PlayStation 5ソニーから2020年末に発売予定と噂されている次世代コンソールゲーム機「プレイステーション5(PS5)」のスペックについて、システム設計に関する技術解説動画にて一部の情報が開示されました。



スポンサードリンク




ソニーから2020年末に発売予定と噂されている次世代コンソールゲーム機「プレイステーション5(PS5)」のスペックについて、システム設計に関する技術解説動画にて一部の情報が開示されました。
「XBOX Series X」が圧倒的な詳細スペックをいきなりブッコンできたので、それに比べるとPS5はよく分からないことの方が多く(もともと詳細を明かす場ではないのですが)やや拍子抜け感はあります。「XBOX Series X」との性能差がかなり大きいように思えるので、上位モデルPS5 Proがありそう、というのが率直な感想。


プレイステーション5のGPUにはAMDの次世代アーキテクチャRDNA2が採用されていることは公表済みでしたが、Compute Unit数36(おそらくシェーダプロセッサ数2306)であることが公表されました。
PS5_CU
性能指標としてコアクロックが2.23GHz、単精度性能が10.3TFLOPSとも発表がありましたが、GPUの動作クロックとして2.23GHzはかなり高いので、『36CUを最大コアクロックの2.23GHzで動作させたら単精度性能が10.3TFLOPSになる』という単純計算的な意味で実動コアクロックはもっと低いのではないかと思います。RDNA2アーキが2GHz越えのコアクロックで動くという可能性もなくはありませんが。
PS5_Performance
「XBOX Series X」と照らし合わせると性能(FLOPS)とCU数×コアクロックの比がほぼ一致しています。競合に対してハードウェアスペックで20%低い製品を次世代機として出すかというと微妙な気がします。
「XBOX Series X」は下位製品(一般向け標準モデル)がありそうだし、逆にPS5はPS4 Proのような上位モデルがあると考えるのが妥当だと思います。実際は両社ともに性能差が30%~40%程度ある上位&下位の2モデル構成かなと。
PS5_ratio

プレイステーション5のCPUについては以前から公表されていたように第3世代Ryzenと同じくZen2アーキテクチャを採用する8コア16スレッドのカスタム(専用)CPUとなっています。コアクロックは最大3.5GHzです。

プレイステーション5は標準搭載の内部ストレージとして連続性能が5.5GB/sに達するPCIE4.0x4規格相当の高速SSDが採用されています。SSDを約825GB容量も搭載し、さらにM.2 SSD(独自規格?)を増設できるとのこと。
screenshot.1584550711



PS5 詳細スペック
CPU 8x Cores, up to 3.5 GHz
Custom Zen 2 CPU
GPU 36 CUs (2306 SPs ?),
10.3TFLOPS at 2.23GHz
Custom RDNA 2 GPU
ダイサイズ - mm2
製造プロセス
7nm Enhanced
メモリ 16GB GDDR6
メモリ帯域
- GB/s
内部ストレージ
825GB SSD
I/Oスループット -
拡張可能ストレージ M.2 SSD(独自規格?)
外部接続ストレージ -
光学ドライブ -
Performance Target -




関連記事

AVerMedia製ビデオキャプチャの最新おすすめ機種を機能比較
AVerMedia最新ビデオキャプチャのおすすめ

「Elgato 4K60 Pro MK.2」をレビュー
Elgato 4K60 Pro MK.2

【快適配信】シリーズの記事一覧へ
【快適配信】シリーズの記事一覧へ

「Xbox One X Project Scorpio Edition」を開封レビュー
Xbox One X Project Scorpio Edition

PS4 ProをHDDからSSDに換装して速度比較。換装の手順も紹介
AVerMedia Live Gamer 4K review_01630




(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



スポンサードリンク