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北欧PCパーツメーカーFractal Designから、180mmサイズケースファンに対応する高エアフローと魅せるデザインを追求した新型ミドルタワーPCケース Fractal Design Torrentから、両面ガラスサイドパネルを採用し、5基のLEDファンが標準で付属する「Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tint(型番:FD-C-TOR1A-04)」をレビューします。
代理店公式ページ:https://www.ask-corp.jp/products/fractal-design/fulltower-pccase/torrent-rgb-tg.html
製品公式ページ:https://www.fractal-design.com/ja/products/cases/torrent/
レビュー目次
1.Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintの梱包・付属品
2.Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintの外観
3.Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintの内部構造の概要
4.Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintの裏配線スペース
5.Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintのストレージ設置スペース
6.Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintのグラフィックボード設置スペース
7.Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintの電源ユニット設置スペース
8.Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintのファン・ラジエーター設置スペース
9.Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintのビルドギャラリー
10.Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintのレビューまとめ
【注意:2021年8月28日】
Torrentの付属ファンハブに製造時の破損でショートの可能性があると、Fractal Design公式よりアナウンスがあり、国内でも代理店より、改良済み新バージョンへの交換などの対応について発表されました。
10月1日より購入済みユーザーへの交換、新バージョン交換済み製品の販売が開始されます。
修正バージョンではファンハブの右下に"V1.1"の刻印があります。もしも刻印がないロットを入手した場合は、購入店舗、もしくは国内正規代理店へ問い合わせて下さい。
【機材協力:Fractal Design(国内正規代理店アスク)】
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintの梱包・付属品
早速パッケージを開封して、Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintの外観からチェックしていきます。「Fractal Design Torrent」では製品のオリジナルプリントがされた茶色の段ボール箱にPCケース本体が収められています。幅363mm×奥行558mm×高さ641mmとパッケージサイズも巨大です。
側面には持ち手の穴もあるので、成人男性なら家の中で持ち運ぶのは問題ないはずです。
段ボール箱の天面を開くと、各種付属品が収められたパッケージとPCケース本体が現れます。段ボール箱の内側には、2019年にリニューアルされたFractal Designロゴが大量に格子状に描かれています。知らずに見るとハチの巣みたいで、ギョッとする光景なのでちょっとやり過ぎな気が…。
PCケースを保護する緩衝材については発泡スチロールが採用されていました。発泡スチロールは処分のため解体する際に小さい破片が飛び散るので、個人的には固めのスポンジを採用して欲しいです。付属品は小さい箱と長細い箱に収納されています。
強化ガラスサイドパネルには表と裏の両面に傷防止の保護フィルムが貼られています。
小さい方のパッケージに収納されている付属品は各種ネジ類、GPUホルダー、ケーブルタイとなっています。組み立てに使用するネジは個別のビニール袋に分けられているので見分けも簡単です。Torrentの強化ガラスパネル採用モデルについてはガラスパネル用クリーニングクロスも付属します。
欲を言えば、他社製品の例ですがネジの種類別に完全に小分けできる仕切り付きパックに最初からネジが収納されていると使い勝手が良いので、ネジ収納はこのタイプになってくれると嬉しいです。
細長い方のパッケージにはフロントファンスペースに120mm/140mmのファンやラジエーターを設置するためのブラケットが入っていました。
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintの外観・梱包・付属品
続いて「Fractal Design Torrent」の外観について詳しくチェックしていきます。「Fractal Design Torrent」には基本になるカラーバリエーションとしてブラック、グレー、ホワイトの3色がラインナップされています。
ブラックにはマザーボード側サイドパネルがスチール製ソリッドパネルのBlack Solidに加えて、最近流行りの強化ガラスパネルを採用し、薄いスモークがかかったBlack TG Light Tint、濃いスモークがかかったBlack TG Dark Tintの3つのバリエーションがあります。
一方、グレーとホワイトの2色は強化ガラスパネルのみで、グレーは薄いスモークがかかったGray TG Light Tint、ホワイトは無色透明なWhite TG Clear Tintとなります。
左右両面に強化ガラス製サイドパネルを採用し、標準で5基のLEDイルミネーション内蔵ケースファンを搭載した「Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tint」もラインナップされています。
なお各バリエーションモデルについて、PSUカバーLED、マザーボード側サイドパネル、裏配線側サイドパネルの違いをまとめると次のようになっています。
カラーバリエーション&サイドパネル、LEDファンの有無などの種類別で計6種類存在する、Fractal Design Torrentシリーズの中から、今回レビューするのはメインカラーがブラックで、両面ガラスサイドパネルを採用し、5基のLEDファンが標準で付属する「Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tint」です。
Fractal DesignのPCケースというとフルフラットデザインなDefineシリーズが最も有名で、「Fractal Design Torrent」も側面は強化ガラスのフラットパネルですが、フロントパネルは幾何学模様の幅広スリット、トップパネルは緩やかな曲面を描いており、印象的かつあまり見かけないユニークなデザインです。
「Fractal Design Torrent」の外観で特に印象が強いのは、やはりフロントパネルです。大枠でY字を描くような幾何学的模様のスリットは、1枚1枚の厚みもあり、奥のほうで交差するスリットとの重なりによって立体感を感じます。
フロントパネル下部にはFractal Designロゴが描かれたアルミニウムプレートが装着されています。さりげないワンポイントな装飾に品のある高級さを感じます。
「Fractal Design Torrent」の太いスリットで構成されたフロントパネルはPCケースシャーシから着脱が可能です。
フロントパネルは、下側にあるプラスチックのツメをヒンジにして、上側左右のボールキャッチで固定する構造になっており、ツールレスで着脱できます。
Define 7など従来の同社製PCケースにおいてフロントパパネルはプラスチックの爪でPCケースシャーシに固定されていて、割と強引にパネルをシャーシから引き剥がす感じで着脱していましたが、「Fractal Design Torrent」はフロントパネルの着脱がより容易になっているのが地味に嬉しいポイントです。
フロントパネルの裏にはツールレスで着脱が可能な防塵ダストフィルターも標準で装着されています。
またフロントパネルを取り外すと手前に引き出す構造で、PCケースボトムに装着された防塵ダストフィルターを着脱できます。
Fractal Design TorrentシリーズのTGモデルはスモークの濃さや有無について差はありますが、マザーボード側に強化ガラス製サイドパネルが搭載されています。
「Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tint」は裏配線側サイドパネルにも強化ガラスパネルが採用されています。また裏配線が目立ちにくいようにマザーボード側よりも濃いスモークがかかっています。
「Fractal Design Torrent」の左右サイドパネルは下端の溝(ヒンジ)と上端2か所のボールキャッチによって固定され、上端後方のノブによってツールレス開閉が可能というアクセサビリティーの高い構造です。パネルの装着時もシャーシの溝に上から乗せる形なので位置合わせ中にサイドパネルが脱落する心配はありません。
高エアフローを標榜するPCケースにおいてメッシュやエアスリットを設けて通気性を確保することが多い天面は、「Fractal Design Torrent」ではプラスチック製の外装で完全に塞がっています。外装素材はプラスチック製ですが、滑らかで艶のある塗装が施されていて質感も高く、安っぽさは感じません。
天面パネルはデザイン性を重視してか、緩やかに曲面を描いています。通気性はありませんが不安定なので、PCケース天面の上に物を置くには不向きです。
「Fractal Design Torrent」のフロントI/Oはトップパネル前方に実装されています。HD Audio(3.5mmステレオ出力&3.5mmマイク入力)、パワースイッチ&LED、リセットスイッチ、2×USB3.0 Type-A端子、さらに最新規格のUSB3.1 Gen2 Type-C端子と豊富です。
フロントI/Oからマザーボードに接続するケーブルは次のようになっています。パワースイッチ&パワーLEDはひとまとめのリボンケーブルになっていますが、LEDコントローラーの操作ボタンとして使用されることもあるからか、リセットスイッチのケーブルは別になっていました。
「Fractal Design Torrent」のPCケースボトムには180mmファン×2や420mm水冷ラジエーターに対応したファンマウントスペースがあり、手前に引き出す構造のダストフィルターが装着されています。
PCケース足について、インシュレーターの4つ足ではなく、前後でそれぞれひと塊のフレーム状の足が採用されています。素材はプラスチック製で、接地面にはゴムシートが貼り付けられています。PCケースボトムのエアフローを妨げないように、足にも切り抜きがあり、通気性が確保されています。
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintの内部構造の概要
続いて「Fractal Design Torrent」の内部構造について各種要素ごとに細かく見ていく前に内部構造の概要をチェックしていきます。スチール/強化ガラス製サイドパネルを外してマザーボード側を俯瞰すると次のようになっています。
「Fractal Design Torrent」は、マザーボードスペース前方を開放する近年主流なオープンレイアウトが採用されています。オープンレイアウトは複数の大型AIO水冷クーラー環境やDIY水冷環境への親和性を重視して高い空冷効果が発揮可能なエアフローパスをもつレイアウトです。
「Fractal Design Torrent」のPCケース内部にはフロントに2基の180mm角ファン、ボトムに2基の140mm角ファンで計5基のケースファンが標準で搭載されています。
「Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tint」の場合は冷却ファンにアドレッサブルLEDイルミネーションも内蔵されています。
近年のPCケースにおいて電源ユニットはボトム配置で底面吸気&背面排気のチャンバー分け、PSUシュラウドの採用が流行ですが、「Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tint」はPCケース天面後方に電源スペースがあります。
またPSUシュラウドでマザーボード側から隔てられているという点では共通していますが、エアフロー的にはマザーボード側から吸気して背面に排気するのでチャンバー分けされていません。
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintのマザーボードトレイやその周辺レイアウト、およびATXオーバーサイズなマザーボードとの互換性についてチェックしていきます。
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintのマザーボードトレイには標準でATXに合わせたスペーサーが装着されています。PCIEスロット数はATXやE-ATXに合わせて7段が設置されています。
予備のスペーサー1つとスペーサーを外すためのプラスネジ変換六角ソケットが付属します。プラスネジ変換六角ソケットをスペーサーに被せれば一般のプラスドライバーを使用して簡単にスペーサーの着脱が可能です。
マザーボード固定用スペーサーを装着するためのネジ穴にはA、M、Iなどの添え字が刻印されており使用するマザーボードに合わせて使うべきレイアウトが一目で分かります。右端にある3カ所のネジ穴に付属のスペーサーを装着すればSSI-EEBなどサーバー・ワークステーション向けマザーボードも設置できます。
またマザーボード固定用スペーサーのうち中央の1つはネジ穴ではなく、凸状の出っ張りになっています。
マザーボードのネジ止めの際には中央スペーサーの出っ張りにマザーボードを引っかけて位置を固定することができるので、マザーボードのネジ止めが容易になる賢い構造です。
マザーボードトレイの上側と右側はグロメット付きの裏配線用ケーブルホールが大きく取られています。ケーブルホールは横幅30mm程度と広いので太いケーブルも楽々と通せます。
「Fractal Design Torrent」にATXマザーボードを設置すると下のようになります。マザーボードトレイの上と右には大きくケーブルホールが開けられているので各種配線もスムーズに行えます。
またFractal Design Torrentでは製品スペックでも公表されているようにマザーボード設置スペースは横幅にも余裕があるので、ATXサイズよりも横幅が30mm程度大きいE-ATXサイズに対応し、付属スペーサーを追加すればSSI-EEBサイズのマザーボードも設置することが可能です。
ただしATXよりも横幅の大きいマザーボードを設置すると、マザーボードトレイ右側にある2つのケーブルホールに被さってしまい、ATXよりも30mm程度大きいE-ATXマザーボードの場合、ケーブルホールは10mm幅程度しか残らないので注意が必要です。
空冷CPUクーラーの高さクリアランスについては全高188mmまでが確保されているとのことでしたが、実測の高さクリアランスは184mm程度でした。
数mm程度の誤差はあるかもしれませんが、180mmまでは確実に対応しているので、大型のハイエンド空冷CPUクーラーでもPCケースサイドパネルとの干渉の心配は事実上ありません。
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintの裏配線スペース
「Fractal Design Torrent」の裏配線スペースについてチェックしていきます。左サイドパネルを取り外すとFractal Design Torrentのマザーボード裏スペースにアクセスできます。Fractal Design Torrentの裏配線スペースの全体は次のようになっています。
マザーボードトレイのCPUクーラーメンテナンスホールも大きくとられていて、縦長でメンテナンスホールからはみ出しやすいAM4マザーボードもしっかりと収まっています。バックプレート型のCPUクーラーでもマザーボードをPCケースに装着したままで着脱が可能です。
「Fractal Design Torrent」の裏配線スペースについては、マザーボードトレイ上の5か所にマジックテープ式のケーブルファスナーがあり、ケーブルホール左側の3か所にはさらにプラスチック製ケーブルガイドも設置されています。シンプルで配線しやすそうなデザインです。
裏配線スペースの厚さはマザーボードトレイやシャーシの凹凸で若干前後しますが、32mm程度は確保されているので、余裕をもってケーブルマネジメントが可能です。
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintのストレージ設置スペース
続いて「Fractal Design Torrent」のストレージ設置スペースをチェックしていきます。「Fractal Design Torrent」のストレージ積載数については裏配線スペースを見ての通りシンプルで、4基の2.5インチストレージと2基の3.5インチストレージが設置可能です。
2.5インチストレージトレイについて
まずは2.5インチストレージトレイを使用したスペースについてチェックしていきます。「Fractal Design Torrent」の裏配線スペース前方には縦1列に4基の2.5インチストレージトレイが装着されています。
2.5インチストレージトレイはスチール製プレートになっており、トレイ長辺(PCケースで下向き)にある2カ所の爪と、逆側の脱落防止機能付きハンドスクリューでPCケースに固定する構造になっています。防振ゴム等はないので機械駆動部分のない2.5インチSSD向けのストレージトレイです。
3.5インチストレージトレイについて
続いて3.5インチストレージトレイを使用したスペースについてチェックしていきます。「Fractal Design Torrent」の裏配線スペース、CPUメンテナンスホールのすぐ下には、左右に並んで2基の3.5インチストレージトレイが装着されています。
3.5インチストレージトレイはスライドさせて底面にあるスリットにPCケース側のツメを引っ掛け、脱落防止機能付きハンドスクリューでネジ穴に固定するという固定方式が採用されています。
またストレージトレイに3.5インチHDDを装着するための左右のネジ穴には防振ラバーパッドが装着されており、HDDの振動によってPCケースの共振が発生するのを抑制できます。
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintのグラフィックボード設置スペース
「Fractal Design Torrent」のグラフィックボード設置スペースについてチェックしていきます。まず製品スペックを見ると、「Fractal Design Torrent」のグラフィックボード設置における長さ方向のクリアランスについて、標準搭載のフロントファン(38mm厚)を含めても全長426mmまでが確保されています。
NVIDIA GeForce RTX 3080/3090のようなハイエンドGPUを搭載するグラフィックボードのオリファンモデルでも全長320mmを超えるモデルは稀なので基本的に干渉の心配はありません。
製品スペックの通り300mm超のスペースがあるのでGeForce RTX 3080/3090やRadeon RX 6800/6900 XTなど巨大なオリファンモデルの多いハイエンドグラフィックボードを問題なく設置できるスペースが確保されています。
全長350mm超かつ3スロット占有GPUクーラー搭載の超巨大オリファンモデル「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3090 AMP Extreme Holo」でも余裕です。
グラフィックボードの高さ方向についても80mm程度と十分な余裕があるので、補助電源ケーブルはもちろん、背の高い基板のオリファンモデルにDIY水冷のフルカバー水冷ブロックを装着してもターミナル部分がサイドパネルと干渉する心配はありません。
「Fractal Design Torrent」にはハイエンドグラフィックボードユーザーには嬉しい機能としてグラフィックボードホルダーが標準で付属します。
Fractal Design Torrentの付属GPUホルダーは、水冷ポンプ&リザーバー用として設けられているネジ穴スリットに固定する構造になっており、裏配線側からハンドスクリューで固定します。
Fractal Design Torrentの付属GPUホルダーは、シャーシ側ネジ穴スリットが横長なので左右方向に移動でき、縦フレームのネジ穴スリットに合わせて上下移動、L字フレーム状でグラフィックボードを保持するゴムカバー付きノブを前後移動できます。
Fractal Design Torrent付属のGPUホルダーを使用すれば、1kgを超える重量級かつ300mm前後の長尺なグラフィックボードでも、グラフィックボード基板が反り曲がらず、マザーボードのPCIEスロットの負担が軽減できるので安心です。
管理人がPCケースをチェックする時の重箱の隅をつつくような細かい項目、PCIEスロットの固定ネジとシャーシの干渉についてですが、Fractal Design Torrentでは固定ネジ上にシャーシが被っておらずしっかりとクリアランスが確保されています。これならドライバーを使用した拡張ボードのネジ止めも簡単です。
Fractal Design Torrentには垂直PCIEブラケットがありませんが、汎用ライザーケーブル付きブラケット「Fractal Design Flex B-20」も使用すれば、グラフィックボードの垂直設置も可能です。
なお、Fractal Design Flex B-20のライザーケーブルはPCIE4.0には非対応なので、PCIE4.0接続でグラフィックボードを使用したい場合は、サードパーティー製の汎用品を使う必要があります。
Fractal Design Flex B-20の組み立ては簡単ですが、PCへの組み込み手順には注意点が1つあり、ブラケットをPCケース内に固定する前に、グラフィックボードをブラケットに装着しておく必要があります。
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintの電源ユニット設置スペース
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintの電源ユニットの設置個所付近をクローズアップしていきます。近年の自作PCケースでは電源ユニットをボトムに配置して電源のみチャンバー分けしてしまうのが一般的ですが、「Fractal Design Torrent」の大きな特長として、PCケース上部後方に電源ユニット設置スペースが設けられています。
またPSUシュラウドで隔てられていてマザーボード側から見えないという点ではボトム配置と共通していますが、エアフロー的にはマザーボード側から吸気して背面に排気するのでチャンバー分けされていません。
PCケース背面の左端には上から下へ縦に並んで4つのケーブルファスナーが装着されており、電源ユニットから伸びるACケーブルを含め、各種ケーブルをスマートに配線できます。
「Fractal Design Torrent」で電源ユニット設置スペースにアクセスするには、天面パネルを取り外す必要があります。天面パネルはPCケース背面の2カ所のハンドスクリューで固定されています。
ネジは脱落防止になっているので、緩めていってグラグラしたところで回すのを止め、トップパネルを後方へスライドさせます。
以上の手順で簡単にトップパネルを取り外して、電源ユニット設置スペースにアクセスできます、
ちなみにトップパネルはプラスチック製、裏側は補強のためハニカム構造になっていました。吸音素材等は貼り付けられていません。
Fractal Design製PCケースではDefine 7をはじめ、電源用ブラケットを組み合わせたスライド挿入構造を採用するものが多いですが、「Fractal Design Torrent」では電源ユニットの固定方法として、単純にPCケース内から電源ユニットを配置して外側からネジ止めする構造が採用されています。
吸気スリットの両サイドには縦に3つずつ電源ユニットの安定した固定と電源ユニット冷却ファンの振動によるPCケースとの共振を防止するためゴム足がスタンドとして設置されています。
電源ユニットの奥行のクリアランスについて、単純に電源ユニット自体の奥行としては240mm程度のスペースが確保されています。奥行200mm超のハイエンド電源ユニットにも問題なく対応できます。
その先には斜めにせり上がっていますが、50mm程度の奥行で電源ケーブルの配線に使用可能なスペースがあり、ケーブルファスナーも装着されています。
電源ユニット設置スペースの左右に注目すると、マザーボード側は塞がっていますが、裏配線側は完全に開放されているので、ケーブルホールを介してマザーボード側へもスムーズに電源ケーブルを配線できます。
今回はFractal Design Torrentシリーズと同時発売となる80PLUS Platinum認証を取得かつ電源容量860Wのハイパフォーマンス電源ユニット「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」を設置してみました。
・「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」をレビュー
Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860Wは860Wの大容量電源ユニットながら奥行150mmとコンパクトなので、プラグイン端子側で90mm程度のスペースを広々と電源ケーブルの配線・収納に利用できます。
ボトム配置が主流な現在、「Fractal Design Torrent」のような電源のトップ配置は、自作PCでは過去の遺物感がありますが、電源ユニットの設置、プラグインケーブルの着脱、電源ケーブルの配線距離など様々な面で非常に配線しやすかったのはかなり意外でした。
Fractal Design TorrentシリーズとFractal Design Ion+ 2 Platinumシリーズを組み合わせれば、自作PC初心者でも電源ケーブルをスマートに配線できると思います。
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintのファン・水冷ラジエーター設置スペース
続いて「Fractal Design Torrent」の冷却ファンと水冷ラジエーターの設置スペースについてチェックしていきます。ファン・ラジエーター設置スペースの概要
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintのファン・ラジエーター積載可能数について簡単にまとめると、PCケースリアには120サイズ or 140サイズ、PCケースフロントには最大で360サイズ(120mm×3, 180mm×2) or 420サイズ(140mm×3)、PCケースボトムには360サイズ(120mm×2) or 420サイズ(140mm×3)のファンもしくはラジエーターを設置することが可能です。
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintの製品スペック上の冷却ファンおよび水冷ラジエーターの積載可能サイズ・数量については基本的に公式マニュアルの概略図を参照するのが一番わかりやすいので、マニュアル図解を念頭に実機写真で補足をしていこうと思います。
「Fractal Design Torrent」は一般的な120mm角と140mm角に加えて、180mm角のファンに対応しており、各スペースのファン設置可能数は次のようになっています。
「Fractal Design Torrent」の水冷ラジエーター搭載可能数は次のようになっています。またファン・ラジエーターではありませんが、「Fractal Design Torrent」はケーブルホールの右隣に設けられたネジ穴スリットを使用することで、リザーバー・ポンプを固定でき、PCケース天面には21mm×2と25.4mmのフィルポートがあります。
中央に配置されたリザーバー・ポンプの設置スペースについて、38mm厚のファンから計ったクリアランスが80mm程度、ATXマザーボードの右端から計ったクリアランスが80mm程度となっています。
フロント設置のファン&ラジエーターについては合計の厚みが100mmを超えない限り問題ないので気にする必要はありませんが、グラフィックボードについては水冷ブロック換装後の全長が280mmを超えるとリザーバー・ポンプと干渉の心配があります。
全長の大きい基板のグラフィックボードを水冷化して、このスペースにリザーバー・ポンプを設置する場合は、ザーバー・ポンプの長さが200mm以下であれば上側にオフセットすることで設置が可能です。
付属ファン Prisma AL-14 PWM ARGB PWM について
「Fractal Design Torrent」には定格1700RPMの140mm角ケースファン「Prisma AL-14 PWM ARGB PWM」がPCケースボトムに3基、標準で設置されています。なお非RGBのTorrentシリーズには「Dynamic X2 GP-14 PWM」が3基付属します。Prisma AL-14 PWM ARGB PWMの定格(最大)回転数は1700RPM、PWM速度調整に対応し、500~1700RPMの範囲内で制御可能です。白色ブレードは軸受け部分に内蔵されたLEDイルミネーションの光を拡散し、ブレード全体やフレーム状リングに鮮やかな色が行き渡らせる特殊素材です。
軸受にはMTTF(平均故障時間)がトップクラスの100,000時間である高級LLS軸受けを使用し、さらにハブ部分にベアリングの軸圧力を軽減するカウンターバランスマグネットを採用することでベアリングの耐用性を更に強化しています。
固定用の支柱はファンブレードに対して垂直になっており、ファンブレードが支柱を通るときに通常発生するノイズを抑制しています。ファンブレードの付け根部分にある3つの切り込みはファンブレードが固定用の支柱を通るときに発生するノイズを拡散する事で抑制します。
空気力学的に基づき設計された薄板状の支柱、航空機の翼に一般的にみられるデザインを模倣したファンブレードは、正しい角度で簡単に空気が流れる様にする事でノイズや望ましくない乱流の発生を低減します。
ファンブレードの後縁付近には航空機の翼のデザインによくみられる「トリップワイヤー技術」という構造をしており、マイクロ乱流層を発生させ全体的に効率の良い静かなエアフローを実現するそうです。
ファンフレームのネジ穴周辺部分には、高回転時に発生しやすい振動やノイズを抑制し、静音性を高める防振ラバーパッドを搭載しています。
Prisma AL-14 PWM ARGB PWMからはPWM対応4PINファンケーブルに加えて、ファンに内蔵されたLEDイルミネーションに給電およびライティング制御するためのARGB対応VD-G型汎用3PIN LEDケーブルが伸びています。
付属ファン Prisma AL-18 PWM ARGB PWM について
「Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tint」には定格1200RPMの180mm角ケースファン「Prisma AL-18 PWM ARGB PWM」がフロントに2基、標準で付属します。なお非RGBのTorrentシリーズには「Dynamic X2 GP-18 PWM」が2基付属します。Prisma AL-18 PWM ARGB PWMの定格(最大)回転数は1200RPM、PWM速度調整に対応し、300~1200RPMの範囲内で制御可能です。白色ブレードは軸受け部分に内蔵されたLEDイルミネーションの光を拡散し、ブレード全体やフレーム状リングに鮮やかな色が行き渡らせる特殊素材です。
Prisma AL-18 PWM ARGB PWMは180mm角なので、一般的に大型ファンに分類される140mm角ファンと比較しても縦横サイズが巨大ですが、厚みも38mmと分厚いのが特徴です。
軸受にはMTTF(平均故障時間)がトップクラスの90,000時間である高級LLS軸受けを使用し、さらにハブ部分にベアリングの軸圧力を軽減するカウンターバランスマグネットを採用することでベアリングの耐用性を更に強化しています。
固定用の支柱はファンブレードに対して垂直になっており、ファンブレードが支柱を通るときに通常発生するノイズを抑制しています。ファンブレードの付け根部分にある3つの切り込みはファンブレードが固定用の支柱を通るときに発生するノイズを拡散する事で抑制します。
空気力学的に基づき設計された薄板状の支柱、航空機の翼に一般的にみられるデザインを模倣したファンブレードは、正しい角度で簡単に空気が流れる様にする事でノイズや望ましくない乱流の発生を低減します。
ファンブレードの後縁付近には航空機の翼のデザインによくみられる「トリップワイヤー技術」という構造をしており、マイクロ乱流層を発生させ全体的に効率の良い静かなエアフローを実現するそうです。
ファンフレームのネジ穴周辺部分には、高回転時に発生しやすい振動やノイズを抑制し、静音性を高める防振ラバーパッドを搭載しています。
Prisma AL-18 PWM ARGB PWMからはPWM対応4PINファンケーブルに加えて、ファンに内蔵されたLEDイルミネーションに給電およびライティング制御するためのARGB対応VD-G型汎用3PIN LEDケーブルが伸びています。
Nexus 9P Slim PWM Fan Hubについて
裏配線スペースの前方、底面付近、フレームの折り返しの隙間部分にはPCケース備え付けのPWMファンコントローラー「Nexus 9P Slim PWM Fan Hub」が設置されています。Nexus 9P Slim PWM Fan Hubは制御用の4PINファン端子ケーブルと電力供給用のSATA電源ケーブルが伸びています。Nexus 9P Slim PWM Fan Hubは36W(12V, 3A)の出力に対応し、マザーボードの1つのPWM対応4PINファン端子を制御ソースとして、ファンハブに接続された最大9基のファンを制御できます。
Torrentの初期ロットについて、付属ファンハブに製造時の破損でショートの可能性があるとFractal Design公式よりアナウンスがあり、国内でも代理店より、改良済み新バージョンへの交換などの対応について発表されました。
2020年10月1日より購入済みユーザーへの交換、新バージョン交換済み製品の販売が開始されます。
修正バージョンではファンハブの右下に"V1.1"の刻印があります。もしも刻印がないロットを入手した場合は、購入店舗、もしくは国内正規代理店へ問い合わせて下さい。
ファン・ラジエーター設置スペースを実機でチェック
上で解説した概要を念頭に、「Fractal Design Torrent」のファン・ラジエーター設置スペースについて実機写真からチェックしていきます。PCケースリアのファン・ラジエーター設置スペースについてですが、標準ではファンを非搭載ですが、120mm角もしくは140mm角のケースファンを1基設置できます。
仕様上は120サイズや140サイズのラジエーターに対応していますが、ネジ穴位置が固定で上下にオフセットできないので、ラジエーターのターミナル部分の幅によってはPCケースと干渉する可能性もあります。120mmサイズの場合は30mm程度のスペースがあるのでギリギリいけそうですが、140mmサイズでは20mm程度しかないので水冷ラジエーターは難しい気がします。
PCケースフロントのファン・ラジエーター設置スペースについてですが、フロントパネル裏には標準で2基の180mm角ケースファンが吸気構成で設置されています。
PCケース内への埃の混入を抑えるためツールレスで着脱可能な防塵ダストフィルターも用意されているので吸気スペースに使用するのがおすすめです。
「Fractal Design Torrent」は特殊サイズですが180mm幅で長さ180mm/360mmの水冷ラジエーターにも対応します。選択肢はあまりありませんが、180mm×2の360サイズであれば45mm厚の「Alphacool NexXxoS XT45 Full Copper 180mm Dual radiator」が発売されています。
上写真の通り、標準では180mm角の大型ケースファンが2基設置されていて、120mm角や140mm角のファン・ラジエーターに対応したネジ穴はありませんが、「Fractal Design Torrent」にはフロント120/140mmファン用ブラケットが付属しています。
180mmファンと上下の隔壁を取り外すと、フロント120/140mmファン用ブラケットを装着でき、最大で120mm×3や140mm×3のケースファンや、360mm/420mmの水冷ラジエーターに対応します。
フロント120/140mmファン用ブラケットを使用して360mm(120mm×3)サイズラジエーターを設置するとこんな感じになります。
フロント120/140mmファン用ブラケットで水冷ラジエーターを使用する場合、前方にファン、後方にラジエーターを配置してブラケットを挟み込む形で設置しますが、ブラケットの奥行は40mm弱あるので、25mm厚よりも厚みの大きい冷却ファンも使用できます。
PCケースボトムのファン・ラジエーター設置スペースの設置可能なサイズ・数量については上で紹介したとおり、ケースファンであれば最大で120mm×3 or 140mm×3 or 180mm×2です。
PCケースボトムには大型の防塵ダストフィルターも設置されているのでボトム吸気構成でもPCケースへの埃の混入を抑制できます。PCケースボトムのファン・ラジエーターマウントブラケットは着脱が可能です。
「Fractal Design Torrent」ではPCケースボトムへのファン・ラジエーターの設置に着脱可能なマウントブラケットを使用します。マウントブラケットには手前のネジ穴スリットを基準にして奥へ向かって、120mm角、140mm角、180mm角に対応したネジ穴スリットがあります。
「Fractal Design Torrent」のPCボトムについて、7段目のPCIEスロットとのクリアランスは40mm程度なので、「Prisma AL-18 PWM ARGB PWM」や「Dynamic X2 GP-18 PWM」といった38mm厚のファンでも干渉せずに設置できます。
Fractal Design Torrentのボトムスペースは水冷ラジエーターについても最大で360mm(180mm×2は非対応)や420mmに対応していますが、PCIEスロットやフロントのファンラジエーターとの干渉に注意する必要があります。
特にPCIEスロットについては40mm厚程度しかスペースはないので、水冷ラジエーターを設置した場合、一般的な30mm厚ラジエーター&25mm厚ファンを使用すると7段目のPCIEスロットは排他利用になります。
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintのビルドギャラリー
記事冒頭で紹介した自作PCパーツを組み込んで「Fractal Design Torrent」を使用した自作PCを組んでみたのでその作成例のギャラリーとなります。「Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tint」はLEDイルミネーションも豪華です。アドレッサブルLEDイルミネーションを搭載したASUS製マザーボードやZOTAC AMP Holoシリーズグラフィックボードはデザイン的にも親和性が高いと思います。
Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tintのレビューまとめ
最後に「Fractal Design Torrent」を検証してみた結果のまとめを行います。簡単に箇条書きで以下、管理人のレビュー後の所感となります。良いところ
- 幾何学模様の幅広スリット採用でユニークなデザイン
- 180mmファン対応でエアフローに優れている
- 2基の180mmファンと3基の140mmファンを標準搭載
- 内部を一望できる強化ガラスパネル搭載モデルがラインナップ(RGBは両面ガラス)
- フロント/サイドパネルはボールキャッチによって容易に着脱可能
- PWM制御に対応したファンコンハブ「Nexus 9P Slim PWM Fan Hub」を標準搭載
- 400mm超の大型グラフィックボードにも対応
- 重量級グラボを支えるGPUホルダーを標準搭載
- マザーボード側からの電源ユニットや電源ケーブルをPSUシュラウド採用
- 電源ユニットのトップ配置は電源ケーブルの配線がしやすい
- 2.5インチ4基、3.5インチ2基で計6基のストレージを設置可能
- フロント/ボトムはマルチファン大型水冷ラジエーターに対応
- フロント/ボトムには着脱の容易な防塵ダストフィルター搭載
- RGBは税込み3.8万円、Solidでも2.8万円とやや高価
- トップパネルやソリッドパネルには吸音素材が使用されていない
- トップパネルは湾曲しているので物を置くことはできない
「Fractal Design Torrent」の最も特徴的でまず目につく構造は、幾何学模様の幅広スリットが採用されたフロントパネルだと思います。見た目が良いだけでなく、幅広いスリットによって広い通気面を確保し、標準搭載された180mm角38mm厚の巨大ファンによって優れたエアフローも実現しています。
公式仕様値でTGP300Wを超えるハイエンドグラフィックボードが登場したというのが20年末から現在にかけて大きなトピックですが、そういったグラフィックボードを効率的に冷やすことが可能な「Fractal Design Torrent」は狙いすましたようなタイミングで登場を果たしたと思います。
近年主流なボトム配置ではなく、電源ユニットをトップ配置にすることでボトムスペースを全て吸気面にでき、標準で3基の140mmケースファンを搭載しているので地面付近でより低温、フレッシュな空気を取り込むことが可能なので、この点でもエアフロー性能の高さを再認識できます。
また電源ユニットのトップ配置自体も過去の遺物かと思いきや、30mm+厚な裏配線スペースとの組み合わせによって、綺麗かつスムーズな電源ケーブルマネジメントが可能になっていて、自作PCの組み易さにも一役買っていました。
Torrentシリーズは高性能ケースファンを5基も標準搭載しているだけにやや値が張るのはネックですが、エアフローに優れ、組み易い設計なので、自作PC初心者にもオススメできる製品だと思います。実用性重視やSolidモデルはTorrentシリーズの中でも一番安価なので特に。
また今回レビューした「Fractal Design Torrent Black RGB TG Light Tint」は、Torrentシリーズの特長はそのままに、付属する5基のファン全てにアドレッサブルLEDイルミネーションを搭載し、左右が共に強化ガラス製ウィンドウパネルなので、Torrentシリーズのユニークかつスマートなデザインと相まって魅せる自作PCに最適なPCケースだと思います。
以上、「Fractal Design Torrent」のレビューでした。
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180mmファンに対応する高エアフローと魅せるデザインを追求した新型PCケース「Fractal Design Torrent」をレビュー。
— 自作とゲームと趣味の日々 (@jisakuhibi) August 23, 2021
両面ガラスサイドパネルを採用し、5基のLEDファンが標準で付属するTorrent Black RGB TG Light Tintで魅せるゲーミングPCを組んでみた。https://t.co/XIsU6yNUtk pic.twitter.com/hMlWHv9hsE
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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ただAIO水冷を使っている身からすると、せっかくの大型ファンとか生かせないのが悩ましいです。