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KIWI designから発売されたMeta Quest 2 (メタ クエスト 2、旧Oculus Quest 2)用コントローラーに装着できるナックル式カバーの上位モデル「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」をレビューします。
ナックル式のコントローラーカバーはプレイ中は非常に便利な反面、バッテリー交換のたびにいちいちコントローラーに着脱する必要があって面倒なので使っていなかったのですが、KIWI designのナックル式カバーは装着したままバッテリー交換が可能な開閉式の蓋があるので、Meta Quest 2ユーザーにはマストバイなアクセサリーです。
製品公式ページ:https://www.kiwidesign.shop/collections/knuckle-grips-cover-for-quest-2/products/top-version-controller-grips-cover
最初に補足しておくと、Meta Quest 2コントローラー用のナックル式カバー自体はすでにサードパーティー各社から発売されていますが、Meta Quest 2コントローラーは単三電池の交換式となっており、電池が切れたらコントローラーのバッテリーカバーを外して電池を交換する必要があります。
電池交換のたびにナックル式カバーも着脱するというのは面倒なので、これまで管理人はナックル式のストラップを使用していました。ただ、電池交換自体は簡単なのですが、ストラップの逆端をリング部分に固定するので手の甲へのフィット感がいまいちという欠点がありました。
そこで先日レビューした「KIWI design Controller Grips Cover with Battery opening」はというと、ナックル式カバー自体に開閉式のバッテリー蓋があり、カバーを装着したままで電池を交換できるという、とても便利な構造でした。
そして今回レビューするのは上位モデルとなっており、装着したままバッテリー交換可能な構造はそのままに、グリップ部の大型化、クッション入りナックルストラップ、ボタンで調整可能なゴム紐構造、備え付けリストストラップといった多くの改良が施されていて、通常モデルでも良好だった装着感がさらに劇的に改善されます。
さて本題の「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」について紹介していきます。
「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」の内容品は、シリコン製コントローラーカバー本体、交換用バッテリープルタブ、布製ナックルストラップカバー、クイックマニュアルです。
あとオマケ的に、KIWI designから発売されている、Meta Quest 2コントローラーのトラッキングリングを保護するシリコンカバー「Halo Controller Protector Silicone Cover」も付属します。
「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」には、今回管理人が購入したパープルに加えて、ホワイト、ブラック、レッド、ブルー、ピンクの6色が展開されています。
さらに左右コントローラーが一目で見分けられる、Nintendo Switch的な複合カラーモデルも3色展開されています。
国内で発売されていないカラーはKIWI designの公式通販から購入が可能です。日本国内への発送にも対応し、送料は無料、支払い方法やPayPalやGooglePayが使用できます。
今回、管理人はパープルを購入したのですが、実物はサンプルイメージの通り、紫というよりは薄く淡い感じで、ラベンダーな色味でした。
「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」の装着手順を説明すると、まずはコントローラーからバッテリーカバーやストラップを取り外します。電池も取り出しておいてください。
標準モデルでは開口ありカバーを装着する下準備がありましたが、「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」ではシリコンカバーの中に最初からプラスチック製バッテリー蓋が固定されています。なのでコントローラー側の下準備は上のように、標準のバッテリー蓋とストラップを取り外すだけです。
シリコンカバーを装着する前に、コントローラー本体と中で挟まらないよう、バッテリー蓋を開いて、電池プルタブを外に引き出しておいてください。
「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」のグリップ部分にコントローラーを直接挿入します。
初見だと位置合わせが少々難しいかもしれませんが、リングの根本が一致するように調整すると上手くハマるはずなので、カチッと音が鳴るまで挿入してください。
シリコンカバーの中にコントローラーをしっかりと挿しこんだら、人差し指トリガーの上にあるタブに逆側を引っ掛けて固定します。
「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」の装着については初見だとシリコンカバー内のバッテリー蓋が上手くハマるように位置調整に手間取るかもしれませんが、慣れれば30秒程度で組み立てることができます。
左右コントローラーともに以上の手順で簡単に「KIWI design Meta Quest 2コントローラー用ナックル式カバー」を装着できます。あとお好みでリングに保護用シリコンカバーも装着してください。
当然ですが、シリコンカバーは正確に開口されていて、Meta Quest 2コントローラーの各種ボタンと干渉することはありません。
「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」はコントローラーにピッタリサイズでぶかぶかした感じもありません。シリコン製のカバー表面はサラサラ感もありつつ、滑らない程度にしっかりとしたグリップも効きます。
電池ボックスも蓋を締めればコントローラ外装曲面と一致し、バッテリーカバー部がペコペコと凹んだりすることもないので、グリップに違和感はありません。
記事冒頭でも書いたように、「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」のシリコンカバーにおいて電池ボックス部分は、カバーを装着したままで電池交換できるよう、開閉可能になっています。
操作感的には便利な反面、電池交換的に面倒なナックル式カバーでしたが、「KIWI design Meta Quest 2コントローラー用ナックル式カバー」なら装着したままで電池を交換できます。
コントローラー本体に装着した開口ありバッテリーカバーにはプラスチックフィルム製のプルタブが付いているので、電池の取り出しも簡単という親切設計です。
プラスチックフィルム製プルタブは数回で破損するほどヤワではありませんが、耐久性が優れているわけでもないので、交換用部品が4枚付属しています。
「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」が標準モデルとは異なる、大きな特長の1つはナックル式ストラップの構造です。
標準モデルではPVC製ストラップをマジックテープで長さ調整する構造でしたが、「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」はシリコン製ストラップの末端にゴム紐が伸びていて、カバー末端のボタンによってゴム紐(ストラップ全体)の締め具合を調整できます。
手の甲に触れるナックルストラップ本体も、標準モデルは単純なPVCテープですが、「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」では6.5mm厚の形状記憶スポンジを内蔵したシリコンストラップになっており、幅も広く、手の甲を優しく包み込んでくれます。
ナックルストラップがシリコンだと滑る、汗でベタつくのが気になる人向けに、オプションとしてマジックテープで着脱できるファブリックパッドも付属しています。ただ、このファブリックパッドは細かい糸クズが落ちるのが気になりました。素材にはもう少し配慮して欲しかったところ。
「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」は手が大きい人を想定した設計になっており、カバーなしや標準モデル装着時よりもグリップの径や長さが大きくなっています。
ただしMeta Quest 2のコントローラーはグリップ部が小さめなので、このナックルカバーを装着したほうが、むしろ成人男性には(日本人でも)ちょうどいいサイズになると思います。
「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」はグリップが長いので、手のひら全体でコントローラーをしっかりと握れます。
これだけだと大差ないように思えるのですが、実はグリップの長さがナックル式カバーの装着感全体に大きな影響を与えていました。
通常のグリップの長さだとナックル式ストラップの下側がUの字を描いて手の甲の小指に繋がる骨の当たりを包む形になってしまい、グリップに手のひら全体がしっかりと密着せず、やや窮屈で、ナックル式ストラップを使用していても、”手の甲にコントローラーを引っ掛けている”という感覚があります。
「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」だと、ナックル式ストラップの下端と手の甲の外側に十分な距離があるので、手のひら全体がしっかりとグリップに接し、またナックル式ストラップがクッション入りで柔らかいこともあって、手を開いていても、コントローラーが手に吸い付いているような感覚でした。手とコントローラーの一体感がさらに高まります。
ゴム紐&ボタンロック構造で着脱が楽、程度の違いと思いきや、装着感には大きな差があり、実際に使ってみて驚きました。装着感を重視するなら標準モデルよりも、断然、「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」がオススメです。
「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」の欠点を挙げるとすれば、装着時の重量が結構重くなることでしょうか。
カバーなし状態(電池込み)でだいたい150~160g程度、KIWI designのナックルカバー標準モデルを装着して190gのところ、「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」を装着すると重さは230gを超えます。
最後に、「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」を使用するとコントローラーが大きくなってしまいますが、Meta Quest 2純正アクセサリのバッテリー付きEliteストラップとトラベルケースの組み合わせでギリギリですが収納できました。
以上、『Meta Quest 2用の最強ナックル式カバーをレビュー』でした。
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Meta Quest 2用コントローラーに装着できるナックル式カバーの上位モデル「KIWI design Top Version Controller Grips Cover for Meta Quest 2」をレビュー。
— 自作とゲームと趣味の日々 (@jisakuhibi) December 9, 2021
付けたまま電池交換可能な構造はそのままに、装着感も予想以上、標準モデルを大きく上回りました。https://t.co/RBesfKReK4 pic.twitter.com/FGvUbi1Q3F
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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