初期型PS5のCFI-1000/1100/1200でM.2 SSDを増設する手順、その後のシステム設定について解説。データのバックアップや用意するものなど事前準備についても。
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PlayStation 5はM.2 SSDによるPS5対応ゲームを直接起動可能なストレージの拡張に対応しているので、初期型PS5(CFI-1000、CFI-1100、CFI-1200)でM.2 SSDを増設する手順、その後のシステム設定について解説します。
増設に使用するM.2 SSD自体は増設後の初回起動時にフォーマットされて、内部データが削除されますが、PS5の本体ストレージ、USB拡張ストレージ、USBドライブのデータには影響は一切ありません。
作業中に静電気等でPS5本体を破損してしまうような特殊ケースを除けば、M.2 SSDの増設がPS5のシステムやこれまで保存してきたデータに影響することはないので安心して作業を進めてください。
もう1点、PS5にM.2 SSDを増設する際、拡張スロットカバーの取り外しとM.2 SSD自体の固定で、”1番”という規格のプラスドライバーが必要になります。
対応するプラスドライバーを持っていない人は、マグネット付き、軸長75mmでコンパクトな細軸、信頼性の高いベッセル製の「クリスタライン ドライバー 6100 +1×75mm」がオススメです。1本で購入できて価格も200~300円です。
PlayStation 5のストレージ増設に使用するM.2 SSDについては、こちらの記事でオススメ製品を詳細に解説しています。
SSD自体も未購入で、これから増設を検討している人はこちらの記事も是非参考にしてください。
新型PS5(CFI-2000)もほぼ同じ手順ですが、内部構造が少し違うので、こちらの記事を参照してください。
PS5でカバーが取り外し方向へスライドしないようにロックしているのは、縦置きした時に上側奥に当たる角にある2つの丸形の出っ張りだけなので、ここを外に引っ張って浮かせ、縦置き時の下方向へカバーを押すor引くと簡単に外れます。
M.2 SSD増設用の拡張スロットは、PS5の正面から見て右側面の手前に配置されています。
拡張スロットにネジ止めされた金属製カバーを取り外すと、最大でM.2 22110サイズに対応したM.2スロットが現れます。なおPS5のSSD増設には1番のプラスドライバーが必要です。
M.2 SSD固定用ネジ&スペーサーが、標準ではM.2 22110サイズに合わせて装着されているので、まずはこれを取り外します。
80(M.2 2280)、110(M.2 22110)のようにサイズに合わせて基板上には数字が記載されているので、使用するM.2 SSDのサイズの数字が書いてある穴にスペーサーを装着します。通常は80(M.2 2280)のはず。
スペーサーを装着したらM.2スロットにM.2 SSDを挿入します。M.2 SSDは水平から10度くらい、少しだけ斜めにしてゆっくりと挿入してください。小さく薄い基板なので、破損しないように注意を。M.2スロットに奥まで挿入出来たらネジを固定します。
あとは金属製カバーをネジ止めしてPS5の側面カバーも装着し直したら、M.2 SSD増設の物理的な作業は完了です。
PS5の初回起動時、M.2 SSDがPS5用にフォーマットされていない場合、次のようなフォーマット画面が表示されます。増設したM.2 SSDのフォーマットは、PS5の本体ストレージには何も影響しないので安心してください。
フォーマットを選択すると増設したM.2 SSDのフォーマットが始まります。
増設したM.2 SSDの中にデータを保存していた場合、フォーマットによって全て消えるので、大切なデータがある場合は事前にバックアップしておいてください。
M.2 SSDのフォーマットが完了すると、PS5上でそのSSDを使用した時の連続読み出し速度が表示されます。OKを選択するとPS5が通常メニューで起動します。
増設したM.2 SSDストレージの空き容量、本体ストレージ等にインストール済みコンテンツは、「設定 - ストレージ」から確認できます。
PS5にM.2 SSDを増設しても、PS5ネイティブ対応タイトルのインストール先は標準では本体ストレージのままなので、「インストール先」の項目からM.2 SSDストレージを選択します。
これで次回以降、ゲームをダウンロードしたらM.2 SSDストレージのほうに直接保存されるようになります。
本体ストレージにインストール済みのゲームについては、同じく「設定 - ストレージ - 本体ストレージ - ゲームとアプリ」の順番にアクセスし、各アプリを選択して表示される「移動する項目を選択」でM.2 SSDストレージへ移動させることができます。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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PlayStation 5はM.2 SSDによるPS5対応ゲームを直接起動可能なストレージの拡張に対応しているので、初期型PS5(CFI-1000、CFI-1100、CFI-1200)でM.2 SSDを増設する手順、その後のシステム設定について解説します。
M.2 SSDの増設でPS5側に事前準備は必要?
PlayStation 5にM.2 SSDを増設するに当たって、既存データのバックアップ等の作業は必須ではありません。増設に使用するM.2 SSD自体は増設後の初回起動時にフォーマットされて、内部データが削除されますが、PS5の本体ストレージ、USB拡張ストレージ、USBドライブのデータには影響は一切ありません。
作業中に静電気等でPS5本体を破損してしまうような特殊ケースを除けば、M.2 SSDの増設がPS5のシステムやこれまで保存してきたデータに影響することはないので安心して作業を進めてください。
もう1点、PS5にM.2 SSDを増設する際、拡張スロットカバーの取り外しとM.2 SSD自体の固定で、”1番”という規格のプラスドライバーが必要になります。
対応するプラスドライバーを持っていない人は、マグネット付き、軸長75mmでコンパクトな細軸、信頼性の高いベッセル製の「クリスタライン ドライバー 6100 +1×75mm」がオススメです。1本で購入できて価格も200~300円です。
PlayStation 5のストレージ増設に使用するM.2 SSDについては、こちらの記事でオススメ製品を詳細に解説しています。
SSD自体も未購入で、これから増設を検討している人はこちらの記事も是非参考にしてください。
初期型PS5にM.2 SSDを増設する手順
初期型PS5(CFI-1000、CFI-1100、CFI-1200)の拡張スロットに市販のM.2 SSDを増設する手順について紹介します。新型PS5(CFI-2000)もほぼ同じ手順ですが、内部構造が少し違うので、こちらの記事を参照してください。
PS5でカバーが取り外し方向へスライドしないようにロックしているのは、縦置きした時に上側奥に当たる角にある2つの丸形の出っ張りだけなので、ここを外に引っ張って浮かせ、縦置き時の下方向へカバーを押すor引くと簡単に外れます。
M.2 SSD増設用の拡張スロットは、PS5の正面から見て右側面の手前に配置されています。
拡張スロットにネジ止めされた金属製カバーを取り外すと、最大でM.2 22110サイズに対応したM.2スロットが現れます。なおPS5のSSD増設には1番のプラスドライバーが必要です。
M.2 SSD固定用ネジ&スペーサーが、標準ではM.2 22110サイズに合わせて装着されているので、まずはこれを取り外します。
80(M.2 2280)、110(M.2 22110)のようにサイズに合わせて基板上には数字が記載されているので、使用するM.2 SSDのサイズの数字が書いてある穴にスペーサーを装着します。通常は80(M.2 2280)のはず。
スペーサーを装着したらM.2スロットにM.2 SSDを挿入します。M.2 SSDは水平から10度くらい、少しだけ斜めにしてゆっくりと挿入してください。小さく薄い基板なので、破損しないように注意を。M.2スロットに奥まで挿入出来たらネジを固定します。
あとは金属製カバーをネジ止めしてPS5の側面カバーも装着し直したら、M.2 SSD増設の物理的な作業は完了です。
PS5にM.2 SSDを増設した後のシステム設定
M.2 SSDを拡張スロットへ物理的に増設したら通常通りにPS5を起動します。PS5の初回起動時、M.2 SSDがPS5用にフォーマットされていない場合、次のようなフォーマット画面が表示されます。増設したM.2 SSDのフォーマットは、PS5の本体ストレージには何も影響しないので安心してください。
フォーマットを選択すると増設したM.2 SSDのフォーマットが始まります。
増設したM.2 SSDの中にデータを保存していた場合、フォーマットによって全て消えるので、大切なデータがある場合は事前にバックアップしておいてください。
M.2 SSDのフォーマットが完了すると、PS5上でそのSSDを使用した時の連続読み出し速度が表示されます。OKを選択するとPS5が通常メニューで起動します。
増設したM.2 SSDストレージの空き容量、本体ストレージ等にインストール済みコンテンツは、「設定 - ストレージ」から確認できます。
PS5にM.2 SSDを増設しても、PS5ネイティブ対応タイトルのインストール先は標準では本体ストレージのままなので、「インストール先」の項目からM.2 SSDストレージを選択します。
これで次回以降、ゲームをダウンロードしたらM.2 SSDストレージのほうに直接保存されるようになります。
本体ストレージにインストール済みのゲームについては、同じく「設定 - ストレージ - 本体ストレージ - ゲームとアプリ」の順番にアクセスし、各アプリを選択して表示される「移動する項目を選択」でM.2 SSDストレージへ移動させることができます。
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初期型PS5のCFI-1000/1100/1200でM.2 SSDを増設する手順、その後のシステム設定について解説。
— 自作とゲームと趣味の日々 (@jisakuhibi) October 25, 2023
データのバックアップや用意するものなど事前準備についても。https://t.co/xGP3jEDDEj pic.twitter.com/pwtnlYZ61S
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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