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3月3日に発売されたAMD Ryzen CPU対応AM4マザーボードである「ASUS ROG CROSSHAIR VI HERO」に関して管理人的には最大の魅力とも言える独自機能が「AM3用CPUクーラー互換マウンティングホール」です。
AMDの新CPU Ryzenに対応したX370やB350チップセットを搭載するマザーボードはCPUソケットが「AM4」という新ソケットに更新されたことで、旧AMDマザーボードで採用されていたAM3などのCPUソケットとはCPUクーラー設置用のマウンティングホールの位置が変わってしまい、AM3対応CPUクーラーがAM4マザーボードでは使用できないという過渡期にあって避けようのない問題が発生しています。
実際にCPUクーラーメーカーの多くがAM4マウント用のマウントパーツ提供を宣言していますが、3月3日のAMD Ryzen発売を迎えても未だにAM4マウント対応製品が十分に出そろっていない状態です。
そんな中、ASUS ROG CROSSHAIR VI HEROはマザーボード基板にAM4対応マウンティングホールだけでなく、AM3など旧規格のCPUクーラーにも対応した互換マウンティングホールを備えています。
前置きはこの辺りにして早速、「ASUS ROG CROSSHAIR VI HERO」のCPUソケット周辺やマウンティングホールについてチェックしていきます。
AM4マザーボードではAMD Ryzen CPUのエントリーからハイモデルに付属する純正CPUクーラーを装着するためのマウンティングパーツがデフォルトで設置されています。
表からも見える4か所のネジを外すと純正クーラー用のバックプレートと固定器具が簡単に取り外せます。
純正クーラー用のマウンティングパーツを取り外すとCROSSHAIR VI HEROマザーボードのCPUクーラー周辺は次のようになっています。
CPUクーラー固定器具をマザーボードに設置するためのマウンティングホールをアップすると、ホールがひょうたん型になっており、AM4マウントだけでなくAM3マウントにも互換性を保っていることがわかります。
今回は試しにまだAM4マウンティングパーツの提供されていない(今後提供予定あり)「CoolerMaster MasterLiquid PRO 120」のAM3マウント用バックプレートで試してみました。
AM3マウント用のバックプレートですがAM3互換マウンティングホールのおかげで問題なく設置できます。
あとは通常のAM3マザーボード同様にCPUクーラーを固定すればOKです。
AM4マウント対応CPUクーラーの出そろっていない過渡期限定で活躍する機能ではありますが、発売直後のお祭り時期にがっつり検証したい管理人のようなユーザーにとって、AM3用CPUクーラー互換マウンティングホールはこの上なく魅力的な機能です。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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