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New Surface Pro(2017) Core i7/512GB FKH-00014をレビュー

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Surface Pro(2017)


17年6月発売から遅れること半年ほど経ちましたが、Core i7/RAM 16GB/SSD 512GBを搭載するNew Surface Pro(2017年版) FKH-00014を購入したので、旧モデルのSurface Pro 3(Core i5/RAM 8GB/ 256GB)と比較しつつレビューしていきます。
New Surface Pro(2017) FKH-00014 review_01675
New Surface Pro(2017年版)の発表当初は秋ごろ発売予定と告知のあったLTE WAN搭載モデルを購入しようと思っていたのですが、10月末になっても続報がなく待ちきれなくなったので、非LTE版ですがCore i7/RAM 16GB/SSD 512GBを搭載するFKH-00014を購入することにしました。すると購入から10日ほどして法人向けにLTE版の予約受付が開始されましたが、もともと購入予定だったCore i7モデルではLTE版がリリースされないとのことなので結果オーライな感じです。よくよく考えるとどうせ外出時はスマホも持ち歩くのでテザリングでOKですし。
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2017年版の「New Surface Pro」の製品バリエーションは搭載CPUとメモリ・ストレージの容量別で、「Core m3, 4GB RAM, 128GB」、「Core i5, 4GB RAM, 128GB」、「Core i5, 8GB RAM, 256GB」、「Core i7, 8GB RAM, 256GB」、「Core i7, 16GB RAM, 512GB」、「Core i7, 16GB RAM, 1TB」の計6機種がラインナップされています。
iGPUについてはCore i5搭載の「Intel HD Graphics 620」とCore i7搭載の「Intel Iris Plus Graphics 640」では性能が倍くらい違うのでGPU性能が必要なクリエイティブ作業を多く行うユーザーはi7モデルを選択した方がいいと思います。

Surface Pro 2017年版のラインナップ一覧
OS Windows 10 Pro (Office H&B搭載)
CPU Intel
KabyLake
Core m3
Intel KabyLake
Core i5
Intel KabyLake
Core i7
iGPU Intel HD
Graphics 615
Intel HD Graphics 620 Intel Iris Plus Graphics 640
冷却ファン ファンレス ファンあり (公称騒音値:18dB)
メモリ 4GB 4GB 8GB 8GB 16GB
ストレージ 128GB 128GB 256GB 256GB 512GB 1TB
重量 768g 770g 784g
価格
(MS公式)
114,264円 136,944円 158,544円 206,064円 280,584円 341,064円
目次

New Surface Pro(2017) FKH-00014の外観・付属品

まずはNew Surface Pro(2017)の外観や付属品についてチェックしていきます。
2017年版のSurface Proの外形は基本的に前世代のSurface Pro 4やさらに前のSurface Pro 3とほぼ同じですが細かいところが変更されているのでチェックしていきます。
PC本体のサイズはA4用紙とほぼ同じの292 mm x 201 mmで厚さは8.5mmとなっています。
Surface Pro(2017)
付属品はOfficeコードや簡易マニュアルの入った小分けパッケージと充電用ACアダプタのみと非常にシンプルです。ACアダプタは従来モデルと同じものになっています。
New Surface Pro(2017) FKH-00014 review_01676New Surface Pro(2017) FKH-00014 review_01674
液晶モニタ面の表の面積はほぼ同じですが、液晶モニタの非表示領域はNew Surface Pro(2017)の方が狭くなり、液晶モニタのサイズは若干大型化しています。
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液晶モニタサイズは若干大きくなっているもののほぼ同じと言っていい程度の変更ですが、解像度についてはSurface Pro 3の2160*1440からNew Surface Pro(2017)では2736*1824へと大きく高解像度化しており、画面の精細感が増しています。
スクリーンショット (11)
液晶モニタの輝度について、下写真のうち上が輝度50%、下が輝度100%ですが、左側のNew Surface Pro(2017)の方が輝度が上がっていることがわかります。液晶モニタの輝度が上がることで屋外など明るい場所でも視認性がアップしています。
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ちなみにNew Surface Pro(2017)では発色がOS上で制御されており(欧米標準に合わせて)、白色が黄色っぽく見える国内ユーザーは多いと思います。国内で主流な青が強めな白色にしたい場合は「色の管理」から「sRGB IEC61966-1.1」を追加して規定のプロファイルに選択すると青強めな白色に変更できます。ただ最初は違和感を覚えてもそのうち慣れるので個人的にはデフォルトのカラープロファイルのままでもいいかなと思います。
スクリーンショット (13)
Surface Pro 4ですでになくなっていましたが、画面右側にあったWindowsキーのタッチボタンはなくなっています。Windows8.1ではメニュー切り替えでよく使ったボタンですがWindows10ではあまり使わなくなったのでOSのバージョンアップに合わせた順当な変更ですね。
New Surface Pro(2017) FKH-00014 review_01677

側面に目を向けるとSurface Pro 3では平面で角張っていましたが、New Surface Pro(2017)では丸みを帯びた側面で手で持った時の感触も優しくなっています。
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右側面には旧モデル同様にMini-DisplayPort出力、USB3.0端子、電源端子が設置されています。
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電源端子はSurface Pro 3以降に採用されているものと共通規格が維持されています。有線LANやUSB端子を増設可能な公式ドック「Surface ドック PD9-00009」は引き続き使用可能です。
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「Surface ドック PD9-00009」については簡単にレビューしているので参考にしてみてください。
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Surface Pro 3では左側面にボリュームのハードウェアスイッチが設置されていましたが、New Surface Pro(2017)では3.5mmヘッドホンジャックのみが設置されています。
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電源スイッチについては従来モデル同様に左上に設置されており、Surface Pro 3では左側面にあったボリュームスイッチは電源スイッチの右隣に移動しました。ボリュームキーについては右側面からそのままスライドしてきたイメージがあるせいか+と-を逆に操作してしまうことが多いです。直感的には旧モデル同様の側面で上に+、下に-を配置してくれる方がわかりやすかったかなと。
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従来モデル同様にNew Surface Pro(2017)でもキックスタンドの裏にはMicroSDのスロットが設置されています。
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New Surface Pro(2017)ではキックスタンドのヒンジには改良が加えられて、最大角度165度まで開くことが可能になりました。地味なポイントですがこの辺りの可動域は長く使っていくほどに使い勝手に影響してきます。
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着脱式キーボードのタイプカバー用端子も従来モデル同様です。
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Surface Pro 3と一緒に発売されたタイプカバーもNew Surface Pro(2017)で使用することが可能です。ただし新モデルのタイプカバーの方がキーストロークやたわみ軽減などの改良で使いやすくなっているのであえて旧モデルを使い続ける意味はないかも。管理人はこの紫色が好きなのでいまだに使っていますが……。バーガンディーに買い替えようか検討中です。紫色も復刻して欲しい。
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New Surface Pro(2017)の液晶画面はガラスなので映り込みの多い光沢画面ですが、管理人はアンチグレアの方が使いやすい派なので、アンチグレアの液晶保護フィルムを貼っています。
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背面デザインはホワイト寄りのグレーカラーを踏襲し、表面加工もなだらかな凹凸のある梨地処理がなされています。
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液晶保護フィルムに加えて背面についても専用の保護フィルムが販売されているので管理人はこれを貼っています。ただガラスのパリっとしたタッチ感も好きなのでNintendo Switchのようにアンチグレア加工のガラス保護フィルムが発売されて欲しいです。ともあれタブレットPCは背面も傷が付きやすいので保護フィルムはおすすめです。

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New Surface Pro(2017)の面積は旧モデルとほぼ同じですが、Surface Pro 3と比較すると厚みが若干薄くなっているのがわかります。
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重量についてもNew Surface Pro(2017)とSurface Pro 3で比較してみると36g程度と約4%程度の軽量化に成功しています。数値としては若干の軽量化ですが上の薄型化と組み合わさって、実際に手で持って使ってみるとはっきりと軽く使いやすくなっています。
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New Surface Pro(2017) FKH-00014の性能比較

続いてCore i7/RAM 16GB/SSD 512GBを搭載するNew Surface Pro(2017年版) FKH-00014と旧モデルのSurface Pro 3(Core i5/RAM 8GB/ 256GB)の比較からNew Surface Pro(2017) FKH-00014の性能をチェックしていきます。

New Surface Pro(2017) FKH-00014にはIntel Core i7 7660UというCPUが搭載されています。Core i7 7660Uは2コア4スレッドのCPUでコアクロックはベース2.5Ghz、ターボ4.0GHzとなっています。比較対象のSurface Pro 3はCore i5 4300U(2コア4スレッド、ベース1.9Ghz、ターボ2.9GHz)という3世代も前のCPUなので同程度のTDPに対して動作クロックが大きく違うあたりに世代間のワッパの改善が伺えます。
New Surface Pro(2017) Core i7_512GB FKH-00014
さらにNew Surface Pro(2017) FKH-00014のIntel Core i7 7660Uには内蔵GPU(iGPU)として「Intel Iris Plus Graphics 640」が搭載されています。「Intel Iris Plus Graphics 640」は64MB eDRAMをキャッシュとして搭載するGT3eが採用されており、一方でSurface Pro 3のiGPUであるHD Graphics 4400にはGT2が採用されています。
Ssurface Pro(2017)_GPU
Intel製内蔵GPUについて簡単に説明すると、共有部分の”unslice”(1つだけ)とグラフィック実行ユニット“slice”(複数可能)で構成されており、”unslice”1つに対してグラフィック実行ユニット“slice”が1つならGT2、グラフィック実行ユニット“slice”が2つならGT3となります。
New Surface Pro(2017) FKH-00014の「Intel Iris Plus Graphics 640」はGT3eなのでグラフィック実行ユニットが2つあり、一方でSurface Pro 3の「HD Graphics 4400」はGT2なのでグラフィック実行ユニットが1つしかありません。そのため単純計算でNew Surface Pro(2017) FKH-00014とSurface Pro 3のグラフィック性能の差は2倍となり、加えてアーキテクチャの世代による性能差、eDRAMキャッシュ、動作クロックなどの違いからグラフィック性能は2倍以上となります。
Intel iGPU
ちなみにNew Surface Pro(2017)のCore i5モデルに搭載されているiGPUの「Intel HD Graphics 620」もGT2なので冒頭の簡易比較表で触れたようにCore i7モデルと比較してCore i5モデルのグラフィック性能は半分程度となります。なのでGPU性能が必要な場合はCore i7モデルを選ぶのをおすすめします。

New Surface Pro(2017)はタスクバーのバッテリーボタンからパフォーマンスとバッテリー維持のバランスをスライダーで設定できます。またACアダプタに接続している状態とバッテリー駆動の状態でパフォーマンスに差が出るので、「最も高いパフォーマンス-ACアダプタ駆動(Pef AC)」「最も高いパフォーマンス-バッテリー駆動(Pef BT)」「推奨/良いバッテリー-ACアダプタ駆動(Eco AC)」「推奨/良いバッテリー-バッテリー駆動(Eco BT)」の4種類について各種ベンチマークを行いました。
New Surface Pro(2017)_Power_EcoNew Surface Pro(2017)_power_pef

あと比較測定を行う前にSurface Pro 3はWindows8.1版でしたが、Windows10にアップデートしました。大々的にキャンペーンが行われていた無償アップデート期間はとうの昔に終わっていますが、MS公式のMedia Creation Toolから特に問題なくWindows10にできました。Win8.1からWin10にするだけでもSruface Pro 3がサクサク動くようになるので買い替えを検討する前に試してみても良いかもしれません。なおアップデート前にデータのバックアップを忘れずに!
Media Creation Tool:https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
スクリーンショット (81)

前置きが長くなりましたが、
まずは一般的なクリエイティブ作業における性能を測定するPCMark 8 Creative acceleratedのベンチマークスコアを比較していきます。
各電源モードによって次のようになりました。省電力動作の推奨モードかつバッテリー駆動のNew Surface Pro(2017)でもスコアは3905で、最大パフォーマンスかつACアダプタ駆動のSurface Pro 3の3469よりも15%程度高いパフォーマンスとなっています。
Surface Pro 3では電源モードやACアダプタorバッテリーでパフォーマンスに差がほとんどありませんが、New Surface Pro(2017)では各設定でスコアが変動しており使用状況に応じて賢く消費電力(とパフォーマンス)が制御されていることがわかります。
New Surface Pro(2017)_PCMark8
Ssurface Pro(2017)_PCM8c_pef_ac

続いてPCMark 8と同種の一般ユースにおける性能を測定する最新版ベンチマークソフトPCMark 10のベンチマークスコアを比較しました。PCMark 8とほぼ同じ傾向になっています。
New Surface Pro(2017)_PCMark10
Ssurface Pro(2017)_PCM10_pef_ac

続いてドラゴンクエストX ベンチマークのスコアを比較してみました。電源モードを最大パフォーマンスにしてACアダプタ駆動にするとNew Surface Pro(2017) Core i7版とSurface Pro 3 Core i5版ではスコアの差がトリプルスコアを上回るという結果になっています。
New Surface Pro(2017)_DQX
New Surface Pro(2017) Core i7版のグラフィック性能であれば、ドラクエX程度の重さのPCゲームならそこそこ快適にプレイすることができそうです。
Ssurface Pro(2017)_DQX_FHD_max_pef_acSsurface Pro(2017)_DQX_FHD_max_eco_bat
FF14 紅蓮のリベレーターのベンチマークをHD解像度(1280*720)・ノートPC標準品質で実行してみたところ、最大パフォーマンスのACアダプタ駆動でスコアは5000程度でした平均FPSで35FPSとなっているので、まったくプレイできないというわけでもありません。とはいえFF15などPCゲーム用のモバイルPCを購入するのであればGTX 1050 Tiあたりを搭載したクラムシェル型をドスパラやマウスコンピューター辺りで購入する方が無難だと思います。
Ssurface Pro(2017)_FF14
FF14ベンチの様子をカメラで録画してみました。

ストレージ性能についてもチェックしてみました。
New Surface Pro(2017) FKH-00014には「Samsung KUS040202M- B000 512GB」というNVMe(PCI-E3.0x2)接続のM.2 SSDが採用されていました。Surface Pro 3のストレージは「Samsung MZMTE256HMHP-000MV 256GB」というSATA接続のM.2 SSDです。ちなみにSurface Pro 3のストレージの使用時間を見ると13539時間となっており、起動時間で見て1年半ほど使っているようです。
Ssurface Pro(2017)_CDISurface Pro 3_CDI
ストレージベンチマークの定番ソフトであるCrystalDiskMarkを実行してみました。シーケンシャルとランダムとものアクセススピードが大きく伸びていることがわかります。
Ssurface Pro(2017)_CDMSurface Pro 3_CDM

バッテリー持続時間についても比較してみました。
バッテリー持続時間の測定にはPCMark 8 Home acceleratedのバッテリーテストを使用しています。電源モードは推奨/良いバッテリーを使用しています。また液晶モニタの輝度を比較した時にNew Surface Pro(2017)はSurface Pro 3よりもモニタが明るかったので、Surface Pro 3の輝度50%を基準にして目視ですが2つを横に並べて輝度が揃うようにNew Surface Pro(2017)の輝度を29%に設定して測定を行いました。
この条件でバッテリー持続時間を測定したところ、New Surface Pro(2017)でテストが終了するまでの時間は4時間39分(279分)、Surface Pro 3は2時間45分(165分)となりました。今回のテストの結果では70%もバッテリー持続時間が伸びるという結果になっています。
Ssurface Pro(2017)_batterySurface Pro 3_battery
Surface Pro 3は3年ほど使い続けているのでバッテリーのへたりが大きく影響しているのは間違いないと思いますが、管理人同様にSurface Pro 3を発売当初から使い続けているユーザーはNew Surface Pro(2017)に買い替えれば70%程度バッテリーの持ちが伸びるという指標にはなると思います。しかも単純なパフォーマンスも大幅に伸びます。

最後にファンノイズや温度についても検証を行いたかったのですが、測定の定式化が難しいので断念しました。管理人の経験談だけ載せておくと、Surface Pro 3ではFirefoxでブラウジングしたりYoutubeでフルHD動画を視聴するだけでも冷却ファンが回り始めてそこそこのファンノイズが出ましたが、New Surface Pro(2017) FKH-00014は推奨モードでもSurface Pro 3よりサクサク動いてブラウジングや動画視聴程度であればファンノイズは気になりませんでした。ファンノイズが全くしないということはありませんがSurface Pro 3のCore i5版よりは確実に改善されています。
ドラクエXのようなPCゲームや動画のエンコード作業などNew Surface Pro(2017) FKH-00014のフルパワーを要求するような同PCにとって重めの負荷がかからなければ、ファンは動いても非常に静かで画面に触れるくらい耳を近づけないと聞こえないくらいなので、ファンノイズを心配してCore i5版とCore i7版で迷う必要はないと思います。
あと参考までにドラクエXベンチマークを2周ほど回した時のサーモグラフィの様子が次のようになっています。New Surface Pro(左)はSurface Pro 3(右)と比べてPCの筐体全体へ熱が広がっており放熱が効率よくなっていることがわかります。
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New Surface Pro(2017) FKH-00014のレビューまとめ

最後にCore i7/RAM 16GB/SSD 512GBを搭載するNew Surface Pro(2017年版) FKH-00014を検証してみた結果のまとめを行います。簡単に箇条書きで以下、管理人のレビュー後の所感となります。

良いところ

  • Windows 10 Pro 64bitを搭載するタブレットPC
  • PC本体重量は800g未満、タイプカバー込みでも1100g程度
  • キックスタンドの開きが最大角度165度に改良
  • 12.3インチで2736*1824解像度の高精細な液晶モニタ
  • バッテリー持続時間はSurface Pro 3比で70%伸びた (SP3の利用状態で個人差あり)
  • グラフィック性能はSurface Pro 3 Core i5版と比較して3倍以上 (ドラクエXベンチより)
  • 推奨モードにおけるブラウジングや動画視聴など一般ユースではファンノイズはほぼ聞こえない

悪いところor注意点

  • MS公式通販価格が28万円と高価
  • Core i7版もLTEに対応して欲しかった

Surface Pro 3は発売日に即飛びき、Surface Pro 4をパスしてついに買い替えたNew Surface Pro (2017) Core i7/512GB FKH-00014は28万円という高額なお値段を除けばほぼ文句なしで期待通りの製品でした。如何に牛歩戦術で自作erに知られるIntel CPUでも3世代も違えばワッパも大きく改善しており、Surface Pro 3からNew Surface Pro(2017)への切り替えで発熱の小ささとサクサク感は段違いです。個々人の利用環境にもよると思いますが、Surface Pro 3を発売当初から使い続けているユーザーであればSurface Pro(2017)に切り替えるとバッテリーの持ちも劇的に改善する可能性も大きいのでそろそろ買い替え時だと思います。

欲を言えばCore i7もLTEに対応して欲しかったというのが本音ですが、内部スペースの都合だそうなので仕方ないのかなと。あと+αで欲張るとGPUはIntelのiGPUではなくNVIDIA MX150あたりを積んでくれると嬉しいという気持ちも。MX150くらいだとグラフィック性能的にもいろいろ応用が利くと思うので。

タブレットとしてもクラムシェルとしても使うことができるハイパワーな2 in 1モバイルPCを探しているならCore i7/RAM 16GB/SSD 512GBを搭載するNew Surface Pro(2017年版) FKH-00014はおすすめの1台です。

以上、New Surface Pro(2017)のCore i7/512GB版のレビューでした。
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