Crucial Ballistix DDR4 BL2K32G36C16U4B


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CrucialのゲーミングブランドBallistixからリリースされた、1枚当たり32GBの超大容量メモリモジュールながら、メモリ周波数3600MHz/CL16のXMP OCプロファイルを収録する32GB×2枚組64GB容量のDDR4メモリキット「Crucial Ballistix Black BL2K32G36C16U4B」をレビューします。
レビュー後半ではメモリ周波数3600MHz/CL16の高パフォーマンスなOCプロファイルがCore i9 10900K&Z490やRyzen 9 3950X&X570のメインストリーム向け環境で安定動作するのか、さらに同メモリキットを4セット組み合わせた8枚組256GB容量について、Intel第10世代Core-XやAMD第3世代Ryzen Threadripper環境でOCプロファイルが安定動作するのか、徹底検証していきます。
Crucial Ballistix Black BL2K32G36C16U4B review_03993_DxO


製品公式ページ:https://www.crucial.jp/products/gaming-memory/ballistix





Crucial Ballistix レビュー目次


1.Crucial Ballistixの外観
2.メモリOC検証機材、メモリOCの基本と手順
3.Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4BのメモリOCを試す
4.Crucial Ballistixのレビューまとめ



---【注意】--------------------------
メモリOCで有名なXMPプロファイルは「インテル エクストリーム・メモリー・プロファイル」の略称でありIntelの策定した規格なので、AMD Ryzen/Ryzen Threadripper環境において”XMPでOCする”等の表現をするのは厳密には正しくありません。ただしXMPプロファイルに収録されたメモリ周波数とタイミングの設定値からAMD Ryzen環境に合わせたメモリOCプロファイルを自動生成する機能として、「ASUS D.O.C.P」や「MSI A-XMP」などが各社マザーボードのBIOS上に機能として用意されているので、AMD製CPU環境においてもXMPプロファイルを流用したメモリOCを当記事中では便宜上細かいことを気にせずに”XMPを使用したOC”などXMPとして表記します。
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【機材協力:Crucial】


Crucial Ballistixの外観

まず最初に「Crucial Ballistix」の外観をチェックしていきます。
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黒色の紙製パッケージを開けるとメモリが収められたプラスチック製スペーサーが現れます。
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「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」はデュアルチャンネル対応の32GB×2枚組メモリキットなのでプラスチック製スペーサーに2枚ずつメモリが収められていました。
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「Crucial Ballistix」の外観は次のようになっています。
「Crucial Ballistix」のメモリモジュールにはマットな艶消し黒色塗装のアルミニウム製放熱ヒートシンクが装着されています。機械装甲のような凹凸加工はありますが、中央に白字でCrucialとBallistixのロゴがあることを除けば非常にシンプルなデザインです。
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ヒートシンク上面についても目立った装飾はなくスリムな外観、中央にはBallistixのロゴが描かれています。
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Crucial Ballistixの全高は約40mm(製品仕様で39.17mm)となっており、ヒートシンク付きメモリとしては、ロープロファイルというほどではないものの、比較的に背の低い製品なので、空冷CPUクーラーとの互換性も高そうです。
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今回レビューするCrucial Ballistix DDR4メモリはヒートシンクカラーがブラックのモデルですが、Crucial Ballistix DDR4メモリには他にもホワイトやレッドのヒートシンクを搭載したモデルがラインナップされています。
Crucial Ballistix DDR4
加えてヒートシンク天面ラインに16球アドレッサブルLEDイルミネーションを搭載した「Crucial Ballistix RGB DDR4」シリーズも展開されています。Crucial Ballistix RGBもヒートシンクカラーはブラック、ホワイト、レッドの3色がラインナップされています。
Crucial Ballistix RGB_Color



メモリOC検証機材、メモリOCの基本と手順

「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」の定格動作やXMP/手動設定を使用したオーバークロックの検証を行う前に、検証機材の紹介と、メモリOCの基本・手順についての説明をしておきます。

「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」のメモリOCを行う環境としては、Core i9 10900K&Z490やCore i9 10980XE&X299で構成されるIntel環境と、Ryzen 9 3950X&X570やRyzen Threadripper 3970X&TRX40で構成されているAMD環境の、2020年最新4大プラットフォーム全てを用意しました。
Intelプラットフォーム テストベンチ機の構成
OS Windows10 Home 64bit
CPU
Intel Core i9 10900K
レビュー
Intel Core i9 10980XE
レビュー
M/B ASUS ROG MAXIMUS
XII EXTREME  (レビュー
ASUS PRIME X299 Edition 30
レビュー
CPUクーラー Fractal Design Celsius S36 (レビュー
Noctua NF-A12x25 PWM (レビュー
グラフィックボード
MSI GeForce GT 1030 2GH LP OC (レビュー
システム
ストレージ
Samsung 860 PRO 256GB (レビュー
電源ユニット
Corsair HX1200i (レビュー
ベンチ板 STREACOM BC1 (レビュー

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AMDプラットフォーム テストベンチ機の構成
OS Windows10 Home 64bit
CPU
AMD Ryzen 9 3950X
レビュー
AMD Ryzen Threadripper 3970X(レビュー
M/B MSI MEG X570 ACE
レビュー
ASRock TRX40 Taichi
レビュー
CPUクーラー Corsair H150i PRO RGB
レビュー
Noctua NF-A12x25 PWM
レビュー
ENERMAX LIQTECH
TR4 II 360 (レビュー
Noctua NF-A12x25 PWM
レビュー
グラフィックボード
MSI GeForce GT 1030 2GH LP OC (レビュー
システム
ストレージ
Samsung 860 PRO 256GB (レビュー
電源ユニット
Corsair HX1200i (レビュー
ベンチ板 STREACOM BC1 (レビュー

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ベンチ機のシステムストレージにはSamsung製MLCタイプ64層V-NANDのメモリチップを採用する18年最速のプロフェッショナル向け2.5インチSATA SSD「Samsung SSD 860 PRO 256GB」を使用しています。Samsung SSD 860 PROシリーズは容量単価が高価ではあるものの、システムストレージに最適な256GBや512GBモデルは製品価格としては手を伸ばしやすい範囲に収まっており、Intel Core-XやAMD Ryzen TRのようなハイエンドデスクトップ環境はもちろん、メインストリーム向けでもハイパフォーマンスな環境を目指すのであれば、システムストレージ用に一押しのSSDです。
「Samsung SSD 860 PRO 256GB」をレビュー
Samsung SSD 860 PRO 256GB


メモリについては必要な容量(現在のゲーミングデスクトップPCなら16~32GBあれば十分)さえ満たせば、OCによる性能の向上はCPUやGPUのOCに比べると実感しにくい部類である、というのがIntel環境における通説でした。そのため管理人も一口にOCメモリと言っても性能向上を狙うよりはオシャレなヒートシンク目当てに自作PCの装飾的な感覚で購入するのが個人的にはオススメな買い方だと思っていました。

しかしながらAMD Ryzen環境では、『Infinity FabricというCPU内外のコンポーネントを相互接続するインターコネクトの動作周波数がメモリ周波数に同期する』という構造上、メモリ周波数がエンコードや3Dゲームを含めた総合的なパフォーマンスに大きく影響することが知られています。また前言をいきなり翻すことになりますが、Intel環境においてもハイフレームレートなPCゲーミングなどではシステムメモリ速度の重要性が増しています。

OCメモリの選び方や具体的なオーバークロックの設定方法については、こちらの記事を参考にしてください。
【できる!メモリOC】 OCメモリの選び方から設定まで完全解説
【できる!メモリOC】 OCメモリの選び方から設定まで完全解説



Crucial BallistixのメモリOCを試す

「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」を使用し、Intel第10世代CPU&Z490マザーボードやAMD第3世代Ryzen&X570マザーボードの検証機材にセットアップして、メモリオーバークロックの動作検証を行っていきます。

Crucial Ballistixシリーズにはメモリ周波数2400MHz~3600MHzまでのXMPプロファイ、メモリ容量16GB(8GB×2)~64GB(32GB×2)など多種多様なモデルがラインナップされています。
なおOCプロファイル(XMP)についてはあくまでメーカーによる”動作確認済み”の選別品であって”動作保証ではない”ので注意してください。マザーボードやCPUとの相性によってはXMPプロファイル通りに動作しない場合もあります。
Crucial Ballistix_lineup

OCプロファイルによるメモリ周波数3600MHz/メモリタイミングCL16のオーバークックに対応する32GB×2=64GBのメモリキット「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」については、Micron純正のデュアルランク32GB容量メモリモジュールが採用されていました。(製品型番およびスペックはそのままでも、メモリモジュールについてはロットやバージョンで変更される可能性があります。)
Crucial Ballistix DDR4 BL2K32G36C16U4B_spec


前置きはこの辺りにして「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」を1~4セット使用し、メモリOCを実践していきます。
まずはIntelのメインストリーム向けCPUである第10世代Core-Sの10コア20スレッドモデルCore i9 10900KとZ490マザーボードの環境で「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」のOCプロファイルによるOCを実践してみました。Intel Z490マザーボードにはASUS ROG MAXIMUS XII EXTREMEを使用しています。
BIOSから行うOC設定については、特にひねりもなく「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」に収録されたXMPプロファイルを適用しました。
Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B_Z490_BIOS
高速メモリが動作しやすいIntelのメインストリーム環境とはいえ、32GBの超大容量メモリモジュールで、メモリ周波数3600MHzかつメモリタイミングCL16-18-18-38-CR2の高速設定がOCプロファイルの適用1発で簡単に安定動作することからも、やはり「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」には素性の良いメモリモジュールが選別されているのが分かります。
Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B_Z490_x4_ramtest.png
標準セットの2枚組み構成は小手調べ、続いて同メモリキットを2セット使用した4枚組み128GBのメインストリーム向けプラットフォーム最大容量でXMPプロファイルが安定するか検証してみました。
結果は下のスクリーンショットの通り、Core i9 10900KとZ490マザーボードの環境において「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」を2セット使用した4枚組み128GB容量のシステムメモリは、XMPプロファイルの適用一発で、メモリ周波数3600MHzかつメモリタイミングCL16-18-18-38-CR2の高速設定が安定動作しました。
Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B_Z490_x2_ramtest


続いてAMDのメインストリーム向けCPUである第3世代Ryzenの16コア32スレッドモデルRyzen 9 3950XとX570マザーボードを組み合わせた環境で「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」のOCプロファイルによるOCを実践してみました。AMD X570マザーボードにはMSI MEG X570 ACEを使用しています。
BIOSから行うOC設定については特にひねりもなく「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」に収録されたOCプロファイルを適用しました。
Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B_X570_BIOS
メモリOC耐性が前世代より改善された第3世代Ryzen環境とはいえ、やはりRyzen環境なので32GB容量メモリモジュールで3600MHz/CL16の高速設定が安定動作するのかどうか若干の不安はありましたが、「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」のOCプロファイルを適用するだけで、メモリ周波数3600MHz&メモリタイミング16-18-18-38-CR1で正常に動作しました。
Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B_X570_x2_ramtest
標準セットの2枚組み構成は小手調べ、続いて同メモリキットを2セット使用した4枚組み128GBのメインストリーム向けプラットフォーム最大容量でXMPプロファイルが安定するか検証してみました。
結果は下のスクリーンショットの通り、Ryzen 9 3950XとX570マザーボードの環境において「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」を2セット使用した4枚組み128GB容量のシステムメモリは、XMPプロファイルの適用一発で、メモリ周波数3600MHzかつメモリタイミングCL16-18-18-38-CR2の高速設定が安定動作しました。
第3世代Ryzenで高性能メモリのスイートスポットとされる3600MHz/CL16を狙うなら、8GB×2=16GBのスタンダードから、32GB×4=128GBの超大容量まで「Crucial Ballistix」を使っておけば問題なし、と断言できる結果です。

Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B_X570_x2_ramtest


さてここからはさらにエクストリームな検証に突入していきます。32GB×2=64GBのメモリキット「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」を4セット組み合わせた8枚組256GB容量について、Intel第10世代Core-XやAMD第3世代Ryzen Threadripper環境でOCプロファイルが安定動作するのかチェックします。
一般にはメモリ枚数が多くなるだけ(とりわけ3000MHz以上の高速メモリ周波数では)、メモリモジュール間の相性が重要になるので、エンスージアスト向け環境でのメモリ8枚組みは予め8枚セットで動作確認がなされた8枚組みメモリキットが推奨されるので、「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」のメモリ選別の厳格さや、メモリモジュール品質の高さが試されるテストになると思います。
Crucial Ballistix Black BL2K32G36C16U4B review_04563_DxO
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なおWindows10 OSにおいて128GB以上のシステムメモリを使用するには、Windows10 Homeではなく、Windows10 Proを使用する必要があります。Windows10 Homeでは128GBを超えるシステムメモリを搭載していても最大で128GBまでしか使用できないので注意してください。
Windows10 Home_system-memory-upto128GB

まずはIntelのエンスージアスト向けCPUであるCore-Xの最上位18コア36スレッドモデルCore i9 10980XEとX299マザーボードの環境で「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」のOCプロファイルによるOCを実践してみました。マザーボードにはASUS PRIME X299 Edition 30を使用しています。
BIOSから行うOC設定については特にひねりもなく「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」に収録されたOCプロファイルを適用しました。
Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B_X299_BIOS
BIOSから行うOC設定として、特にひねりもなくメモリに収録されたOCプロファイルを適用しましたが、Core i9 10980XEとX299マザーボードの環境において「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」は同メモリキットを4セット使用した8枚組み256GB容量でも、OCプロファイルを適用するだけで、メモリ周波数3600MHz&メモリタイミング16-18-18-38の高速設定が苦も無く安定動作しました。
Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B_X299_x8_ramtest


最後にAMDのエンスージアスト向けCPUである第3世代Ryzen Threadripperの32コア64スレッドモデルRyzen Threadripper 3970XとTRX40マザーボードの環境で「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」のOCプロファイルによるOCを実践してみました。マザーボードにはASRock TRX40 Taichiを使用しています。
BIOSから行うOC設定については特にひねりもなく「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」に収録されたOCプロファイルを適用しました。
Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B_TRX40_BIOS
BIOSから行うOC設定として、特にひねりもなくメモリに収録されたOCプロファイルを適用しましたが、Ryzen ThreadripperとTRX40マザーボードの環境において「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」は同メモリキットを4セット使用した8枚組み256GB容量でも、OCプロファイルの適用一発で、メモリ周波数3600MHz&メモリタイミング16-18-18-38の高速設定が安定動作しました。
第3世代Ryzen Threadripperでも内部インターコネクトInfinity Fabricがメモリ周波数と同期するので、性能面で重要性が高いだけでなく、その分だけ高速周波数で安定動作を狙うのは難しくなるのですが、Ryzen TRでもまた高性能メモリのスイートスポットとされる3600MHz/CL16が2枚組みメモリキットを適当に4セット組み合わせただけの256GB超大容量で安定動作するのには感動的です。
Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B_TRX40_x8_ramtest



Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4Bのレビューまとめ

最後に「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」を検証してみた結果のまとめを行います。簡単に箇条書きで以下、管理人のレビュー後の所感となります。

良いところ
  • ヒートシンクカラーはブラック、ホワイト、レッドの3色展開
  • 13球アドレッサブルLEDイルミネーションを搭載したCrucial Ballistix RGBもラインナップ
  • 全高39~40mm程度で比較的にロープロファイル寄り、背が低め
  • 簡単にメモリのオーバークロックが可能なIntel XMP 2.0に対応
  • Intel第10世代Core-S環境で32GB*4(2kit)=128GBの3600MHz/CL16が正常動作
  • AMD第3世代Ryzen環境で32GB*4(2kit)=128GBの3600MHz/CL16が正常動作
  • Intel第10世代Core-X環境で32GB*8(4kit)=256GBの3600MHz/CL16が正常動作
  • AMD第3世代Threadripper環境で32GB*8(4kit)=256GBの3600MHz/CL16が正常動作
悪いところor注意点
  • 3600MHz/CL16対応の32GB2枚組みは1キットが4.1万円と非常に高価
  • 指紋が付きやすいので綿手袋などを用意しておくのがオススメ

「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」ではメーカー動作確認済みのOCプロファイルを使用することによって、2枚組みキット標準構成が安定動作するのは当然として、複数キットを組み合わせた場合も、Intel第10世代Core-S&Z490環境やAMD第3世代Ryzen&X570の環境においてデュアルチャンネル4枚組み128GB容量で、メモリ周波数3600MHz&メモリタイミング16-18-18-38のオーバークロックがOCプロファイルによって手軽に行え、安定動作が確認できました。

さらにはIntel第10世代Core-XやAMD第3世代Ryzen Threadripperといったクアッドチャンネル8枚刺しに対応するエンスージアスト向け環境においても、「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」を4キット組み合わせることで8枚組み256GBの超大容量が、OCプロファイルの適用一発、メモリ周波数3600MHz&メモリタイミング16-18-18-38の高速動作で安定動作しました。

Micron純正メモリを取り扱うCrucialが性能を追求するゲーミングブランドBallistixで展開するゲーミングDDR4メモリには2枚組みキットしか展開されていませんが、ランダムに選ばれた4キット8枚組み256GB容量でも3600MHz/CL16の高速設定が余裕で安定動作したことを考えると、『高品質・高精度なメモリだから複数キット組み合わせても問題ない、あえて2枚組みキットしか販売していない』ということなのではと感じました。(Crucial Ballistix MAXのよう4000MHz越えの特殊なメモリは例外ですが)


第1/2世代のAMD Ryzen環境においては3200MHz/CL14がハイパフォーマンスメモリの代名詞でしたが、メモリOC耐性が改善された第3世代Ryzenでは3600MHz/CL16がスイートスポットであることがAMD公式からも発表されています。
Infinity Fabricがメモリ周波数と1:1同期するのは通常3600MHzまでなので、OCプロファイルの適用一発で3600MHz/CL16で動作する「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」は第3世代Ryzen環境において最適なメモリです。
また20コアオーバーのマルチスレッド性能を活かすには1スレッド当たり1~2GB程度のシステムメモリがあると良いとされる第3世代Ryzen Threadripper環境にとっても、複数キットによる4枚組み・8枚組みが3600MHz/CL16で動作する「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」は間違いのない選択肢だと思います。

また32GB2枚組モデルは1キットが4万円以上と非常に高価ですが、同じく3200MHz/CL22のSPDプロファイルを収録した16GB2枚組モデルや8GB2枚組モデルは容量に比例して安価になります。一般的な自作PCであれば16GB2枚組モデルが特にオススメです。

以上、「Crucial Ballistix BL2K32G36C16U4B」のレビューでした。
Crucial Ballistix DDR4 BL2K32G36C16U4B



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