Nextorage G-Series LE 2TB


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ソニーを源流とするストレージメーカー Nextorageから発売された、PHISON PS5027-E27Tコントローラーと最新TLC型3D NANDを採用し、DRAMキャッシュレスながらPCIE4.0x4接続で連続読み書き7GB/s前後に達する高コストパフォーマンスなNVMe M.2 SSD「Nextorage Gシリーズ LE 2TB(型番:NN4LE-2TB)」をレビューします。



Nextorage G-Series LE 2TB レビュー目次


1.Nextorage Gシリーズ LEについて
2.Nextorage G-Series LE 2TBの外観
3.Nextorage G-Series LE 2TBの検証機材と基本仕様


4.Nextorage G-Series LE 2TBのベンチマーク比較
5.Nextorage G-Series LE 2TBの連続書き込みについて
6.Nextorage G-Series LE 2TBの消費電力


7.Nextorage G-Series LE 2TBの実用性能比較
8.Nextorage G-Series LE 2TBのデータコピー・ゲーム性能比較


9.Nextorage G-Series LE 2TBのレビューまとめ




製品公式ページ:https://www.nextorage.net/ssds/internal-ssd/nn4le/





【機材協力:Nextorage】



Nextorage Gシリーズ LEについて


「Nextorage Gシリーズ LE」は、メモリコントローラーにPCIE4.0対応でDRAMキャッシュレスのPHISON PS5027-E27T、メモリチップにTLC型3D NANDが採用された、NVMe(PCIE4.0)接続でM.2 2280フォームファクタのM.2 SSDです。

「Nextorage Gシリーズ LE」にはSSD容量として1TB(型番:NN4LE-1TB)、2TB(型番:NN4LE-2TB)の2モデルがラインナップされています。いずれも片面実装です。

「Nextorage Gシリーズ LE」のアクセススピードは容量によって若干異なりますが、最大でシーケンシャル読出7400MB/s、シーケンシャル書込6400MB/s、ランダム読出1,000,000 IOPS、ランダム書込1,000,000 IOPSの超高速アクセスを実現しています。

「Nextorage Gシリーズ LE」のMTBFは150万時間、書込耐性(保証TBW:Total Byte Written)は1TBが600TB、2TBが1200TBWとなっており、メーカーによる製品保証期間は5年間です。


Nextorage Gシリーズ LE スペック一覧 (2024年6月)
容量 1TB
型番:NN4LE-1TB
2TB
型番:NN4LE-2TB
インターフェース
NVMe(PCIE4.0x4)
メモリコントローラー PHISON PS5027-E27T (非公式、サンプル機より)
メモリー TLC型 3D NAND
キャッシュ DRAMキャッシュレス
連続読出 7400MB/s
連続書込 6100 MB/s 6400 MB/s
ランダム読出 1000,000 IOPS
ランダム書込 8,500,000 IOPS 9,500,000 IOPS
消費電力(read/write) 5.6 W / 5.4 W
5.7 W / 5.7 W
動作温度範囲 0°C~70°C
MTBF 150万時間
書込耐性
(保証TBW:Total Byte Written)
600 TB 1200 TB
保証期間 メーカー5年



Nextorage G-Series LE 2TBの外観

まず最初にNextorage G-Series LE 2TBの外観や付属品について簡単にチェックしておきます。
紙製のパッケージを開くとSSD本体は同じく紙製スペーサーに収められていました。
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「Nextorage G-Series LE 2TB」のSSD本体デザインについては普通にM.2 2280サイズ、M-Key型のM.2 SSDです。PCB基板は黒色になっています。
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Nextorage G-Series LE 2TBの表面にはM.2端子の隣、右端にメモリコントローラー、基板上では中央付近に2枚のメモリチップが実装されています。DRAMキャッシュは非搭載です。
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「Nextorage G-Series LE 2TB」のメモリコントローラーは公表されていませんが、TSMC製12nmプロセスで製造される最新のPHISON製DRAMキャッシュレスコントローラー PS5027-E27Tです。
データ保存領域となるNANDメモリについては公式情報ではTLC型3D NANDとだけ記載されていましたが、実機を確認するとBiCS6とも呼ばれるWD/KIOXIA製TLC型 162層3D NAND(T2BIGA5A1V)が使用されていました。
DSC06477_DxO-horz
「Nextorage G-Series LE」はSSD上に実装されたDRAMキャッシュの代わりに、PCIE3.0/4.0の高速帯域を介してシステムメモリの一部をキャッシュとして使用するHMB(Host Memory Buffer)に対応しています。
HMB(Host Memory Buffer)_architecture

Nextorage Gシリーズ LEには1TBと2TBの2モデルがラインナップされていますが、いずれもM.2基板表面にだけ素子が実装される片面実装です。
DSC06474_DxO



Nextorage G-Series LE 2TBの検証機材と基本仕様

「Nextorage G-Series LE 2TB」の各種検証を行う環境としては、PCIE4.0/5.0に対応するAMD Ryzen 9 7950X&GIGABYTE X670E AORUS MASTERなどで構成されているベンチ機を使用しました。構成の詳細は下記テーブルの通りです。
テストベンチ機の構成
CPU AMD Ryzen 9 7950X (レビュー
CPUクーラー Fractal Design Celsius S36 (レビュー
Noctua NF-A12x25 PWM (レビュー
メインメモリ G.Skill Trident Z5 Neo
F5-6000J3038F16GX2-TZ5N
DDR5 16GB×2=32GB (レビュー
マザーボード
GIGABYTE X670E AORUS MASTER
レビュー
ビデオカード PNY GeForce RTX 4090 24GB XLR8
Gaming VERTO EPIC-X RGB OC 3FAN
レビュー
システムストレージ
Samsung SSD 990 PRO 1TB (レビュー
OS Windows 11 Pro 64bit 22H2
電源ユニット Corsair HX1500i 2022 (レビュー
ベンチ板 STREACOM BC1 (レビュー

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システムメモリの検証機材には、Ryzen 7000用OCメモリのスイートスポットとアピールされているメモリ周波数6000MHz/CL30の低レイテンシなメモリOCに対応した「G.Skill Trident Z5 Neo(型番:F5-6000J3038F16GX2-TZ5N)」を使用しています。
G.Skill Trident Z5 NeoシリーズはAMD EXPOのOCプロファイルに対応した製品なので、AMD Ryzen 7000シリーズCPUで高性能なPCを構築するお供としてオススメのOCメモリです。ARGB LEDイルミネーションを搭載したバリエーションモデル G.Skill Trident Z5 Neo RGBもラインナップされています。
「G.Skill Trident Z5 Neo」をレビュー。EXPOで6000MHz/CL30のOCを試す!
G.Skill Trident Z5 Neo

2024年最新のSSDレビューでは高度に圧縮されたゲームデータをグラフィックボードのVRAMへ直接取り込んで、GPUによって高速に展開するDirectX 12のDirectStorageのようなAPIに対応したPCゲームも検証しています。
その時にSSDの理想的な性能を検証できるように、最新のウルトラハイエンドGPUを搭載したグラフィックボード「PNY GeForce RTX 4090 24GB XLR8 Gaming VERTO EPIC-X RGB OC 3FAN」を使用しています。

PNY GeForce RTX 4090 24GB XLR8は、ベイパーチャンバー構造のベースコアや、厚みのあるファンブレードをバリヤーリングで結合した重厚な冷却ファンを採用する4スロット占有大型GPUクーラーにより、各社AIBモデルの中でもトップクラスの静音性を実現しています。
メーカーのPNYは2022年に株式会社アスクが販売代理店契約を結んだばかりの新参なので国内での知名度は高くありませんが、北米など海外市場では30年以上に渡りコンシューマーならびにビジネス向けで電子機器の製造・販売を行う大手メーカーです。
国内正規品なら代理店を介してPNY公式のグローバル保証と同じ3年間の長期保証が受けられるところも魅力です。
「PNY GeForce RTX 4090 24GB XLR8」をレビュー
PNY GeForce RTX 4090 24GB XLR8 Gaming VERTO EPIC-X RGB OC 3FAN


検証環境については上述の通り、AMD Ryzen 9 7950XやGIGABYTE X670E AORUS MASTERで構成されるテストベンチ機を使用していますが、検証するNVMe M.2 SSDはマザーボード上のCPUソケット直下に配置されている、CPU直結PCIE5.0x4レーン接続のM.2スロットに設置しています。
またサーマルスロットリングによる性能低下の可能性を排除するため、JIUSHARK M2-THREEという60mm角ファンでアクティブ冷却できるM.2 SSDヒートシンクを組み合わせた状態で設置しています。
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GIGABYTE X670E AORUS MASTERにM.2 SSDを設置する場合、M.2-PCIE変換ボードも使用するなら、計5つの候補があり、どこに接続するかでベンチマーク結果が大きく変わります。
Ryzen 7000シリーズCPU&X670Eマザーボードの環境においてCPU直結PCIEレーンは、主にグラフィックボードで使用するPCIE5.0x16レーンに加えて、NVMe M.2 SSD用のPCIE5.0x4レーンが2つがあり、実のところNVMe M.2 SSDを使用するなら、このNVMe M.2 SSD用のCPU直結PCIE5.0x4レーンが最速となります。
Storage Test System_202308
AMD X670E and X670_Diagram


「Nextorage G-Series LE 2TB」のボリュームをWindows 11上で作成したところ、空きスペースは1.86TBでした。
Nextorage G-Series LE 2TB_CDI
「Nextorage Gシリーズ LE 2TB」はSSD上に実装されたDRAMキャッシュの代わりに、PCIE3.0/4.0の高速帯域を介してシステムメモリの一部をキャッシュとして使用するHMB(Host Memory Buffer)に対応しています。
「Nextorage Gシリーズ LE 2TB」でSSDが指定する最適バッファサイズは64MBで、実際に確保されるバッファサイズも64MBでした。
Nextorage G-Series LE 2TB_HMB



Nextorage G-Series LE 2TBのベンチマーク比較

「Nextorage G-Series LE 2TB」の性能を測るためストレージに関する基本的なベンチマークソフトを使用して測定を行います。

まずはCrystalDiskMark8.0.4 (1GiB, +Mix)について、「Nextorage G-Series LE 2TB」やその他の比較対象ストレージのベンチマーク結果は次のようになっています。
「Nextorage G-Series LE 2TB」のベンチマークススコアは連続読み出し7400MB/s、連続書き込み6600MB/sとなりました。製品スペックの通り、PCIE4.0x4接続のハイエンドNVMe M.2 SSDとしては理想的な性能です。
実用性能への影響の大きい4Kランダム読み出し(Q1T1)も86MB/s程度と高速です。
Nextorage G-Series LE 2TB_CDM8m_1GiB

以下、各種比較対象SSDのCrystalDiskMark8 ベンチマークスコアになっています。

AS SSD Benchmark v2.0.6821.41776 (1GB)について、「Nextorage G-Series LE 2TB」やその他の比較対象ストレージのベンチマーク結果は次のようになっています。
Nextorage G-Series LE 2TB_AS_1GB

以下、各種比較対象SSDのAS SSD Benchmark ベンチマークスコアになっています。


Anvil’s Storage Utilities v1.1.0 (1GB)について、「Nextorage G-Series LE 2TB」やその他の比較対象ストレージのベンチマーク結果は次のようになっています。
Nextorage G-Series LE 2TB_Anvil_4K-IOPS
Nextorage G-Series LE 2TB_Anvil

以下、各種比較対象SSDのAnvil’s Storage Utilities ベンチマークスコアになっています。


ATTO Disk Benchmark 4.00.0f2 (512B-64MB, 1GB, QD1/QD4)について、「Nextorage G-Series LE 2TB」やその他の比較対象ストレージのベンチマーク結果は次のようになっています。
ATTO Disk Benchmarkはブロックサイズ別の性能を主にチェックするベンチマークなので4KB~1MBを抜粋してリード/ライト性能をグラフにして比較しました。
Nextorage G-Series LE 2TB_ATTO_QD1_read
Nextorage G-Series LE 2TB_ATTO_QD1_write
Nextorage G-Series LE 2TB_ATTO_QD4_read
Nextorage G-Series LE 2TB_ATTO_QD4_write
Nextorage G-Series LE 2TB_ATTO



Nextorage G-Series LE 2TBの連続書き込みについて

「Nextorage G-Series LE 2TB」に連続書き込みを行った場合の動作についてチェックします。

TLC型やQLC型と呼ばれる3bit以上のマルチレベルセルで動作するNANDが採用されているSSDでは、マルチレベルセル化によって遅くなる書き込み速度の底上げのため、NANDメモリの一部を高速キャッシュ領域とする機能が実装されています。
2022年現在、TLCやQLCの記憶領域を動的にSLC化する製品が多いので、この高速キャッシュ領域のことをSLCキャッシュと呼ぶことにします。(可能性としてTLC型SSDやQLC型SSDがMLCで高速キャッシュを構築することもありうる)

このようなSLCキャッシュを有するSSDにおいては、連続した大容量の書き込みによって書き込み総量がSLCキャッシュを超過した場合、書き込み速度がステップ状にガクッと下がります。
例えば600MB/sが理論的な上限速度となるSATA SSDの場合は、動画ファイルなど数十GB以上の単一ファイルの連続書き込みが発生すると、SLCキャッシュ超過後はCrystalDiskMarkなどベンチマークソフトで表示される500MB/s程度の連続書き込み速度を維持できず、100~200MB/sまで書き込み速度が低下する可能性があります。


最新のTLC型NANDをメモリチップに採用する「Nextorage G-Series LE 2TB」がどのような挙動を見せるのか確認してみました。
「Nextorage G-Series LE 2TB」はシンプルに50GB容量を書き込みが高速なSLCキャッシュとして使用できます。空き容量が200GBの状態でもフォーマット直後同様に使用できるSLCキャッシュ容量は50GBでした。
SLCキャッシュ内なら6GB/sを超える書き込み速度を発揮しますが、SLCキャッシュ容量を超過すると書き込み速度は1300~1500MB/s程度に低下します。
Nextorage G-Series LE 2TB_SLC_200GB-Free

フォーマット直後の状態からボリューム全域に書き込みを行った時の書き込み速度の推移が下のようになっています。実用的にはあまり意味のない評価方法ですが、SLCキャッシュの挙動を把握する上では役立つこともあるので参考までに。
Nextorage G-Series LE 2TB_SLC Cache_writing-all

SLCキャッシュ容量の多寡について当サイトでは一応、100GBを1つの基準にしています。
空き容量全域をSLCキャッシュとして使用できる製品もあるので、空き容量によらず固定値で50GBしかSLCキャッシュを使用できないのは「Nextorage Gシリーズ LE 2TB」のネガティブなポイントだと思います。

ただ「Nextorage Gシリーズ LE 2TB」の使用済みSLCキャッシュの開放は比較的に高速で、50GB全て使いきっても数分もあれば開放されます。
安価なシステムストレージ的な用途が想定されるSSDなので現実的には50GBもあればそうそう不足することもないでしょうし、SLCキャッシュ超過後でも書き込み速度が1400MB/s程度と高速なので、実用的にSLCキャッシュ超過による性能低下で不便を感じることはないと思います。



Nextorage G-Series LE 2TBの消費電力と温度

「Nextorage G-Series LE 2TB」の消費電力についてチェックしていきます。
NVMe M.2 SSDの消費電力測定には、当サイトの検証に使用するためワンオフで特注した測定ツール「GPU Power Tester」を使用しています。
GPU Power Tester_SSD_1



GPU Power Testerはその名の通り、PCIEスロット経由とPCIE補助電源の消費電力を直接に測定しグラフィックボードの消費電力を検証する機器ですが、M.2延長カードを改造した増設ユニットを使用することでNVMe M.2 SSDの消費電力を測定できます。
グラフィックボードの消費電力測定に使用するようなライザーケーブル/ライザーカードから、さらにM.2-PCIE変換ボードを中継すると、機器の組み合わせやPCIE5.0等の高速接続規格によってはSSDの動作が不安定になることがありますが、この方法ならマザーボードのM.2スロットにM.2 SSDを直結した時と同等の性能で安定して消費電力を測定できます。
GPU Power Tester_SSD_2

まずはSSDの消費電力の傾向を把握するため、CrystalDiskMark8.0.4 (1GiB, +Mix)を測定負荷としてアクセスタイプ別に消費電力がどうなるのかチェックしていきます。
CrystalDiskMarkの設定は各アクセスタイプで測定時間20秒/測定回数1回、測定インターバル10秒に変更しています。12種類のアクセスタイプの負荷に加えて、テスト終了後のアイドル状態の消費電力も測定しています。
CrystalDiskMarkを測定負荷とした時に連続読み出し/連続書き込みのアクセスタイプは、消費電力が最も大きくなる、ワーストケースに近い負荷となります。
GPU-Power-Test_app_1


CrystalDiskMarkで負荷をかけた時の「Nextorage G-Series LE 2TB」の消費電力の推移は次のようになっています。
「Nextorage G-Series LE 2TB」の消費電力は、連続アクセスの最大値で平均4.8W程度でした。
PCIE4.0x4帯域として理想的な7GB/s前後のアクセススピードを発揮しつつ、従来の5GB/s程度のDRAMキャッシュレスSSDに近い消費電力なのでワットパフォーマンスは良好です。
実用性能に影響の大きい4Kランダム(Q1T1)の読み書きにおける消費電力も1.8~1.9Wなので、やはり一般的なDRAMキャッシュ搭載のハイエンドSSDよりも省電力です。
Nextorage G-Series LE 2TB_Power

一方でアイドル状態の消費電力が若干高く、瞬間的に下がっている数値を見ると本来のアイドル状態の消費電力は0.80W前後っぽいのですが、そこまで消費電力が下がらずに4Kランダム時相当、1.30W弱の消費電力が発生しています。
検証環境との相性が悪い可能性はあるものの、Phison PS5027-E27T特有ではなく、過去にM.2 2230などに採用されているPhison PS5021-E21TのSSDでも同じような挙動を確認しています。
Nextorage G-Series LE 2TB_power_idle-ASPM-Off
Surface ProやハンドヘルドゲーミングPCを含め近年のモバイルPCはバッテリー持続時間を少しでも伸ばすため、ASPM(Active-State Power Management)が基本的に標準で有効になっています。
デスクトップPC環境ではASPMは通常、使用されませんが、機能自体はBIOS設定とWindows設定を変更することで有効化できるので、ASPM時のアイドル電力も測定してみました。
「Nextorage Gシリーズ LE 2TB」はASPM有効なら0.07Wまでアイドル時の消費電力は下がるので、モバイルPCの増設においてアイドル時の消費電力が問題になることはありません。
Nextorage G-Series LE 2TB_power_idle-ASPM-On


消費電力が特に大きくなりやすい連続読み出し/連続書き込み(SEQ 1M Q8T1)について、「Nextorage G-Series LE 2TB」と各種ストレージを比較すると次のようになります。
Nextorage G-Series LE 2TB_Power_1_Read_1
Nextorage G-Series LE 2TB_Power_5_Write_1

実用性能に影響の大きいランダム読み出し/ランダム書き込み(RND 4K Q1T1)について、「Nextorage G-Series LE 2TB」と各種ストレージを比較すると次のようになります。
Nextorage G-Series LE 2TB_Power_4_Read_4
Nextorage G-Series LE 2TB_Power_8_Write_4

PC電源ONでSSDに対して読み書きアクセスがないアイドル状態の消費電力について、「Nextorage G-Series LE 2TB」と各種ストレージを比較すると次のようになります。
Nextorage G-Series LE 2TB_Power_14_Idle
Nextorage G-Series LE 2TB_Power_14_Idle-aspm


続いて、実用シーンのSSD消費電力として当サイト的に重要なPCゲームのプレイシーンをチェックしていきます。
使用しているタイトルは、DirectStorageに対応するPCゲームとしてラチェット&クランク パラレル・トラブル(Ratchet & Clank: Rift Apart)とFORSPOKEN、ストレージへのAPIが従来式の高画質PCゲームとしてMarvel’s Spider-Man RemasteredとForza Horizon 5となっており、いずれも4K解像度でグラフィック設定は基本的に各設定項目が最高設定です。以上4種類のゲームを使用して120秒間の5つのシーンについてSSDの消費電力を測定しており、具体的には次の動画の通りです。


「Nextorage G-Series LE 2TB」のDirectStorage対応を含む4種類のPCゲーム、5つのシーンにおけるSSD消費電力の推移は次のようになっています。
グラフ中には上で行ったCrystalDiskMarkによる消費電力測定の結果のうち、連続読み出し(SEQ 1M Q8T1)、ランダム読み出し(RND 4K Q1T1)、アイドルの3種類の消費電力も横線で併記しています。
2024年最新水準の高画質タイトルを使用して検証していますが、PCゲームシーンだとDirectStorage対応と従来式のどちらであっても、SSD消費電力の平均値は、CDMのランダム読み出しとアイドルの消費電力の中間に収まります。
DirectStorage対応PCゲーム、ラチェット&クランクのワープやFORSPOKENのロード・ファストトラベルでは連続アクセス的な大きい消費電力も発生しますが、いずれも1~2秒あるかどうかという瞬間的なものです。
Nextorage G-Series LE 2TB_Power_game

「Nextorage G-Series LE 2TB」を含めた各種ストレージについてゲームシーンの平均消費電力を比較すると次のようになっています。(最大値も併記していますが、上の推移グラフを見ての通り瞬間的なピーク値となっており測定毎に振れ幅があるので参考程度に考えてください。)
現状ではPCゲームプレイ中のSSD消費電力は、データの読み出しが多いタイトルでもCDMの4Kランダム読み出しと同程度、そうでなければアイドル状態をベースにして4Kランダム読み出し的な消費電力のアクセスがぽつぽつと発生する感じなので、製品別に見てもSSD消費電力の傾向はCDMの4Kランダム読み出しかアイドルに一致します。
Nextorage G-Series LE 2TB_Power_Game_1_RaC_1
Nextorage G-Series LE 2TB_Power_Game_2_RaC_2
Nextorage G-Series LE 2TB_Power_Game_3_Forspoken
Nextorage G-Series LE 2TB_Power_Game_4_Spider
Nextorage G-Series LE 2TB_Power_Game_5_FH5


「Nextorage G-Series LE 2TB」の温度についての検証は省略します。
近年ではマザーボードM.2スロットに十分な性能のM.2 SSDヒートシンク搭載が標準化しており、市販M.2 SSDヒートシンクも安価で高性能なものが簡単に見つかるようになっています。
PCIE4.0/5.0対応でドンドン高速化していく中、NVMe M.2 SSDをヒートシンクなしで温度測定や耐久テストを行うのは時勢に合わない、上記の通りヒートシンクも多様化しているので一例を示してもあまり参考にならない、と思ったというのも1つ理由です。
どうしてもヒートシンクなし、もしくは冷却が限定される環境での運用を検討する必要があるのであれば、上記の消費電力測定で消費電力が小さいSSDを選ぶ、というのが正解ですし。

またゲームシーンの消費電力検証で見た通り、実用シーンでCrystalDiskMarkの連続アクセスのようなPCIE4.0なら7GB/s前後、PCIE5.0なら10GB/sを超える高速アクセスが長時間に渡って発生するのかは疑わしく、比較的に理想的な連続アクセスが生じる動画ファイルのコピーでも、100GBの読み書きは5GB/sなら20秒、長く見積もっても30秒前後で済むので、それ以上のストレステストに意味があるのか疑問です。
またCrystalDiskMark自体はストレージベンチとして非常に有用ですが、SSDの温度検証という観点でいうとテストの3/4で連続アクセス的な消費電力が発生するCrystalDiskMarkを測定負荷に採用するのはあまり意味がないと感じています。


延長カード型でPCIE5.0にも対応するM.2 SSD消費電力測定モジュールも無事に完成したので、PCゲーム以外の実用シーンについてもSSD消費電力を調査しつつ、SSD温度検証の在り方について調べるのが今後の課題だと思っていますが、今回は省略ということで。



マザーボード備え付けのM.2 SSDヒートシンクの冷却性能が不十分で市販製品を探しているということであれば、PlayStation5の増設スロットにも互換なコンパクトサイズながら高い冷却性能を発揮する「CFD HSN-TITAN」、シリコンバンド固定で着脱が簡単な「SilverStone TP02」などがオススメです。







Nextorage G-Series LE 2TBの実用性能比較

「Nextorage G-Series LE 2TB」の実用性能をPCMark10 Storage Benchmarkを使用してチェックしていきます。
PCMark10 Storage BenchmarkはWindows OSの起動速度、PhotoshopやPremiere ProといったAdobeアプリの起動速度、PCゲームの起動速度、AdobeアプリやMicrosoft Officeの素材領域としての読み出し・書き込み速度など、SSDの実用性能について測定できるベンチマークソフトです。
PCMark10-Storage-Benchmarks


ベンチマーク測定に使用するPCMark10 Storage Benchmarkには上の概要で紹介したように23種類のテストがあるので、その中からシステム/ゲーム/データの3種類に大別された17種類のテストの結果を抜粋し、各テストにおいてSamsung SSD 980 PRO 1TBを基準として性能比率を算出、それらの平均値を取り、「Nextorage G-Series LE 2TB」など各種SSDに関して総合的なSSD実用性能の比較グラフ(パフォーマンスサマリー)を作成しました。
Nextorage G-Series LE 2TB_PCM10_1_Summary

同社GシリーズのDRAMキャッシュ搭載モデル Nextorage NE1N 1TBと、PCMark10 Storage Benchmarkの個別Traceについて比較(対象を100%として性能差をパーセント表示)すると下のグラフのようになっています。
「Nextorage Gシリーズ LE 2TB」はDRAMキャッシュ非搭載ですが、PHISON PS5027-E27Tメモリコントローラーなど最新素子採用で4Kランダム性能が高いので、PCMark10の実用性能比較だと、Nextorage NE1N 1TBに勝ち越す性能を発揮します。
Nextorage G-Series LE 2TB_PCM10_5_vs1
同じDRAMキャッシュレスの競合製品 WD_BLACK SN770 1TBと比較しても遜色ない性能です。
Nextorage G-Series LE 2TB_PCM10_5_vs2


システムストレージとしての性能に大別された7種類のテスト結果を使用して、各テストにおいてSamsung SSD 980 PRO 1TBを基準として性能比率を算出、それらの平均値を取り、「Nextorage G-Series LE 2TB」など各種SSDに関してシステムストレージとしてのSSD実用性能の比較グラフ(パフォーマンスサマリー)を作成しました。
Nextorage G-Series LE 2TB_PCM10_2_Summary_System

ゲームストレージとしての性能に大別された3種類のテスト結果を使用して、各テストにおいてSamsung SSD 980 PRO 1TBを基準として性能比率を算出、それらの平均値を取り、「Nextorage G-Series LE 2TB」など各種SSDに関してゲームストレージとしてのSSD実用性能の比較グラフ(パフォーマンスサマリー)を作成しました。
Nextorage G-Series LE 2TB_PCM10_3_Summary_Game

データストレージとしての性能に大別された7種類のテスト結果を使用して、各テストにおいてSamsung SSD 980 PRO 1TBを基準として性能比率を算出、それらの平均値を取り、「Nextorage G-Series LE 2TB」など各種SSDに関してデータストレージとしてのSSD実用性能の比較グラフ(パフォーマンスサマリー)を作成しました。
Nextorage G-Series LE 2TB_PCM10_4_Summary_Data



Nextorage G-Series LE 2TBのデータコピー・ゲームロード性能比較

続いて「Nextorage G-Series LE 2TB」で大容量・多数データのコピーやPCゲームのロード時間など実際の使用について性能比較をしてみました。

まずはデータコピーに関する実性能比較となります。

データのコピーにおいては当然ですが、元データのあるストレージの読み出し性能とコピー先の書き込み性能の両方が重要になります。
検証ストレージのコピー相手、書き込み先/読み出し元となるストレージが必要なので、コピー相手にはPCIE5.0x4接続に対応したCrucial T700 2TBを使用しています。
Ryzen 9 7950XとGIGABYTE X670E AORUS MASTERの検証環境で、レビューストレージはCPU直下のM.2スロットに、コピー相手のCrucial T700 2TBはPCIEスロットを挟んで1つ下のM.2スロットに設置しており、いずれも個別のCPU直結PCIE5.0x4レーンに接続されているので、接続帯域がコピー速度のボトルネックになることはありません。
DSC07784_DxO


「Nextorage G-Series LE 2TB」など各種検証ストレージとNextorage G-Series LE 2TBとの間で各種データをコピーした時間や転送速度の比較結果は次の通りです。

まずは50GBの動画フォルダのコピーについてですが、動画フォルダの中身は1つ10GBの大容量ファイルなので実際のコピーではベンチマークの連続読み出し・書き込み性能が重要になります。
Windows 11 21H2以前はエクスプローラーのファイルシステムがボトルネックになるためコピー速度は3GB/s程度で頭打ちでしたが、Windows 11 22H2とPCIE5.0に対応するRyzen 7000環境であれば実際のファイルコピーで最大6GB/sに迫る転送速度を発揮できます。
「Nextorage G-Series LE 2TB」は読み出し速度が4000MB/s程度、書き込み速度が5000MB/s程度でした。PCIE4.0 SSDの中では最速というわけではありませんが、中の上くらいの性能です。
Nextorage G-Series LE 2TB_copy_1_movie_read
Nextorage G-Series LE 2TB_copy_2_movie_write

次はゲームフォルダのコピーについてですが、近年のPCゲームでは各種ゲームデータが数百MB~数GBのファイルにパッケージ化されているので、動画ファイルのコピーと同様、比較的にストレージの連続読み出し・書き込み性能が重要になります。
ゲームデータが大きいファイルにパッケージ化されているゲームフォルダの場合、動画ファイルのコピーよりも転送速度は若干下がりますが、それでも「Nextorage G-Series LE 2TB」は読み出しで4000MB/s程度という転送速度を発揮しています。
読み出しはそこそこ高速ですが、「Nextorage G-Series LE 2TB」はSLCキャッシュ容量が50GBなので、コピーデータの一部(17GB程度)はSLCキャッシュ外でのコピーになるため、スコアを大分落としています。SLCキャッシュ内に収まるデータ量であれば4500~5000MB/s程度の速度で書き込みができるはずです。
Nextorage G-Series LE 2TB_copy_3_game-seq_read
Nextorage G-Series LE 2TB_copy_4_game-seq_write

最後は先ほどと同じくゲームフォルダのコピーについてですが、こちらはゲームデータが大きいファイルにパッケージ化されておらず、15万を超えるファイル数があるので、ランダム性能が重要になっています。
ランダム性能が重要になる実際のファイルコピーでも、「Nextorage G-Series LE 2TB」はPCIEPCIE4.0x4接続のハイエンド製品として違和感のない性能を発揮しています。
ただしコピー元の読み出し速度がボトルネックになりやすく、コピー相手にはCrucial T700 2TBを使用しているので、書き込み性能はPCIE4.0x4接続の高性能SSDなら1300MB/s程度の速度で頭打ちになります。
ファイル数の少ないゲームフォルダのコピー同様に、コピーデータの容量がSLCキャッシュを超過するので書き込みではスコアを落としています。
Nextorage G-Series LE 2TB_copy_5_game-rnd_read
Nextorage G-Series LE 2TB_copy_6_game-rnd_write


続いて3DMark Storage Benchmarkを使用して、PCゲームのロード時間やプレイ動画の保存といったゲーミングシーンでの「Nextorage G-Series LE 2TB」のストレージ性能を比較します。
3DMark Storage Benchmarkは各検証ストレージについて3回ずつ実行しており、総合スコア、ゲームロード速度(Battlefield V、Call of Duty Black Ops 4、Overwatch)、プレイ動画の録画(Overwatchのゲームプレイ中のデータアクセスとOSBによるフルHD/60FPSの録画)について平均値を比較しています。
またPCMark10 Storage Benchmarkと同様に、各ストレージは空き容量が半分前後になるようにデータを書き込んだ状態で測定を行っています。
3DMark -Storage-Benchmarks

3DMark Storage Benchmarkのトータルスコアについて、「Nextorage G-Series LE 2TB」やその他ストレージの比較は次のようになっています。
Nextorage G-Series LE 2TB_3DM-SB_1

3DMark Storage Benchmarkの総合スコアには、プレイデータのセーブ、PCゲームのインストール/移動は実用面で優先度が低いテストの結果も含まれるので、ここからはPCゲーム用ストレージとして優先度の高い個別テストを抜粋して見ていきます。

3DMark Storage BenchmarkのBattlefield V ゲームロード速度について、「Nextorage G-Series LE 2TB」やその他ストレージの比較は次のようになっています。
Nextorage G-Series LE 2TB_3DM-SB_2

3DMark Storage BenchmarkのCall of Duty Black Ops 4 ゲームロード速度について、「Nextorage G-Series LE 2TB」やその他ストレージの比較は次のようになっています。
Nextorage G-Series LE 2TB_3DM-SB_3

3DMark Storage BenchmarkのOverwatch ゲームロード速度
について、「Nextorage G-Series LE 2TB」やその他ストレージの比較は次のようになっています。
Nextorage G-Series LE 2TB_3DM-SB_4

3DMark Storage Benchmarkのプレイ動画録画性能について、「Nextorage G-Series LE 2TB」やその他ストレージの比較は次のようになっています。
Nextorage G-Series LE 2TB_3DM-SB_5


DirectX 12のDirectStorageに代表されるPCゲーム向け高速ストレージアクセスAPIに対応したPCゲームにおけるロード性能については、実際の比較検証結果を元に解説しているので、こちらの記事を参照してください。
ゲーム向け高速ストレージAPIを使用しない従来式のゲームの傾向についても、2020年から2021年頃の検証ですが比較データを使って解説しています。


結論だけ言ってしまうと、DirectStorageのサポートの有無によってNVMe SSDとSATA SSDでは大幅な性能差がありますが、PCIE3.0~5.0の帯域、TLC NANDとQLC NAND、DRAMキャッシュの有無による差は確認できませんでした。
マイナーメーカーのそもそもSSD性能が怪しい製品とかになると保証もできませんが、Micron(Crucial)、Samsung、SK Hynix(Solidigm)、WD辺りの大手メーカー製品で、NVMe SSDであれば、DirectStorage対応ゲームのロード時間はほぼ同じになると思います。ブラインドで見分けられる差でないことは確かです。
DirectStorage対応タイトルはまだ少ないですが、これからゲーム用ストレージを購入するのであれば、PCIE4.0対応NVMe M.2 SSDが性能と容量単価のバランスも良く、ベストだと思います。


今回はPC環境における性能を検証しましたが、同じくNVMe M.2 SSDを使用するPlayStation 5の拡張スロットによるストレージ増設についてはこちらの記事で詳細を解説しています。気になる方は参照してみてください。




Nextorage G-Series LE 2TBのレビューまとめ

最後に「Nextorage G-Series LE 2TB」を検証してみた結果のまとめを行います。簡単に箇条書きで以下、管理人のレビュー後の所感となります。

良いところ
  • 最大性能で連続読み出し7.4GB/s、連続書き込み6.6GB/s (2TBモデル)
  • PlayStation5の拡張スロットに使用可能なPCIE4.0対応NVMe M.2 SSD
  • SLCキャッシュは使用後の開放も速い(全て使用しても数分で再利用可能に)
  • DRAMキャッシュレスなので低消費電力
  • メーカー正規保証期間が5年間、保証条件のTBWは容量1TBあたり600TB
悪いところor注意点
  • SLCキャッシュ容量は固定値で50GB (2TBモデルで検証)
  • TLC型なのでSLCキャッシュ超過後に速度低下が発生する
    キャッシュ容量は空き容量依存(詳細)で、超過後の書き込み速度は1400MB/s程度

「Nextorage G-Series LE 2TB」を検証してみたところ、CrystalDiskMarkなど基礎的な各種ベンチマークでは仕様値通り、DRAMキャッシュレスながら連続読み出しが最大7GB/s前後というハイエンドPCIE4.0対応NVMe SSD的な性能です。
PCMark10や3DMarkの実用性能系のベンチマークについても、DRAMキャッシュを搭載するハイエンドNVMe M.2 SSDや、同じくDRAMキャッシュレスで競合するWD_BLACK SN770と遜色ない性能を発揮しました。
消費電力も低いので自作PC用だけでなく、モバイルPCの容量増設に使用する換装用システムストレージとしてもコストパフォーマンスの高いSSDだと思います。

唯一ネガティブな結果を残したのはコピー書き込みの性能です。SLCキャッシュ容量が固定値50GBとやや少ないので、50GBを超えるテストデータで行う当サイトのコピーテストでは書き込みでスコアを落としました。

ただ「Nextorage Gシリーズ LE 2TB」の使用済みSLCキャッシュの開放は比較的に高速で、50GB全て使いきっても数分もあれば開放されます。
安価なシステムストレージ的な用途が想定されるSSDなので現実的には50GBもあればそうそう不足することもないでしょうし、SLCキャッシュ超過後でも書き込み速度が1400MB/s程度と高速なので、実用的にSLCキャッシュ超過による性能低下で不便を感じることはないと思います。

DRAMキャッシュレスの安価モデルながら、MTBF 150万時間、保証期間 5年、さらに保証条件の1つである書き込み耐性(TBW)も1TBあたり600TBとスペック的に高耐久なSSDであり、Nextorageはソニーのストレージ部門を源流とするのでストレージメーカーとしての信頼性も高く、安心して長く使えます。


以上、「Nextorage Gシリーズ LE 2TB」のレビューでした。
Nextorage G-Series LE 2TB



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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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