SilverStone PP06BE


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SilverStone製フルプラグイン電源ユニットに対応する柔軟性と耐久性に優れたショート電源ケーブルの新モデル「SilverStone PP06BE」シリーズをレビューします。
SilverStone製SFX/SFX-L電源ユニットとの組み合わせでは定番のショートケーブルキット PP05-Eとどう違うのか比較してみました。

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製品公式ページ:https://www.silverstonetek.com/product_access.php?bno=125&tb=52&area=jp
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SilverStone PP06BEシリーズについて

まずはSilverStone PP06BEシリーズについて紹介していきます。
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SilverStone製電源ユニットで使用できる交換用電源ケーブルについては、ショートケーブルキット「PP05-E」やロングケーブルキット「PP05-L」が発売済みです。
これらは各種電源ケーブルがセットになっていましたが、SilverStone PP06BEシリーズは電源ケーブルの種類別に小分け販売となっています。
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SilverStone PP06BEシリーズには、ATX 24PIN電源ケーブルの「PP06BE-MB35」、EPS 8PIN電源ケーブルの「PP06BE-EPS35」、PCIE 8PIN電源ケーブルの「PP06BE-PC335」と「PP06BE-PC235」、以上の計4モデルがラインナップされています。
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SilverStone PP06BEシリーズのATX 24PIN電源ケーブル「PP06BE-MB35」はケーブル長が350mmのショートケーブルです。
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近年のSilverStone製電源ユニットにはATX24PIN電源ケーブルに補助端子としてSenseと表記された4PINのプラグイン端子があります。Sense端子は『誤差±3%以下の出力制御および低リップルノイズな高い安定性を実現するフィードバック制御』を行うために使用されています。
Sense端子はオプショナルな供給電力安定機能なので、PP06BEシリーズやPP05-EのようにSense端子のないケーブルも問題なく使用できます。
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SilverStone PP06BEシリーズにはシリコン被膜が採用されており、電源ユニット付属品よりも非常に柔らかく、しなやかで柔軟性に優れた電源ケーブルになっています。
ただ従来製品のショートケーブルキットPP05-Eもビニール被膜ながら非常に柔らかく、どっちのほうが柔らかいか、強いて言えばPP06BEシリーズですが、曲げやすさについて実用的には大差ないと感じました。
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またPP05-EのATX 24PIN電源ケーブルは2層のリボンケーブルですが、SilverStone PP06BEシリーズのATX 24PIN電源ケーブル「PP06BE-MB35」はリボンケーブルを中央で分断して4層に重ねた構造になっています。
ケーブル幅は細くはなっているものの、4層に重ねているので厚みは増しています。どちらのほうが組み易いかは、各自の好みやPCケースの内部スペースによると思います
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SilverStone PP06BEシリーズのEPS 8PIN電源ケーブル「PP06BE-EPS35」もケーブル長が350mmのショートケーブルです。
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EPS 8PIN電源コネクタは2つの4PINに分離が可能で、2つの4PINコネクタはスライドロック構造で8PINのまとめた時にしっかりと固定できます。
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SilverStone PP06BEシリーズのATX 24PIN電源ケーブルとEPS 8PIN電源ケーブルは1パッケージにケーブルが1本ですが、PCIE 8PIN電源ケーブルの「PP06BE-PC335」と「PP06BE-PC235」は1パッケージに同種のケーブルが2本入っています。
PCIE 8PIN電源ケーブルの「PP06BE-PC335」と「PP06BE-PC235」もケーブル長は350mmのショートケーブルです。
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PP05-Eが1層のリボンケーブルに対して、SilverStone PP06BEシリーズのEPS電源ケーブルやPCIE補助電源ケーブルはリボンケーブルを中央で分断して2層に重ねた構造になっています。
ケーブル幅は細くはなっているものの、2層に重ねているので厚みは増しています。どちらのほうが組み易いかは、各自の好みやPCケースの内部スペースによると思います
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SilverStone製フルプラグイン電源ユニットでは従来、PCIE電源コネクタは青色、EPS電源コネクタは黒色でコネクタ形状も異なるため、各電源ケーブルを接続する電源ユニット側コネクタは決まっていましたが、SilverStone SX1000など最新モデルではPCIE電源コネクタがEPS電源コネクタと共通になり、各電源ケーブルの接続先は自由に選択できるようになっています。
ただし注意点として、EPS電源とPCIE電源のプラグインコネクタが共通化された電源ユニットではPP05-Eなど青色コネクタのPCIE電源ケーブルは非互換となっています。

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SilverStone PP06BEシリーズのPCIE 8PIN電源ケーブルに「PP06BE-PC335」と「PP06BE-PC235」の2種類が存在するのはこれが理由です。
PCIE 8PIN電源ケーブルを接続する電源ユニット側プラグインコネクタが青色の電源ユニットでは「PP06BE-PC235(PCIe 8pin to PCIe 6+2pin)」を使用する必要があります。ちなみにPP05-EのPCIE電源ケーブルは同規格です。
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一方でSilverStone SX1000などPCIE電源とEPS電源でプラグインコネクタが共通化された電源ユニットでは「PP06BE-PC335(EPS/ATX12V 8pin to PCIe 6+2pin)」を使用します。
2022年4月現在、PP06BE-PC335を使用する電源ユニットは下記の通りで数は少ないですが、間違えないように注意してください。
ちなみにSilverStone SX1000がPP05-Eに非対応と表記されているのはPCIE電源ケーブルが理由なので、PP06BE-PC335を用意すれば、ATX 24PIN/EPS/SATA等の電源ケーブルはそのまま使用できます。
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SilverStone PP06BEシリーズを使ってみる

SilverStone PP06BEシリーズを実際に使ってみました。
電源ユニットは80PLUS Platinum認証を取得、電源容量1000Wの大容量なSFX-Lサイズ電源ユニット「SilverStone SX1000」、PCケースは「Sliger Cerberus」です。
SilverStone SX1000の付属電源ケーブルはMini-ITX対応など小型PCケースに最適化されたショートケーブルですが、やはりビニール被膜は硬めで、ケース内に収まるものの、取り回しは微妙です。
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電源ケーブルをSilverStone PP06BEシリーズに交換すると、ケーブルが細く柔らかいので、狭いスペースにも思い通りにケーブルを取り回せるので、中身がスッキリしました。
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メモリスロットの右隣にあるM.2スロットにアクセスしようと思うと、以前は太くて硬いATX 24PIN電源ケーブルは地味に邪魔だったのですが、SilverStone PP06BEシリーズに交換したことで、アクセスが容易になりました。
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SilverStone PP06BEシリーズについてまとめると、既存のショートケーブルキットPP05-Eと比較して若干柔らかくなっていますが、2層構造のため取り回しの良さや組み易さについては個々人の好みやPCケースの構造によって評価が割れそうです。

EPS電源とPCIE電源のプラグインコネクタが共通化された電源ユニット(PP05-Eが非対応)にも使用できるPCIE電源ケーブル「PP06BE-PC335」は対応電源のユーザーにはシンプルにメリットのある製品です。

ただ、やはり気になるのは価格面です。
PP05-EがSATA電源ケーブルなども含めて一式セットで3000~4000円に対して、SilverStone PP06BEシリーズはATX 24PIN/EPS/PCIEの3点セットを揃えるだけで1万円弱もかかってしまいます。
上記の通り「PP06BE-PC335」が必須となる電源ユニットはともかく、その他についてはPP05-Eの方がコストパフォーマンスは良いかと思います。

以上、「SilverStone PP06BE」のレビューでした。
SilverStone PP06BE


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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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