原神をVer6で始めるのはアリか。無/微課金でも楽しめる?

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ナタ編ことVer.5参入組でプレイ開始からちょうど1周年を迎える旅人が、『原神をVer.6.0から始める』のはアリなのか解説します。現在はVer.5.8ですが夏休み中なのでちょっと先取りです。

2025年9月から新天地 ナド・クライを舞台とする原神のメジャーバージョンアップ Ver.6.0が予定されており、X公式アカウントではラウマ、フリンズ、アイノなどナド・クライ出身の新キャラクターのお披露目も始まっています。

一足早いですが、ちょうど夏休み中なので、8月・9月辺りは原神をプレイしてみようという人も増え始める時期だと思います。

冒頭にも書いたように、筆者はナタ編のVer.5.0が開始された昨年9月から原神のプレイし始めました。
もともとソシャゲ(ガチャ課金ゲーム)を全くプレイしたことがなかったので、興味本位のお試しでプレイしてみたらドハマりしてしまいました。そして重課金勢に。

原神をプレイする理由は人それぞれだと思いますが、今回はエンドコンテンツを含めて遊び尽くすという観点で今から参入するのはアリかナシか解説します。

前提として無課金や微課金で引けるガチャ数、入手できる限定星5キャラの数といった概要にも触れているので、無/微課金で始めようか迷っている人も一応、参考になると思います

原神はVer.5.7、Ver.5.8、Ver.6.0のように少数桁を含んでバージョンアップします。
”バージョン”という言葉は約40日間隔で行われる少数桁の更新を指します。

整数桁が変わるのは各年で、主な活動拠点が新しい国になるメジャーバージョンアップです。

メジャーバージョンアップに合わせて、ガチャ石の2倍購入などお得な時限性要素がリセットされるので、原神を始めるならメジャーバージョンアップ前、Ver.5.8の期間中がオススメです。

目次
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原神ってどんなゲーム?

原神のジャンルを一言で表現するなら『オープンワールドアクションゲーム』です。

すでに100体を超える多彩なプレイアブルキャラクターが実装されていて、異なる元素タイプの相互反応を活用する簡単かつ自由度の高いアクションバトルを楽しめます。

ユニークな元素反応と簡単かつ多彩なアクション

原神のバトルはリアルタイムアクションですが、コマンドバトルではないという程度の難しさです。Elden Ringなど覚えゲー的な高難度性はないのでアクションゲームが苦手な人でも楽しみやすいです。

原神のバトルでは、十分にキャラ育成を行い、敵に合わせた最適な元素タイプやギミック解除に対応できる編成をするキャラ知識といった前準備が重要になります。

いざ戦闘が始まれば時に臨機応変な対応も求められますが、基本的にはキャラのスキルや必殺技を決まったローテーションで回していくという操作感です。

広大なオープンワールドと100体を超えるキャラ

原神には日本、中国、近代フランス、中世イギリス、アステカなど様々な文化・文明をモチーフにした国がすでに実装されています。

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドやThe Witcher 3など有名作を上回る、広大なオープンワールドを縦横無尽に駆け回ることができます。多様な風土を見て回るだけでも楽しいですが、探索で見つけた宝箱からはガチャ石も手に入るので、探索のモチベーションも上がります!

すでに100体を超える様々なアニメ調の3Dキャラクターが実装されているので、趣の異なる国を推しのキャラで駆け回り、それを眺め、スクショを撮る、デジタルフィギュア的な要素も楽しみの1つです。

ソロプレイで完結、スマホ/PC/ゲーム機に対応

2025年9月時点ですでに、スマートフォン、PC、PlayStation 5、Xbox Series X|Sなどマルチプラットフォームに向けてリリース済みなので、プレイ環境の有無で躓くことはないはずです。思い立ったその日にはプレイ開始できます。

またオンラインマルチプレイにも対応していますが、一部の期間限定イベントを除けば、基本的にソロでプレイでき、デメリットもありません。

難しい敵を協力して倒せる、リポップ周期のある一部フィールド採取アイテムをフレンドのワールドからも貰える程度がマルチのメリットなので、単純に友達と一緒にプレイするかどうかという遊び方の違いだけです。

原神は今から始めて最前線に追いつける?

そもそもサービス開始から6年も経つソシャゲを今更初めて、エンドコンテンツに追いつけるの?という疑問があると思います。

重課金が必要ある程度短期間にエンドコンテンツを制覇しようと思うと、星5キャラ 無凸(可能ならモチ武器も)を最低限、数を揃える必要はあるので、3カ月から半年の間で10万円以上の課金が要求されます。になりますが、Ver.6.0から始めても原神の最前線に追いつくことは可能です。

筆者も昨年9月にVer.5.0で参入しましたが、原神のプレイ開始から3カ月弱で二大高難易度コンテンツである『深境螺旋の12階層 星9(淵月螺旋 星36)を取得』し、『幻想シアター マスターモードもクリア』しています。

ガチャのピックアップ数や育成リソースの重さといった原神のシステム的に、前者はともかく後者、幻想シアター マスターモードを短期間でクリアするのは結構ハードというのは既存のプレイヤーなら同意してもらえると思います。

最新キャラの凸に頼っている部分はあるものの、完凸ゴリ押しのような極まった力技ではなく、星4キャラも最低限育成して、20体以上のキャラの運用方法、元素反応や特殊バフへの理解も求められるので、かなりの達成感がありました。

現在はさらに高難度な『幽境の激戦』も追加されていますが、重要な報酬を全取りできる難易度エクストラまでなら適切な星5キャラの無凸モチ武器があれば十分にクリアできます。難易度最大のアルティメットは完凸前提のような超火力が要求され、報酬も期間限定でしか使えない武器スキンだけなので無視するのが無難です。

ただギミックに刺さるキャラを含む、高度に育成された3パーティーが必要なので、安定してクリアできるようになるには、さらに+1,2か月は必要になると思います。

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原神を2025年から始めるのはアリ?

Ver.5参入で原神にドハマりした筆者ですが、これから原神参入をオススメするかと言うと、正直なところ”オススメしない”寄りです。

アリな理由
ナシな理由
  • 最大レベルキャップ開放が容易
    1ヵ月かからない
  • 実装済みマップが多く、一気にやり込める
  • ストーリー進行、マップ探索の無課金でも300連以上は回せる
  • 実装済みキャラ数に対して入手機会が少ない
  • 高難易度エンドコンテンツへの参入が難しい、実質、要課金
  • 探索性能キャラ不在では、マップ探索が面倒、時間がかかり過ぎる

新規プレイヤーは実質的に要課金

これから原神を始めるなら初年度の初期投資として10万円かそれ以上の課金が必要というのが筆者の意見です。

無課金・微課金でも十分に遊べると言う人もいます。

遊べるか遊べないかで言えば基本無料ゲームなので遊べますが、無課金・微課金で引けるガチャ数、それで獲得できるキャラ数では足りず、結局、楽しみよりもストレスの方が勝ると思います。

ストレスを抱えたまま無微でプレイし続けるか、つまらなくなって離脱するか、結局課金するかの3パターンが予想され、そういうソシャゲプレイヤーの入り口にはなりたくないので、オススメはできないというスタンスです。

この辺りは長くなるので、詳しくは次の章で順番に解説します。

育成リソースがメチャクチャ重い

おそらくソシャゲ全般に言えることだと思いますが、サービス開始から時間が経つほど先行ユーザーとのリソース差が大きくなります。

原神は各種育成素材の入手が天然樹脂と呼ばれるスタミナに依存しています。スタミナはリアルタイム経過、もしくは課金でしか回復できません。

原神の育成リソースはメチャクチャ重いです。

プレイ開始直後こそ未探索マップ(一度きりの宝箱)から入手できる素材でサクサクと育つように思いますが、『キャラ&武器レベル80~90、天賦と呼ばれるスキルレベル 7以上、セット効果&メイン一致の聖遺物を揃え、レベル20×5』という高難度コンテンツに耐える水準まで育成するリソースは基本的に各バージョンでせいぜいキャラ2体分しか手に入りません。

無課金や微課金で入手できる星4キャラ等の縛りで高難度コンテンツを攻略する動画もありますが、育成リソースの不足、聖遺物厳選というハクスラ要素が足かせになって新規ユーザーにとっては現実的ではありません。

高難度コンテンツを攻略できるレベルまで低レアキャラを育成するのにかかる時間や育成コストをガチャリソースに換算したら、むしろ『星5キャラを課金して入手した方が安上がり』さえあります。

あと星4キャラ縛りの攻略は基本的に完凸が前提です。

星5キャラ狙いでガチャを重ねていくうちに自然と星4キャラは完凸になっていくものの、短期間で狙って凸を進めるのは、特定キャラに対する確定天井がない分、星5無凸確保より運に左右されます。

星5キャラの入手性が悪い

最新の高難度コンテンツに登場する敵は、そこそこインフレを続けていて最新キャラの高火力(キャラ間のシナジーによるバフも)が要求されるだけでなく、ボス敵にはギミック性まであります。

様々なギミックに対応できるように刺さるキャラを複数揃えることまで要求されます。俗にいう持ち物検査。

原神は強いキャラを数体確保するだけではダメで、様々なギミックに対応できるよう、無凸でも良いので星5キャラを10~20体は揃える必要があります。

にも拘わらず、星5キャラの入手性は酷く悪いです。

すでに50体以上の星5キャラが実装されていて、さらに40日更新のバージョン毎に1体の頻度で新キャラが追加実装される中、1シーズン 20日でピックアップされる限定星5キャラはたったの2体です。

復刻時期もユーザーからすると理解に苦しみます。Ver.5で最初に実装されたムアラニが一番最後だったり、キィニチの最適相方であるエミリエがほぼ1年復刻待ちだったり。

集録祈願と呼ばれる星5キャラとそのモチーフ武器を7~8種類ずつまとめてピックアップする国別ガチャも存在しますが、開催時期は完全に不定期です。開催されたからといってまとめて入手しようとすると課金額がとんでもないことに…。

原神に課金はどれくらい必要?

原神は基本無料のゲームですが、新規ユーザーは課金必須というのが筆者の考えです。

キャラ間のシナジーや元素反応によるギミック対応という要素がある以上、無凸無モチでもいいのでキャラを揃えてなんぼなゲームだと思います。

無課金・微課金で始めたけど新規キャラを追いかけるのが精一杯で、課金しないと既存キャラを入手できない、そのせいでギミック性のあるボス等に対応できない、ストーリーで気に入った特定キャラ狙いでガチャ禁しても復刻間隔が長く不定期でいつになるかも分からない、など新規プレイヤーが不満を覚えるであろうポイントはいくらでも挙げられます。

この辺りが気になる人は最初から原神に手を付けるべきではありません。

何を楽しみにするかは人それぞれとはいえ、今から無課金・微課金で原神を始めるよりも、買い切り型のゲームか、ソシャゲにしても他のサービス開始から歴が浅いものをプレイする方が無難です。オープンワールドアクションのソシャゲだと今なら鳴潮が個人的にオススメです。サービス開始から1年程度と歴も浅く、エンドコンテンツにも1ヵ月と少しで追いつけます。

キャラ毎に様々なアクションを楽しめますが、原神と違って一部キャラにだけ有利なギミック性はほぼなく、好きなキャラでエンドコンテンツを攻略できるので、キャラを揃える(確保に要課金)のが苦に感じる人には向いていると思います。

星5キャラやモチ武器に必要なガチャ数は?

原神のガチャは「祈願」と呼ばれます。

ピックアップされた限定星5キャラを入手できる限定キャラガチャ「イベント祈願」、そのキャラに性能面でも最適化されたモチーフ武器がピックアップされる限定武器ガチャ「神鋳賦形」の2種類があります。

限定キャラは1シーズンで2キャラがピックアップされ、それぞれ個別にガチャが開催されるので、すり抜け対象は恒常星5キャラになります。45%の確率ですり抜けて、直後の星5は限定ピックアップに確定です。

限定武器は同時期にピックアップされる限定星5キャラ2体のモチーフ武器が1つのガチャに混合されます。予め一方の武器を選択(命定)し、命定通りに限定武器が出る確率は37.5%です。非命定(37.5%)や恒常星5武器(25%)にすり抜けた場合、直後の星5は命定した武器に確定です。

詳細なガチャ仕様は飛ばして簡単にまとめると次のテーブルの通りです。

ガチャの種類星5平均すり抜けと救済措置
限定キャラガチャ約67連
(天井 90連)
45%で恒常星5キャラにすり抜け
すり抜け後は確定
3連続すり抜けで4回目は確定
限定武器ガチャ
1つのガチャに2つの限定武器
一方の限定武器を選択(命定)
約51連
(天井 80連)
限定武器は75%、命定通りかは半々
25%で恒常星5武器にすり抜け
命定以外が出たら次回は確定

短期的には10~20連のような少ないガチャ数で出たり、2枚抜きのような幸運、もしくは逆に80連程度の天井に近いガチャ数を持っていかれるなど、各自のリアルラックに左右されます。

高難度コンテンツに対応するため、一定数のキャラ・武器を揃えるとなると、必要な累計ガチャ数は1000を軽く超えます。

また無償配布から考えても、フィールド探索、ストーリー、アチーブメントなど恒常配布分と、1年間の各バージョン期間限定配布分をだいたい取り切るだけで回せるガチャ数は1000連を超えるので、ゲームをやり込んだ時の星5キャラ・武器獲得に必要なガチャ数の平均値は収束するものと考えてOKです。

ひとまずすり抜けは無視して単純に星5のキャラ/武器を獲得できるまでの平均ガチャ数は67連/51連です。

全世界のガチャ統計を見ても、星5平均が上記の数字に収束するのは明らかですし、実際に筆者の年間累計ガチャ数に対する星5平均もほぼ同じ数字に収束しています。

1000連も回せば、入手できる星5キャラの数は一定と考えてOKです。あとはすり抜け次第。

無課金・微課金でどれくらいガチャを回せる?

原神はすでに実装済みストーリーを進め、広大なオープンワールドを探索することで、無課金でも参入直後なら300~400連程度はガチャを回すことができます

しかしながら原神の限定キャラガチャは半分の確率ですり抜けが発生します。すり抜けた後は限定キャラで確定になるので、単純計算で3体の星5キャラのうち、2体は限定、1体は恒常(すり抜け)になります。

新規ユーザーは実装済みコンテンツをやり込めば、星5キャラをおおよそ6体獲得でき、そのうち4体が限定キャラになる計算です。

ただし、原神のオープンワールドマップは非常に広く、高低差も大きいのに、素の探索性能(ダッシュや登攀)は貧弱です。ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドをプレイしたことのある人なら、衣装による補助もほぼない中盤程度のリンクをイメージしてください。

現実的には1カ月間、毎日探索とストーリーを進めても200連を溜める程度が限界だと思います。

それを掘り尽くした後、40日周期の各バージョンにおいて無料配布で回せるガチャ数は平均70~80連程度になります。

50~60連分の配布しかないバージョンもありますが、新しい国が実装されるメジャーバージョンアップ直後や年始バージョンは配布が多いので、平均的にはそれくらいです。高難度コンテンツのクリア報酬も含みます。獲得が難しい部分はガチャ数にして3,4回分程度です。

メジャーバージョン5の例ですが、無償配布やデイリーパス・シーズンパスのみの微課金で引けるガチャの回数をまとめるとこんな感じです。

原神の無課金・微課金のガチャ回数
原石の無料配布
デイリー・探索・イベント
限定ガチャ石
(/原石 160個)
限定ガチャ回数デイリーパス
シーズンパス
v5.01600027127連+36連
v5.190001268連
v5.211000574連
v5.3110002190連
v5.490001066連
v5.5100001073連
v5.68000656連
v5.78000656連
v5.8100001174連
限定ガチャ回数の1バージョン平均76連
星5キャラの入手数 (/67連)10体15体

前節でも書いた通り、長期的に見ると星5キャラの獲得に必要なガチャ回数は1体当たり67連に収束します。

Ver.5では計10体の新キャラが実装されたので(1体は恒常枠の新キャラ)、無償配布分だけでちょうど10体のガチャ数を引くことができます。あとはすり抜け次第です。

メジャーバージョン内において、無課金では6~7体の限定キャラを入手でき、微課金ならギリギリですが、新実装の限定キャラを全て無凸で揃えることができます。

ただし、各バージョン配布分は基本的にデイリークエスト、時限性のイベント(戦闘コンテンツや知育的ミニゲーム)をクリアすることで入手する形になるので、後から参入するユーザーは無料で引けるガチャ数の差も遅れた分だけ大きくなります。

既存プレイヤーなら年2万円程度の微課金で無凸確保できた限定星5キャラに対して、新規プレイヤーは欲しいキャラ1体に対して少なくとも1.6万円かかります。

過去5年で実装された50体全てと言わずとも10体くらいは欲しいキャラは見つかると思います。それを確保するとなると必要な課金額は20万円を超えます。(もしくはVer6.0以降の新実装キャラを一部諦めるか)

筆者は昨年計算して覚悟した上でプレイ継続を決め、重課金の道へ突撃したわけですが、普通の感覚としてしんどいよねと。

原神をプレイするランニングコストはいくら?

  • 星5キャラ/武器の獲得まで平均ガチャ数は67連/51連
  • 各バージョンにおいて無料で回せるガチャ数は70~80連程度

なので、原神の課金区分はプレイスタイルに分けて以下の5パターンが想定されます。

星5キャラ基準にしていますが、あまり欲しくないキャラの時はスルーしたり、推しキャラの時は凸したり、モチ武器取ったりと融通することもあると思います。

原神の課金区分
課金額入手できるキャラ数ガチャを引ける数
無課金0円1Verで星5キャラ 1体
(限定/すり抜け問わず)
各Verで平均70~80連
微課金デイリーパス
シーズンパス
毎月2000円
新実装の星5キャラを無凸で確保
すり抜け次第で足りないかも)
+30連程度
中課金3verで1~2万円
(3,4か月に1回)
新実装の星5キャラを無凸で確保
(キャラは余裕を持って。時々、武器も)
約50連 / 1.2万円
重課金各verで2~5万円無凸でモチ武器も確保
廃課金湯水の如く

月に2000~3000円程度の微課金、「空月の祝福」と呼ばれるデイリーパスと、「天空紀行/真珠の歌」と呼ばれるシーズンパス(正確にはバージョンパス)は原神課金の中ではコスパが高いとはいえ、年間2万円前後なので、普通の買い切り型ゲーム1本よりも余裕で高いです。

各バージョンで+30連程度の追加になるので、前節にも書いた通り、新実装の星5キャラを全て無凸確保できる感じです。

ただ、星5排出回数は年間でも10回程度なので1/2で発生するすり抜けは確率が偏りやすく、各バージョンの無償配布量も上下するので、現実には安定して新実装の星5キャラを全て確保するとなると、3バージョンに1回程度は1~2万円くらいの課金が必要になると思います。

また、お気に入りのキャラは凸して、もしくはモチーフ武器を持たせて強く使いたいとなるものです。さらに課金欲が湧き、それを抑えるのは結構な自制心が要求されます。筆者は度々敗北します。

原神をちゃんとやり込むとなると最低限、年間 5~8万円程度が必要なランニングコストになると思います。

原神がキャラを揃えてなんぼなゲーム性である以上、十分に楽しむためには、それくらいのランニングコストが必要で、課金額を抑えるには結構な自制心が要求されます。

そして、星5キャラを無凸かつモチーフ武器で確保となると、40日周期の各バージョンで毎回2~5万円の課金が必要になります。この時点で一般的な価値観からして立派な”重課金プレイヤー”です。

モチ餅武器確保だけでも重課金になるんだ、と計算してみて地味に驚きましたが、それ以前にソシャゲ初心者だった昨年は「武器ガチャ何それ怖い」とか言ってたのを思い出して、すっかり染まっちまったなあと。

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新規が原神エンドコンテンツ攻略にかかる費用は?

前章で説明したのは1年~2年以上に渡って原神をプレイし、キャラも揃い、育成も進んで安定してきた時期のプレイヤーのランニングコストです。

新規プレイヤーに”要求される初期投資の額”となると話は変わってきます。

これから原神を始めて各種エンドコンテンツの攻略も視野に入れるなら初期投資として少なくとも10万円程度は見積もるべきです。

もちろん、原神の楽しみ方は人それぞれです。
エンドコンテンツの攻略に拘らず、お気に入りのキャラ1体を観賞できればいいとか、課金するにしても1体を完凸できればいいとかを否定するつもりはありません。

ただ、これから始める新規プレイヤーがエンドコンテンツをやり込んで、今後も無凸やモチ武器ありで新キャラを確保していくなら、一般的な理解としての”重課金”が必要です。

それを踏まえると、『Ver.6.0で原神を始めるのはオススメ』とは軽々に言えません。

原神のエンドコンテンツについて

『深境螺旋 12層、『幻想シアター マスターモード』、『幽境の激戦 エクストラ』といった重要報酬に関わるエンドコンテンツをクリアするとなると、最低限、7種の元素タイプでメインアタッカーとサブアタッカー・サポーターが1体ずつ、14体くらいは必要になります。

深境螺旋 12層と幽境の激戦 エクストラに必要なのは十分に育成された2/3パーティーですが、無効・高耐性といった元素縛り、要ギミック対応といった最近の傾向を見ると、安定してクリアするならそれくらいの予備戦力は必要です。

キャラ数の要求で一番しんどいのは幻想シアター マスターモードです。

3種類の元素タイプで16~20体を用意する必要があり、育成コストを考えると、限定星5キャラは3体以上、残りは恒常星5や星4の配分がオススメです。

新規プレイヤーが原神のエンドコンテンツをやり込むとなると、まずは14~20体の限定星5キャラが必要というのが筆者の私見です。

深境螺旋 12層

深境螺旋では2パーティーを用意して、前半後半に分かれて、3問の高難度バトルを制限時間内にクリアする必要があります。

2パーティーでいいなら限定星5キャラを1体ずつ用意して、残りは星4キャラでOKかというと結構微妙です。

原神の現環境では、

  • 蒸発、溶解など2倍反応
  • サポーターによる耐性ダウンやバフ
  • 設置型スキルによる裏アタッカー

が強く、それを想定して難易度も設定されているので、実質、星5キャラが各2体、メインアタッカーの凸か、サブアタッカー・サポーターの星5キャラが必要になります。

後述の幻想シアター攻略も視野に入れるなら、聖遺物厳選を行うリソースの余裕もないのでなおさらです。

また特定元素無効・高耐性、ギミック攻略に特定の元素反応が必要なども普通に盛り込まれています。

こういった諸事情を踏まえると、深境螺旋の最高難度 12層を継続的にクリアするには、3種類の元素タイプでメインアタッカー、それを支援できるサブアタッカーorサポーターで最低限、6体は星5キャラが必要です。

とはいえ、新規プレイヤーでも単発のクリアなら、早ければ1バージョンで1か月以内、遅くとも2バージョンのうちにクリアできるはずです。

筆者もムアラニ、キィニチ、万葉をそれぞれ1凸無モチでプレイ開始から1ヵ月以内にクリアしていました。

深境螺旋の期間限定バフは、限定ガチャにピックアップされるキャラが強くなる、所謂、接待バフになっていることも多いので、新規プレイヤーにとっても、それほど難易度は高くありません。

幽境の激戦

幽境の激戦はVer.5.7で追加された最新のエンドコンテンツです。

マスターモードが13層、エクストラモードが14層のように深境螺旋の延長線上のコンテンツと考えれば大丈夫です。

深境螺旋と違って雑魚敵は現れず、魔改造されたフィールドボスや、地方伝説と呼ばれるフィールドボス越えのユニークエネミーとだけ戦います。

まだ1,2回しか実施されていないので、傾向というほど定まったものがあるわけではありませんが、やはり特定元素無効・高耐性、ギミック攻略に特定の元素反応が必要という設計になっているので、継続的なクリアには、より幅広く限定星5キャラが必要です。

マスターモードは必要パーティーが1つ増えた深境螺旋 12層くらいの難易度です。限定星5キャラを順番に確保していけば、深境螺旋 12層をクリアした次バージョンくらいで問題なく攻略できるはず。そこまで難しくはありません。

エクストラモードはマスターモード比で要求火力2倍と一気に難しくなります。

最適な限定星5キャラの無凸かつメインアタッカーはモチ武器も欲しく、聖遺物もメイン一致は当然として、会心 7割程度の厳選は必要です。

聖啓の塵を1つ取り逃すのは惜しいですが、幻想シアターマスターモードを安定して攻略できるようになるまでエクストラモードは放置するか、どうしても早くクリアしたいなら、メインアタッカーを1凸か2凸するしかないです。

アルティメットモードは基本的に完凸級の火力が前提の難易度になっていて、報酬も期間限定で使える(入手できる、ではない)武器スキンなので無視するのが無難です。

限定星5キャラの無凸モチ武器や1凸/2凸でアルティメットモードをクリアする人もいて尊敬しますが、プレイスキルやキャラ理解が高いのはもちろん、聖遺物厳選が極まっていたりで、歴1年かそこらのプレイヤーがいきなり目指すべきではありません。

幻想シアター マスターモード

幻想シアター マスターモードでは各期で指定される3種類の元素に合致するキャラ(+特別招待キャスト)から最低16体用意する必要があります。

指定元素で16体以上というキャラ数に加えて、レベル70以上に育成済みという足切り条件もあります。

指定3元素から星4キャラと星5キャラが1体ずつ計6体は開幕キャストに指定されます。

開幕キャストはお試しキャラも使用できますが、育成済みキャラと被った場合は16体の枠には使えなくなるので、逆に必要なキャラ数が増えてしまいます。

単純に各元素で5,6体育てるだけだと頭数が不足するので、各元素で7体以上は育成が必要です。また育成リソースが限られますし、元素反応によるシアターバフが使い難くなるので、特定元素だけ8~10体のように育成が偏るのも避けるべきです。

特別招待キャストとして他4元素から4体だけピックアップされ、同様にレベル70以上に育成済みなら使用できます。

ただ指定3元素で安定して16体を用意できないプレイヤーが、60体程度いるキャラの中から4体に上手く該当するかというと微妙です。

特別招待キャストは前期、もしくは同時期の限定ガチャのピックアップ星5キャラや、そのキャラと相性の良いサポーターキャラが選ばれることが多いです。

ガチャを引くほど該当しやすいので結果的に新規の重課金には優しく、逆に引いていないと該当しないという偏り方なので新規の無課金・微課金には優しくありません。

幻想シアター マスターモードは計22体以上のキャラで4体のボスを含む10ステージを攻略することになります。

高難度なボス4体のうち1体は開幕招待キャストのお試しキャラでも攻略できます。

というか、最後の第10幕がお試しの星5キャラにシャイニングブレスと呼ばれる専用バフを盛るのが最適解というケースもあったりして、普段使っていない、なんなら所持していないキャラの知識も必要です。

単純に第10幕までクリアするだけでも、ボスのうち1体はお試しキャストに任せるとして、自前で残り3体のボスに対応できる限定星5キャラを3~5体は用意できないと厳しいです。

Ver.5.6からは各ステージに設けられたクリア条件とは別の挑戦条件をクリアすることで獲得できる「星章」の獲得数に応じた報酬も追加されています。

4つのボス戦はもちろん、途中の6ステージも手を抜けないので、限定星5キャラが各ステージで使えるように6体以上は欲しく、後述の数合わせ星4キャラもある程度育成する必要があります。

ある程度の育成は必要ですが、シャイニングブレスが強いので、深境螺旋や幽境の激戦でも使うメイン戦力以外は、メイン戦力ほど育成する必要はありません。

とはいえ、単純にキャラレベルを70に上げるだけでも結構育成コストは重く、戦闘要員としてちゃんと機能させようと思うと、武器もレベル70、聖遺物も最適種&メイン一致で5段階中3段階はレベルを上げる必要があるので、新規プレイヤーが半年以内で揃えるとなるとリソース的に難易度はけっこう高いです。

エンドコンテンツ攻略に必要な限定星5キャラ数

エンドコンテンツの安定した攻略に必要な限定星5キャラの数は筆者の私見ですが、7元素のメイン&サブ・サポに+αで14~20体になると思います。

ただこれは最終的な数なので、ひとまずプレイ開始から4か月、3バージョンで限定星5キャラ10体を目標とします。(最後はバージョン跨ぎの+2体で、限定星5は14体のピックアップから選ぶものとする)

微課金では3バージョンで引けるガチャ数は約340連、星5キャラにして5体分で、すり抜けも考慮すると限定星5キャラは3体か4体になります。さらにストーリー進行やマップ探索を頑張って300連程度を追加で引くと、限定星5キャラが3体分くらいになります。

微課金の新規プレイヤーが4カ月、3バージョンで引ける限定星5キャラの数はおおよそ6体か7体となります。

限定星5キャラを微課金で7体引けたとして、残りの3体は追い課金で引くことになります。
星5キャラを1体引くのに必要な課金は平均1.6万円ほどなので、最小でも+5万円、すり抜け次第では+7万円~8万円かかります。

エンドコンテンツ攻略に必要な主力キャラの育成練度

原神には聖遺物と呼ばれる強化アクセサリーを厳選するハクスラ的な要素もあります。

聖遺物の会心スコアが揃っているかどうかでモチ武器の有無や、1凸/2凸分くらいは火力に差が出ます。

幻想シアター攻略のため各期 16体以上が揃うようにレベル70以上に育成するとなると、主戦力の2~3パーティーすら聖遺物を厳選するリソース的な余裕はないので、主力の限定星5キャラを1凸/2凸するか、モチーフ武器を取得しないと深境螺旋 12層や幽境の激戦 マスター/エクストラの攻略が厳しい可能性もあります。

聖遺物厳選が不足して火力が足りない場合、限定星5キャラの確保だけでなく、火力面でも追い課金が必要になります。

主力の星5キャラ1体を凸する場合、平均1.6万円、すり抜けなら3.2万円が必要です。モチーフ武器のほうが安上がりだったとしても、1.2万円~2.4万円は必要になります。

初期投資の課金を覚悟した人向けTips

ここまでは『原神をVer6で始めるのはナシ』寄りの記事になってしまいましたが、初期投資の覚悟を決めたなら同じ重課金旅人として大歓迎です!!

原神をやり込むため『少なくとも10万円程度か、それ以上の初期投資』を覚悟した人向けに、スムーズなスタートダッシュ、数ヵ月スパンの攻略における適切なリソース管理ができるよう筆者の経験談からお助け情報を載せておきます。

基本的なキャラ運用とか攻略方法については、原神 攻略でググって上位にヒットするような大手攻略サイトや有志Wikiを参照すればOKです。

今すぐ始めるべき、特にVer.5.8から

Ver.6.0の情報自体はVer.5.8の後半、8月末から9月頭頃には公式から色々と出始めているものと思います。その辺りの時期か、それより前にこの記事を読んだ人向けの情報です。

上でも解説したようにVer.5.8限定の無料配布だけでもガチャ50連分くらいあります。
すでに失効している分もありますし、始めたばかりで総取りは無理でも20連か30連分くらいにはなります。やるならやるで早く始めるに越したことはありません。

原石の2倍購入がメジャーバージョンでリセットになる

冒頭でも書いたようにメジャーバージョン内の初回購入で原石が2倍(実際には1.5倍程度)でお得に購入できます。

Ver.5.8からVer.6.0に更新されるタイミングで2倍購入もリセットされるので、『10万円程度の初期投資』を前提にするなら、Ver.5.8から始めることで金額を多少なりとも減らせます。もしくは同じ初期投資でより多くのガチャが回せます。

あと原神の課金でも利用できるEpicストアの20%還元も8月31日までです。

Ver.5.8後半でチャスカとムアラニを確保推奨

2025年8月20日~9月9日までのVer.5.8後半で、Ver.5実装の最新ナタキャラのチャスカとムアラニが復刻されます。

初期投資を覚悟したなら最初から課金でチャスカの確保を推奨します。(できればムアラニも)

最新キャラの育成素材入手について

チャスカやムアラニの育成素材として、ナタ地域にしかないフィールド採取の特産品やスタミナ消費によるフィールドボス報酬が必要です。ただ、Ver.5.8中なら、ナタ直通のワープポイントが比較早期に開放されます。

ナタ直通のワープポイントの開放条件は『最初の国 モンドの魔神任務(メインシナリオ) 序章・第三幕のクリア』です。

ストーリー自体は順番に進めた方がいいですが、ナタ地域の開放は早期に行うことが可能なので、折角課金して手に入れたのに、レベルキャップで満足に機能しないということはありません。

あと初心者が地味に見落としがちなポイントとして、イベントページのキャラお試し報酬でレベル40までの突破(レベルキャップ開放)に必要な素材が貰えます。

上記のナタ直通ワープポイント開放までならレベル40もあれば余裕です。

最初の国 モンドにいるうちは最新キャラに頼らず、ヒルチャール暴徒や遺跡守衛といったちょっと強いモブ敵にビビりながら探索するのも一興です。

ただ、高低差が激し過ぎる璃月の時点で探索性能キャラに頼る方が効率的ですし、稲妻/スメールに着く頃には育成も進んで、システムもある程度理解していると思うので、最新の高火力キャラでサクッと進める方がいいです。

原神をこれから始めるなら効率的な探索のためにもチャスカは絶対に確保すべきです。

チャスカはスキルによって滑空ではなく飛行が可能という圧倒的に便利な探索性能に加えて、原神キャラの中でも唯一無二な戦闘性能として炎・水・氷・雷の複数元素を同時に扱えるので、手持ちが少なく、序盤に苦戦することの多いバリア持ちの敵にも幅広く対応できます。

探索性能が上がるので1凸も取るのを強く推奨します。

編成幅が広がって火力も上がるので2凸もかなりオススメです。操作感が気に入ったら検討してみる価値はありますが、他の限定星5キャラの確保にも予算はいるので、何を優先するかは各自の判断に任せます。

同時にピックアップされているムアラニも探索、火力ともに強く、火力面ではチャスカ以上です。

水上移動キャラのように思えますが、スキルによって陸地でも高速移動が可能です。平地でダッシュより速いのはもちろん、砂場や坂道でも減速なく、スムーズに移動できます。

HPの大きさが火力に繋がるキャラなので、耐久力が高くてゴリ押ししやすく、炎キャラで火元素を付着するだけで2倍蒸発反応によって大ダメージが簡単に出せて、フィールド雑魚も一発で溶けるので初心者に優しいキャラです。

恒常星5キャラ配布のオススメは?

Ver.6.0のメジャーバージョンアップ直後に恒例の恒常星5キャラ配布があると思いますが、どれを取るべきか、正直なところ手持ちキャラ次第です。

上で紹介したムアラニ、チャスカを確保している場合は「ディシア」が推奨です。

裏からの火元素付着と耐久サポートができる貴重なキャラクターで、蒸発反応が重要なムアラニとは特に相性がいいです。攻略サイトではあまり評価が高くないですが、最新アタッカーを揃えていくなら重要になるキャラです。

「ティナリ」は攻略サイトのティア(強キャラランク)が高めに設定されていますが、重撃エイムを行ったり、激化という元素反応を上手く活用する必要があり、初心者向けかというと微妙です。

ヒーラーの「ジン」がいると序盤の攻略が楽ですが、攻略が進むほど出番は減っていきます。

「ディルック」も序盤のスタートダッシュ用には便利ですが、炎アタッカーはマーヴィカ、召使などメチャクチャ強い最新アタッカーもいるので課金前提の場合、確保の優先度は下がります。

炎バリアのギミック敵やボスはフィールドでも幻想シアター等でも割と面倒なのでその対策として「モナ」がいると助かります。月感電など新しい元素反応が実装されるVer.6.0では価値が上がりそうな気もします。

主人公はレベル70で止めておく

主人公は突破アイテムがストーリー進行・冒険者ランクで簡単に手に入るので自然とレベル上限を突破させて、レベルも上げがちです。

新規プレイヤーは主人公をレベル90に上げてはいけません

6元素に対応できるので幻想シアターの頭数としてレベル70までは育てた方が良いですが、そこで止めておくのが推奨、上げるとしてもレベル80までです。

主人公をレベル80からレベル90にする経験値素材とモラがあれば、突破素材は必要ですが、他のキャラを1体 レベル70まで育成できます。

ゲームを初めて1,2か月で幻想シアターのハードモード・マスターモードに挑戦するとなると育成素材はカツカツになるので、頭数にしかならない主人公をレベル90にすると激しく後悔します。

聖遺物廻聖は絶対ダメ

メイン一致の聖遺物が秘境から出なくても、聖遺物廻聖は絶対にダメです。

聖遺物をレベルアップするには不要な聖遺物を餌にします。

レベルを上げた聖遺物を他の聖遺物の餌にするとこれまでレベルアップに使用した経験値の80%をモラなしで引き継ぐことができます。

聖遺物廻聖は星5聖遺物 3つから1つの聖遺物を生成します。つまり聖遺物廻聖を1度行うだけで使える経験値が1/3に減ります。

序盤こそ未探索マップの宝箱から取得できるので、エサにする聖遺物にも、祈聖のオイル・エキスという聖遺物用経験値素材にも困りませんが、幻想シアター ハードモード・マスターモードに挑戦する辺りで確実に枯渇します。

聖遺物が入手できる秘境を周回するには天然樹脂と呼ばれるスタミナが必要です。

スタミナはキャラレベルの経験素材、フィールドボスから取得する突破素材、スキルレベル素材、武器突破素材などあらゆる育成素材の入手に使用するので、スタミナ温存のために聖遺物廻聖に手を出そうと思うかもしれませんが、結局、別の形でリソース不足に陥ります。普通に罠です。

セット&メイン一致の聖遺物が確保できない場合は、セット効果を諦めるか、攻撃力参照のキャラなら、ダメージ杯や会心冠を諦めてメイン攻撃にするなど繋ぎの聖遺物で妥協するべきです。

繋ぎの聖遺物を上限まで育て場合、セット効果&メイン一致の聖遺物を入手できてからその餌にすれば経験値の80%を確実に回収できますが、聖遺物廻聖はメイン一致を確保できる保証はなく、2周するだけで経験値は9分の1まで減ってしまいます。リソースが足りない新規ユーザーの選択肢としては割に合いません。

キラキラ周回と鉱石堀りを日課に

新規ユーザーがエンドコンテンツ、特に幻想シアター ハードモード・マスターモードに挑戦する上で最大の障害は育成リソース不足です。

課金で多少の補充はできますが根本的には焼け石に水です。廃課金レベルでもないとキャラガチャ・武器ガチャの副産物からリソース不足を解消できるほどの育成素材を入手するのは不可能です。

リソース不足対策で効果的なのは、キラキラ周回と鉱石堀りです。

原神の育成素材は基本的に天然樹脂というスタミナを消費して入手します。スタミナはリアル時間に応じて回復するので、1日に入手できるスタミナ(=育成素材)には限りがあります。

そんな中、聖遺物経験値(餌になる低レア聖遺物)、モラと呼ばれるゲーム内貨幣、武器経験値素材になる鉱石の3つはスタミナを消費せずに補充できます。

キラキラ周回について

キラキラの回収には一日に100カ所までという制限があります。キラキラ回収の上限内でワープ等でマップを読み込むと、その範囲内のキラキラは残るので、120~130カ所から回収できます。
加えて上限外と呼ばれる100カ所の回った後も回収できるキラキラもあります。

未探索マップがあるうちは探索しているうちに100カ所の枠を簡単に使い切ると思います。

キラキラ周回に着手するのはナタのマップ開放&ストーリー進行が済ませてからでOKです。

キラキラと呼ばれるフィールド上のチェックポイントからは低レアな聖遺物を取得できます。

キラキラの位置やリポップするアイテムの種類(聖遺物or食材類)は決まっているので、毎日特定ルートを回ってキラキラから聖遺物を回収するだけで約10万の聖遺物経験値 or モラを入手できます。

キラキラは24時間毎にリポップするので、璃月、スメール、フォンテーヌなど効率の良い周回場所が解放された時点で、1日か、リポップタイミングが合わなければ2日毎に聖遺物を回収してください。

キラキラ周回ルートはいろいろと種類がありますが、下記動画は筆者が使っている周回ルートです。(1カ所抜けがあったりで後日更新予定)

この周回ルートは1回20分程かかっていて、14分30秒以降は上限外の回収ポイントです。100カ所の枠に余裕を持たせていたり、ナタのキラキラにあまり対応できていなかったりでベスト効率ではないかもしれませんが、こんな感じで周回するというイメージに。

筆者はモラ付きキラキラ(1周当たり2万モラ程度お得)をメインに回っていますが、10分前後の時短ルートとかもあって、YouTubeで『聖遺物 回収 ルート』で検索するといろいろ見つかります。

Ver.5.8で追加されたのんびりリゾートをメインにした周回ルートの方が効率が良いですが、最新マップなので新規プレイヤーは到達するのがちょっと大変です。

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キラキラ周回は1回で約10万の経験値なので3日続ければ1個の聖遺物をレベルマックスにできます。幻想シアターの短期攻略を目指すならバカにできない重要リソースです。

幻想シアターの頭数要員についてはひとまず聖遺物の最大レベル20ではなくレベル12あれば十分なので、この条件なら1日1個育てられます。1ヵ月で5個6セット、2か月で12セットになるので育成がめっちゃ楽になります。

鉱石堀りについて

聖遺物経験値から多少遅れて武器経験値も不足し始めるので、鉱石堀りもマップが解放され次第、日課にしたいです。鉱石のリポップ周期は3日なので、正確には3日に1回ですが。

キラキラ周回と違って1日の数量上限はなく、シンプルにリポップ周期依存になります。

鉱石堀りは層岩巨淵など該当マップの開放が済んだら順次、日課に入れるのがオススメです。

武器経験値は仕上げ用魔鉱という育成素材から効率的に取得できます。

仕上げ用魔鉱は「水晶の塊」もしくは「萃凝晶」というフィールド上から採取できる鉱石を鍛冶屋で鍛造することで作成できます。

ver5.7以降、1日に作成可能な仕上げ用魔鉱の数が40個に増えています。4個で仕上げ用魔鉱を1つ作成でき、1日に最大40個、鉱石のリポップが3日周期なので、3日に1回で480個の鉱石採取が目標になります。

2つ目の国である璃月と、拡張マップの層岩巨淵を開放すると3日に一度、160個程度の「水晶の塊」が入手できるようになります。ランダムで若干不足するかもですが、探索派遣という放置要素で穴埋めが効きます。

層岩巨淵は比較的早い段階で開放される場所なので、探索可能になったらここだけでも日課にした方が良いです。

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残りの効率的なルートは5つ目の国のフォンテーヌと6つ目の国のナタにあるのでメインシナリオを結構進める必要があります。ルートを回ると「萃凝晶」を320個以上取得できるので、目標の480個に達します。

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以上、『原神をVer6から始めるのはアリ? Ver5参入の旅人が語る』でした。

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