VALVE INDEXPCゲーム販売サイト「Steam」を運営するValveから、同社オリジナルのVR HMD「VALVE INDEX」が正式発表



スポンサードリンク




VR HMD向けゲームも販売するPCゲーム販売サイト「Steam」を運営するValveから、同社オリジナルのVR HMD「VALVE INDEX」が正式発表されました。Steam公式サイトでは5月2日予約受付開始、6月29日発売と公表されていますが、日本国内での取り扱いは未定です。(更新される可能性もありますがWebページでは日本国内取り扱いなしの表記) 販売価格は1000~1100ドルになると予想されています。
screenshot.1556665950


「VALVE INDEX」のフルセット版については詳細レビューを公開中です。
「VALVE INDEX VR KIT」をレビュー。ハイエンドVR HMDの決定版!
VALVE INDEX VR KIT


「VALVE INDEX」のディスプレイには解像度が片目1440×1600ドット、最大リフレッシュレートが144HzのLCD(液晶)パネルが採用されています。RGBサブピクセルはペンタイルではなくフルRGBストライプであることも明記されています。レンズの構造にもよりますが、従来のVR HMDよりも精細感の向上とスクリーンドアの抑制が期待できます。
VR HMD用ディスプレイパネルとして液晶パネルは有機ELパネルに比べで黒レベルが高く(黒が白っぽく)バックライト漏れが気になる傾向にありますが、「VALVE INDEX」では『ultra-low persistence global backlight illumination』と謳われています。所謂、黒挿入によるモーションブラーリダクションのことで、バックライト漏れの抑制とともに、残像低減の効果があります。
最大リフレッシュレートは144Hzですが、80Hz/90Hz/120Hz/144Hzなど複数のリフレッシュレートをサポートすると表記されており、120Hzリフレッシュレートにおいて90Hz(90FPS)の既存コンテンツと完全に互換性があるとのこと。
また「VALVE INDEX」はHTC Vive(やほぼ同じなHTC Vive Pro)と比較して20度程度広い視野角を実現しているようです。レンズについてもこだわりがあるようで中央だけでなく円周付近の端まで明瞭に映るとアピールされており、また視野角を改善する方法の1つとしてレンズを5度外に向けています。

ポジショントラッキングにはHTC VIVE Proのフルセット版に付属しているベースステーション2.0と互換(おそらく同じもの)の「VALVE INDEX Base Station」を採用しています。また「Knuckles」というコードネームで知られていた新型コントローラが「VALVE INDEX Controllers」として対応しています。

「VALVE INDEX」については「VALVE INDEX Base Station」と「VALVE INDEX Controllers」がセットになったフルセット版や、各種個別での購入が可能になるようです。

製品公式ページ:https://www.valvesoftware.com/en/index
Steam販売ページ:https://store.steampowered.com/valveindex

VALVE INDEX

関連記事

HTC ViveとOculus Rift CV1&Touchを徹底比較
VRHMD

「HTC VIVE Pro フルセット版」をレビュー。無印版との画質比較も
HTC Vive Pro

「Pimax 8K/5K+」をレビュー。HTC VIVE Proと画質を比較してみた
Pimax 8K VR Headset

おすすめグラボまとめ。予算・性能別で比較。各社AIBモデルの選び方
おすすめグラボまとめ

おすすめBTO PCまとめ。予算・性能別で比較。カスタマイズ指南も
おすすめBTO PCまとめ。予算・性能別で比較。カスタマイズ指南も


VRカノジョのベンチマークから見るおすすめグラボとPC
VRKanojo





(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



スポンサードリンク