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TeamからリリースされたASUS TUF GAMINGコラボレーション自作PCパーツから、LEDイルミネーションを搭載したDDR4メモリの「T-FORCE DELTA TUF Gaming RGB DDR4」と2.5インチSATA SSDの「T-FORCE DELTA S TUF Gaming RGB SSD」をメーカーよりお借りできたのでレビューしていきます。ASUS TUF GAMINGブランドがパートナー企業とともに展開する「TUF GAMING ALLIANCE」や、TUF GAMINGマザーボードと組み合わせたライトアップについて紹介します。
TUF GAMING ALLIANCEについて
2017年末にリリースされたZ370マザーボード以降、ASUS製マザーボードは「ROG (MAXIMUSやCROSSHAIR)」「ROG STRIX」「PRIME」「TUF GAMING」の大きく4つのブランドに分けられました。この中で今回レビューする「TUF GAMING」は安価な製品価格と高い耐久性が魅力なエントリーゲーマー向けのブランドになっています。ASUS TUF GAMINGブランドのマザーボードを主軸にASUSは主要な部品メーカーと連携して、オレンジのアクセントカラーとデジタル迷彩パターンをテーマにした一目で分かるユニークなスタイルで統一し、互換性と調和した美しさを実現する新しい製品エコシステム、「TUF GAMING Alliance」が結成されています。
公式ページ:https://www.asus.com/campaign/tuf-gaming/us/index.html
メモリ&ストレージメーカーのTeamも「TUF GAMING Alliance」に参加しており、同社のゲーミングブランド”T-Force”からTUF GAMINGコラボレーション製品としてRGB LEDイルミネーションを搭載した2.5インチSATA SSD「T-FORCE DELTA S TUF Gaming RGB SSD」と、5分割アドレッサブルLEDイルミネーションを搭載したDDR4メモリ「T-FORCE DELTA TUF Gaming RGB DDR4」がリリースされています。
プレスリリース:https://www.teamgroupinc.com/jp/news/ins.php?index_id=110
「TUF GAMING Alliance」には今回レビューするDDRメモリやSSD以外にも、PCケース、CPUクーラー、マウス&キーボードなど多種多様な自作PCパーツが展開されています。
今回はTUF GAMINGブランドのマザーボードである「ASUS TUF H370-PRO GAMING (WI-FI)」をベースにして、「T-FORCE DELTA S TUF Gaming RGB SSD」と「T-FORCE DELTA TUF Gaming RGB DDR4」のLEDイルミネーションを利用した自作PCライトアップについて紹介していきます。
・「ASUS TUF H370-PRO GAMING (WI-FI)」をレビュー
T-FORCE DELTA S TUF Gaming RGB SSDについて
「T-FORCE DELTA S TUF Gaming RGB SSD」の外観についてチェックしていきます。紙製のパッケージを開くとSSD本体はプラスチックのスペーサーに収められていました。
「T-FORCE DELTA S TUF Gaming RGB SSD」に内蔵されたLEDイルミネーションに給電し、ライティング制御するためのケーブルが付属します。SSD側の端子はMicroUSB、マザーボードなど外部コントローラー側端子は一見して5PINコネクタですが、RGB対応汎用4PIN LEDヘッダーに対応しています。
「T-FORCE DELTA S TUF Gaming RGB SSD」のSSD本体についてはマットブラックな金属製フレームとLEDイルミネーションのディフューザーとなる半透明プラスチックを組み合わせ、ゲーマー向け製品らしく凝ったデザインです。寸法は2.5インチストレージの規格通り縦70mm x 横100mmですが、厚さは約9mmです。
無印の標準モデルと違って、黒色外装部分にTUF GAMINGを象徴するデジタル迷彩パターンが、そして中央下のロゴ部分には「TUF GAMING ALLIANCE x DELTA S」のコラボレーションロゴが描かれています。
金属フレーム部分は表面加工や塗装の質感も高く安っぽさはありません。LEDイルミネーションのディフューザーとなる半透明プラスチックは幾何学模様の3Dデザインになっています。
「T-FORCE DELTA S TUF Gaming RGB SSD」のSSD背面にはモデル名やバーコード等の仕様に関するシールが貼られています。
以上、簡単に「T-FORCE DELTA S TUF Gaming RGB SSD」の外観を紹介しましたが、SSDストレージとしての性能については、「Team T-FORCE DELTA RGB SSD」のレビューを参考にしてください。
・「Team T-FORCE DELTA RGB SSD 250GB」をレビュー
T-FORCE DELTA TUF Gaming RGB DDR4について
「T-FORCE DELTA TUF Gaming RGB DDR4」の外観についてチェックしていきます。今回検証する「T-FORCE DELTA TUF Gaming RGB DDR4」の型番:TF9D418G2666HC18HDC01は8GB×2枚組みモデルなので2枚のメモリが入っています。
「T-FORCE DELTA TUF Gaming RGB DDR4」のヒートシンク形状はT-FORCE DELTA RGBの標準モデルと共通ですが、TUF GAMINGを象徴するデジタル迷彩パターンとオレンジのアクセントカラーでデコレーションされています。
「T-FORCE DELTA TUF Gaming RGB DDR4」のLEDイルミネーションでライトアップされる天面の半透明プラスチックディフューザー部分は、標準モデルと共通で、右端(マザーボード設置時の上側)に「T-FORCE」のロゴが刻印されています。側面は凝ったデザインですが、PC組み込み後にメモリの顔になる上側は万人受けを狙えるシンプルなデザインです。
「T-FORCE DELTA TUF Gaming RGB DDR4」の2枚組モデルをCPUソケット右側にメモリスロットが4基ある「ASUS TUF H370-PRO GAMING (WI-FI)」に取り付けるとこんな感じになります。
「T-FORCE DELTA TUF Gaming RGB DDR4」に搭載されたLEDイルミネーションは全体の発光カラーが一致する単純なRGB LEDイルミネーションではなく、5分割で個別に制御されるアドレッサブルLEDイルミネーションになっておりオーロラのような発光パターンが可能です。
イルミネーション操作機能「ASUS AURA Sync」について
「ASUS TUF H370-PRO GAMING (WI-FI)」など最新のTUF GAMINGブランドマザーボードの多くは、マザーボード備え付けのLEDイルミネーションやRGB対応汎用4PIN/アドレッサブルRGB対応汎用3PINイルミネーション機器を操作可能なライティング制御機能「ASUS AURA Sync」に対応しています。今回、検証機材として使用している「ASUS TUF H370-PRO GAMING (WI-FI)」にはマザーボード右端背面に上部4球と下部2球のLEDイルミネーションが実装されています。
また「ASUS TUF H370-PRO GAMING (WI-FI)」にはライティング制御機能「ASUS AURA Sync」による操作に対応したRGB対応汎用4PIN LEDヘッダーが設置されています。当サイトでもレビュー記事を掲載しているLEDテープ「SilverStone SST-LS02」やLEDファングリル「Phanteks Halos Lux RGB Fan Frames」などが接続可能です。
またARGB対応VD-G型3PIN LEDヘッダーがマザーボードに設置されていれば、そこに接続したアドレッサブルLED機器も「ASUS AURA Sync」によって制御できます。使用可能なアドレッサブルLEDテープについては国内で発売済みの「BitFenix Alchemy 3.0 Addressable RGB LED Strip」やASUS ROG純正品の「ASUS ROG ADDRESSABLE LED STRIP-60CM」が動作することが確認できています。
「ASUS TUF H370-PRO GAMING (WI-FI)」など最新のTUF GAMINGブランドマザーボードに搭載されたLEDイルミネーションや汎用ヘッダーに接続されたイルミネーション機器は発光カラーや発光パターンを専用アプリのAURA Syncから同期操作可能になっています。AURA Syncは公式ホームページやマザーボードのサポートページから最新版をダウンロードできます。
AURA公式DL:https://www.asus.com/campaign/aura/jp/download.html
専用アプリである「AURA Sync」を使用することで、色を指定した固定色発光、カラーサイクルやレインボー等の発光パターンプリセット、温度や音楽に合わせた発光変化など自由度の高いイルミネーション設定が可能です。
T-FORCE DELTA TUF Gaming RGB DDR4のようにアドレッサブルLEDイルミネーションを搭載した機器は、ソフトウェア上から各分割エリアに対して個別に発光カラーを設定できます。
「AURA Sync」から発光パターンを設定することで、複数のLEDイルミネーション機器の発光カラーを同期してライティング制御することができます。
マザーボード備え付けおよび汎用ヘッダーで増設したLEDイルミネーションについてはデフォルトではOSのシャットダウンやスリープ時もLEDが点灯しますが、「When system is in sleep, hibernate and soft off states」の項目をOFFにすることでスリープ時やシャットダウン時のみLEDイルミネーションをOFFにすることができます。
なおシャットダウン・スリープ時のLEDの点灯・消灯設定はWindows上の「AURA Sync」からも設定が可能になっており、BIOS設定よりもアプリからの操作が優先されます。ASUS Aura Syncソフトウェアの「シャットダウン時(Power Off)」タブがスリープやシャットダウン時のLEDイルミネーションの設定になっています。
以上、『Team製TUF GAMINGコラボ機器で自作PCをライトアップ』でした。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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