD PG3VNFはニッケルメッキ金属プレートが貼り付けられていてメモリコントローラーとその他のチップの高さが調整されているのですが、CFD PG4VNZに使用されているメモリコントローラーPHISON PS5018-E18はメモリチップやDRAMキャッシュと比較して素子の高さがコンマ数mm程低いので、「CFD Gaming HSN-TITAN」に付属する小さいサーマルパッドを忘れずに貼り付けてください。
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以上の下準備が完了したら、バックプレートにM.2 SSDを乗せます。M.2端子と逆側で、基板とバックプレートの端が一致するくらいの感じに置けばOKです。
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「CFD Gaming HSN-TITAN」のヒートシンクにはサーマルパッドは貼り付け済みなのでM.2 SSD本体にそのままヒートシンクを乗せます。
M.2 SSDに実装されたメモリコントローラー、メモリチップ、キャッシュは微妙に高さが違いこともあるので、全てとサーマルパッドがしっかり接するように、ヒートシンクとバックプレートを手でギュッと挟み込んでください。
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あとは付属ネジで側面から固定したら装着完了です。「CFD Gaming HSN-TITAN」はヒートシンクとサーマルパッドが一通り揃っていて、組み立てが可能です。
なおヒートシンクのネジ止めにはPS5拡張スロットのカバーやSSD固定と同じく0番のプラスドライバーを使用します。
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「CFD Gaming HSN-TITAN」を装着したM.2 SSDは、厚み10.9mm、幅24.1mmなので、サイズ面でPS5の設置要件を問題なくクリアし、拡張スロットに綺麗に収まります。
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CFD Gaming HSN-TITANの冷え具合をチェック

続いて、M.2 SSDヒートシンク「CFD Gaming HSN-TITAN」の冷え具合、長期的に負荷がかかっても安定動作するのかをチェックしていきます。

PlayStation 5組み込み時について検証するのは少々難しいので、今回は自作PCのマザーボードに組み込み、SBファンで緩く風が当たっているというPS5搭載時に近い条件で連続して負荷をかけてもサーマルスロットリング(メモリコントローラーやメモリチップの高温による性能低下)は発生せず、安定した動作が可能かどうかをチェックします。
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測定時の検証負荷としてはCrystalDiskMark8.0.4 (NVMe SSD, 8GiB)を使用し、間を置かず複数回ベンチマークをループさせ、その間のSSD温度や読み出し・書き込み速度のモニタリング値はHWiNFOを使用してログを取得します。5回ループさせるので負荷をかけ続ける時間は25分程度です。
PS5においては基本的にゲームロードによる読み出し負荷しか発生しないはずなので、このテスト方法で温度的、速度的に問題がなければ、PS5組み込み時も安定動作を期待できるはずです。
NVMe SSD_temp test


PS5の組み込み要件もそうですが、PCIE4.0対応NVMe M.2 SSDは非常に高速な反面、発熱の大きいのでヒートシンクを組み合わせて使用するのが推奨されます。ただ今回はヒートシンク使用時との比較のため、ヒートシンクを装着せず、M.2 SSDをむき出しのままで温度や速度を測定してみました。
CFD PG4VNZ 1TBに関してはソフトウェアモニタリングが可能な温度はおそらくメモリチップ付近だと思います。
「CFD PG4VNZ 1TB」をヒートシンクなし、CrystalDiskMarkで負荷をかけ続けたところ、数分足らずでサーマルスロットリングによる速度低下が発生しました。
CFD PG4VNZ 1TB_temp_no-HS
負荷テスト終盤におけるサーモグラフィを見てみると、ヒートシンクなしではメモリコントローラーのホットスポットが90度近くに達しているものの、左寄りにあるメモリチップ等は60度以下で比較的に低温です。
CFD PG4VNZ 1TBではメモリコントローラーの温度が90度を超過しないよう、かなり積極的に温度依存で速度制御が行われているようです。理想的な性能を安定して発揮するためには『ヒートシンクの併用は必須』と言っていい結果だと思います。
CFD PG4VNZ 1TB_FLIR_no-hs

続いてM.2 SSDヒートシンク「CFD Gaming HSN-TITAN」を装着した場合をチェックしていきます。
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CFD PG4VNZ 1TBにM.2 SSDヒートシンク「CFD Gaming HSN-TITAN」を装着してCrystalDiskMarkで負荷をかけ続けた結果が次のようになっています。
ヒートシンクを装着することによって、サーマルスロットリングによる速度低下は綺麗に解消され、終始安定したアクセススピードを発揮しています。
CFD PG4VNZ 1TB_temp_CFD HSN-TITAN
参考までに負荷テスト終盤におけるサーモグラフィを見てみると、ヒートシンクの表面温度は70度程度でした。
PS5組み込みであれば、CrystalDiskMarkを周回させるよりも負荷は小さく、内部で適切なエアフローもあるはずなので、「CFD Gaming HSN-TITAN」を装着すればCFD PG4VNZ 1TBはPS5の増設ストレージとして余裕で運用できます。
CFD HSN-TITAN_FLIR_CFD PG4VNZ 1TB


他社製SSDについても「CFD Gaming HSN-TITAN」でしっかりと冷やすことができるのかチェックしてみました。
Seagate FireCuda 530 2TBとTeam T-Force CARDEA A440 2TBに「CFD Gaming HSN-TITAN」を装着して検証してみました。
ちなみにTeam T-Force CARDEA A440はCFD PG4VNZと基板レイアウトや採用素子がほぼ同じなので、CFD PG4VNZ 2TBを組み合わせた時の冷え具合の参考になると思います。
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「CFD Gaming HSN-TITAN」を装着して、同様にSeagate FireCuda 530 2TBとTeam T-Force CARDEA A440 2TBへCrystalDiskMarkで負荷をかけ続けた結果が次のようになっています。
Seagate FireCuda 530 2TBはPCIE4.0対応SSDの中でも発熱が大きく、組み合わせるM.2 SSDヒートシンクによってはサーマルスロットリングで速度低下も起こるのですが、「CFD Gaming HSN-TITAN」では終始安定した読み書きアクセスを発揮できました。
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参考までに負荷テスト終盤におけるサーモグラフィを見てみると、ヒートシンクの表面温度は70~80度程度でした。
Seagate FireCuda 530 2TBのようにPCIE4.0対応SSDの中には、高い読み書き性能の反面、かなり発熱が大きく、サーマルスロットリングによる速度低下も生じやすいSSDもあり、ヒートシンク選びには注意が必要ですが、「CFD Gaming HSN-TITAN」ならそういったSSDも安心して運用できます。
CFD HSN-TITAN_FLIR_Seagate tp-SSD


最後に、「CFD HSN-TITAN」の販売価格は税込み1100円とかなりお手頃です。
Amazonで販売されている謎の中華製パーツよりも当然品質は高く、価格も安く、国内大手代理店のCFD製とあって信頼性も高いので、市販のM.2 SSDヒートシンクを購入するなら非常に有力な候補だと思います。
CFD HSN-TITAN_price



以上、『PS5互換SSDヒートシンク「CFD Gaming HSN-TITAN」を試してみた』でした。
CFD Gaming HSN-TITAN



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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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