知ってる人は知っている。
ぶっちゃけ、ただでさえマイノリティな水冷界で
さらにマイノリティな外付けラジエーターの名機
Watercool MO-RA3 のレビューです。
まずは写真から。
縦横36cm、幅10cm、スリムPCケースくらいサイズがあります。
ファンは、EKWBの18cmファン4つ。
購入時は14cm*9のMO-RA3 420と悩んだのですが、
EKWBの18cmならファン4つだけで運用できるので360を購入しました。
21cmファンが売ってたら420と迷ったんですがまあないので。
結果、ファン4つでの運用は正解でした。
まずケーブル収納の問題。
下の画像のようなファングリルに収納するので、ファン9個分のケーブルは収納が厳しい上に、
9個の分岐をまとめて電源取るというのがなかなか困る。
4個のファンのケーブルはこれでまとめてます。
CA-864PS
PWM4分岐を使うと、PWM信号が4PINモレックスと別になるので、
4PINモレックスを再度ファンの3pinに戻して、この3pinと4分岐のPWM信号を
PWM2分岐を通して1本のPWMに戻してます。
このPWMをCA-011
で延長して本体のPCケースまで伸ばして、
ケース内のファンコン(水冷の管理と合わせて Aqua Computer aquaero 5 LT )で管理しています。
*これをマザボのファン端子では電流が足りないので繋いだらダメ
あと1つ注意点は、このラジエーターだけで1Lくらいクーラント必要です。
管理人は組む時足りなくなりそうで焦りました。
キャスターつきのメタルラックに設置しています。
冷却システムの紹介はここまで。
どれくらい冷えるのかですが、とりあえずMO-RA3の導入前は
5930K 4.4G、Titan X 2way-SLI 1400MHzを運用すると、
春先にもかかわらず水温が55度くらいになってアッチアチでした。
(昔のログがなくなってた……)
MO-RA3導入後、グラボの電圧盛って1480MHzで運用した時のAfterBunerのログがこちら。
(画像クリックするとトリミング前のオリジナルが表示されます。)
この通り導入前よりも電圧とクロック盛り盛りで超発熱しててもグラボは50~55度で圧倒的な冷却性能です。
ラジエーターの外付けは冷却性的にはほんとにお勧めです。ラジ外付けの際に便利なクイックリリースのフィッティングとかもそのうち紹介しようと思います。
Koolance製クイックディスコネクト QD3シリーズ の紹介を兼ねてレビュー
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