EK-MLC Phoenix GPU Module Vector RTX 2080 Ti RGB (1)EKWBのモジュラー型水冷キット「EK-MLC Phoenix」シリーズから、Founders Editionと同じリファレンス基板のレイアウトに準拠したRTX 2080 Tiグラフィックボードで使用可能なフルカバー水冷ブロック「EK-MLC Phoenix GPU Module Vector RTX 2080 Ti RGB - Nickel」が発売



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EKWBのモジュラー型水冷キット「EK-MLC Phoenix」シリーズから、Founders Editionと同じリファレンス基板のレイアウトに準拠したRTX 2080 Tiグラフィックボードで使用可能なフルカバー水冷ブロック「EK-MLC Phoenix GPU Module Vector RTX 2080 Ti RGB - Nickel」が発売されました。製品本体価格179ドルで国内直送にも対応しています。

製品公式ページ:https://www.ekwb.com/shop/ek-mlc-gpu-core-vector-rtx2080-ti-rgb-nickel-plexi
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EK-MLC Phoenix GPU Module Vector RTX 2080 Ti RGB (1)EK-MLC Phoenix GPU Module Vector RTX 2080 Ti RGB (3)

「EK-MLC Phoenix GPU Module Vector RTX 2080 Ti RGB - Nickel」など「EK-MLC Phoenix」シリーズのGPU Moduleは同社製のGPU用フルカバー水冷ブロック各種に事前にクーラントが充填され、チューブ端にはオス・メスのクイックリリースフィッティングが標準で装着されています。
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ターミナル部分は水冷ブロックの単品販売で標準付属品の垂直タイプではなく、ロータリーエルボー型の「EK-FC Terminal Rotary 90° - Black」が採用されています。
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また「EK-MLC Phoenix GPU Module Vector RTX 2080 Ti RGB - Nickel」は、通常の水冷ブロックと同時に発売されたRTX 2080 Ti用のアルミニウム製バックプレートと一緒に使用できます。
EK-Vector RTX Backplate - Black (1)EK-Vector RTX Backplate - Nickel (1)





・RTX 2080 Ti 販売ページ:   
  <Amazon><PCショップアーク><パソコン工房
  <TSUKUMO><ドスパラ><PCワンズ><ソフマップ





EK-MLC Phoenixシリーズについて

「EK-MLC Phoenix」は大別してCPU Module、Radiator Core、GPU Moduleの3つのモジュールで構成されており、それぞれのモジュールをクイックリリースフィッティングで相互に接続する構造が採用されています。EK-XLC Predatorでは簡易水冷CPUクーラーに近い形でメインモジュールが販売されており、そこへGPUモジュールを追加する構造でしたが、「EK-MLC Phoenix」では3つのモジュールが全て個別に販売されており、ユーザーの構成に合わせた自由度の高いカスタマイズ性が魅力です。
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「EK-MLC Phoenix」でもカラーリングが異なりますがPredatorシリーズと同じクイックリリースフィッティングが採用されているようです。「EK-MLC Phoenix」シリーズでは水冷チューブがゴムチューブ剥き出しではなくスリーブが装着されています。水冷チューブについては公式に詳しい仕様が公開されていないものの(IDは10mm表記ですがたぶん3/8インチ)、Predatorシリーズ同様にID9-OD15mm(ID3/8-OD5/8)だと思います。
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紹介ページ:https://www.ekwb.com/solutions/all-in-one/#phoenix-liquid-cooling
CPU Module:https://www.ekwb.com/shop/aio/ek-mlc/cpu-module
Radiator Core Module:https://www.ekwb.com/shop/aio/ek-mlc/radiator-core-module
GPU Module:https://www.ekwb.com/shop/aio/ek-mlc/gpu-module
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「EK-MLC Phoenix」シリーズのRadiator Core Moduleはラジエーター・水冷ポンプ・リザーバーを兼ねるその名の通りEK-MLC Phoenixの中核をなすコアユニットです。事前にクーラントが充填された状態でチューブ端にはオス・メスのクイックリリースフィッティングが装着されています。ゴムチューブ同士のひっかかりを避けるためチューブは黒色スリーブ化されています。
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ラジエーターサイズは120/240/360と140/280の5つがラインナップされています。
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Radiator Core Moduleに標準搭載されるEK-Vardar EVO 120/140ERは25~30%のPWMデューティ比を閾値としてそれ以下ではファンが停止するセミファンレス機能をファン自体に備えた高静圧な冷却ファンです。
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「EK-MLC Phoenix」シリーズのRadiator Core ModuleもEK-XLC Predator同様に各種端子ハブがラジエーター上に設置されています。
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Radiator Core Moduleの水冷ポンプには「EK-SPC 60A 12V DC PWM Pump」という安価な水冷ポンプが採用されています。DDC3.2程のパワーはないようですが、DDC3.1に比べると流量が大きく低消費電力とのこと。半田ごてでケーブルをつなぎ直せばDDC3.2に交換できるのかが気になります。
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Radiator Core Moduleと水冷チューブの接続は単純なストレートのバーブ型になっています。EK-XLC Predatorで採用されていたストレートロータリー内蔵コンプレッションが便利だったのでここは少し残念かも。根本が直接バーブになっているのか、G1/4なのか気になります。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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