鳴潮をVer3で始める初心者ガイド。無/微課金でも楽しめる?

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Ver1.4参入組でプレイ開始からちょうど1周年を迎える漂泊者が、『鳴潮を今から始める』のはアリなのか解説します。

鳴潮が気になっているけど、『鳴潮は今から始めても楽しめるのか?』、『鳴潮を始めるちょうどいいタイミングは?』という疑問がある人の参考になれば嬉しいです。

前提として無課金や微課金で引けるガチャ数、入手できる限定星5キャラ・武器の数にも触れているので、無/微課金で始めようか迷っている人も是非ご一読ください。

2025年12月25日から新天地 ラハイロイことスタートーチ学園を舞台とする鳴潮のメジャーバージョンアップ Ver3.0がリリースされます。

X公式アカウントでは「リンネー」「モーニエ」「リューク」などラハイロイ所属の新キャラクターが正式発表され、Ver3.0の各種アップデート情報も告知されています。

あと2025年12月21日までの期間限定で超お得なEpicストアの20%還元も復活するので、この機会をお見逃しなく!

目次
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鳴潮ってどんなゲーム?

鳴潮のジャンルを一言で表現するなら『オープンワールドアクションゲーム』です。

すでに40体を超える多彩なプレイアブルキャラクターが実装されています。どのキャラクターも外見が魅力的なだけでなく、専用スキルや必殺技にはド派手なエフェクトやカットシーンがあり、同時にアイドルや残心など細部のモーションまで作り込まれています。

パリィやジャスト回避要素もあってアクション性もありますが、美麗なアニメ調キャラを自由自在に動かすところを見るだけでも楽しいゲームです。

ソロで完結、スマホ/PC/PS5に対応

2025年12月時点ですでに、スマートフォン、PC、PlayStation 5などマルチプラットフォームに向けてリリース済みなので、プレイ環境の有無で躓くことはないはずです。

思い立ったその日にはプレイ開始できます。

またオンラインマルチプレイにも対応していますが、一部の期間限定イベントを除けば、基本的にソロでプレイでき、デメリットもありません。

難しい敵を協力して倒せる、リポップ周期のある一部フィールド採取アイテムをフレンドのワールドからも貰える程度がマルチのメリットなので、単純に友達と一緒にプレイするかどうかという遊び方の違いだけです。

キャラ毎に異なる多彩なアクション

鳴潮のバトルはリアルタイムアクションで、ジャスト回避やパリィの要素もありますが入力タイミングは緩めです。

近年のゲーム実況魅せプレイを前提にしたようなElden Ringなど覚えゲー的な高難度ではありません。

変奏・終奏スキルを回す(ローテ高速化とバフ)という独自のシステムに慣れて、中断耐性、必殺技カットインの無敵時間、ヒーラー回復を上手に使えばずっと自分ターンでゴリ押しできます。

時に臨機応変な対応も求められますが、基本的にはキャラのスキルや必殺技を決まったローテーションで回していくという操作感なのでアクションゲームが苦手な人でも楽しみやすいです。

鳴潮はキャラのモーションの作り込みも凄いです。

普段の戦闘シーンだと次々に発動する攻撃アクションでキャンセルして飛ばしてしまいますが、攻撃アクションそのものだけでなく、その後の動作まで作り込まれています。

例えばガルブレーナというキャラは通常4段で足に銃をセットして撃つ攻撃モーションがありますが、その後で入力を続けずに放置すると、銃を足で上に跳ね上げてキャッチし、薬莢を捨てるところまでモーションが作ってあります。

各キャラにこういう細かいモーションの作り込みがあるので、この辺りを見ているだけでも楽しめます。

広大なオープンワールドと40体を超えるキャラ

鳴潮には中国とポストアポカリプスをモチーフにした今州、SF感のあるブラックショア、中世宗教都市と古代ローマがごった煮のリナシータのように、様々な文化・文明・時代をモチーフにした国がすでに実装されています。

まだサービス開始から1年程度なので同ジャンルの原神や、買い切り型のブレワイなど有名どころのオープンワールドより若干狭い感じはありますが、今後も拡張され続ける広大なオープンワールドを縦横無尽に駆け回ることができます。

多様な風土を見て回るだけでも楽しいですが、探索で見つけた宝箱からはガチャ石も手に入るので、探索のモチベーションも上がります!

すでに30体を超える様々なアニメ調かつ高頭身な3Dキャラクターが実装されているので、趣の異なる国を推しのキャラで駆け回り、それを眺め、スクショを撮る、デジタルフィギュア的な要素も楽しみの1つです。

Ver3.0はいつ開始? 新実装キャラは?

2025年12月25日から新天地 ラハイロイことスタートーチ学園を舞台とする鳴潮のメジャーバージョンアップ Ver3.0がリリースされます。

鳴潮はVer2.7、Ver2.8、Ver3.0のように少数桁を含んでバージョンアップします。
”バージョン”という言葉は約40日間隔で行われる少数桁の更新を指します。

X公式アカウントでは「リンネー」「モーニエ」「リューク」「シグリカ」「ルシラー」などラハイロイ所属の新キャラクターが正式発表され、Ver3.0の各種アップデート情報も告知されています。

Ver3.0はアニメ系コンテンツでは根強い人気のある”学園”が舞台となり、それに合わせたデザインの新キャラが実装されるので新規に鳴潮を始めようと思う人も増えそうです。

ちなみに鳴潮公式のXポストでレア度が発表済みなので、Ver3.0は前半にリンネー後半にモーニエの新実装でほぼ確定です。

鳴潮を今から始めるのはアリ?

鳴潮はサービス開始から1年半程度と新規ユーザーが参入するには手頃なソシャゲです。

リナシータ編ことVer2を経てユーザーフィードバックでQoL面も改善されていますし、実装済みのキャラや恒常コンテンツも揃って遊びの幅も十分広がっています。

一応、ナシな理由も挙げていますが、実装済みキャラの復刻ペースはソシャゲ一般に言えることですし、サービス歴が浅い分だけ実装済みコンテンツが少ないこと、あとは最大レベルキャップを開放するまで1ヵ月+αかかることくらいで、それほどネガティブな要素はありません。

アリな理由
ナシな理由
  • ストーリー進行、マップ探索の無課金でも200連以上は回せる
  • 各バージョンで無課金でも平均100連は回せる
  • 高難易度エンドコンテンツへの参入が容易。無/微課金でも余裕
  • ダッシュの体力消費なし(非戦闘時)、飛行や壁走りがあってマップ探索も容易
  • 実装済みキャラ数に対して入手機会が少ない
  • 最大レベルキャップ開放まで1ヵ月+α
  • 4,5年続くソシャゲに比べると実装済みコンテンツは少ない

無/微でもエンドコンテンツは余裕

鳴潮は今のところ微課金でもエンドコンテンツの攻略は余裕です。無課金も上手にやりくりすれば問題ありません。

無凸の星5キャラが5~6体も揃えば高難度エンドコンテンツは一通りクリアできます。

筆者のメインアカウントは基本的に限定星5キャラ全てを無凸モチ武器で確保しているのでガッツリ課金していますが、微課金(月2000円程度)で運用しているサブアカでも高難度エンドコンテンツを報酬全取りでクリアしています。

筆者のサブアカについて

ちなみに筆者のサブアカウントはグラボ・CPUの検証用で始めたのですが、ドップリはまって無課金のつもりが現在は微課金で運用しています。

4月に始めて6月には高難度エンドコンテンツで報酬全取りでクリアしていました。

手持ちのキャラも限定星5はメインアタッカーの無凸&モチ武器、サブアタッカーは無凸で武器は恒常星5武器なので、当時の限定星5アイテムは6個だけです。

サブアカの課金について厳密に言うと、微課金に加えて過去に星5武器と星5キャラを1つずつ入手するのに2万円程度の追い課金をしています。

星5武器のほうはサブアカを始めた頃の課金なのでエンドコンテンツ攻略が1バージョン分くらい早まりましたが、現状、追い課金で入手したキャラと武器なしでも問題なく、高難度エンドコンテンツを攻略できる戦力は揃っています。

現在は高難度エンドコンテンツの1つ、逆境深塔のステージが2つ追加されたため、『無凸&モチ武器のメインアタッカーと無凸のサブアタッカー』が3セットくらいないと完全攻略が厳しいので、高難度エンドコンテンツの制覇はスムーズに進めて2ヵ月~3カ月だと思います。

オープンワールドアクションゲームとしては同ジャンルの原神と比較されることが多いですが、『今から初心者が始めて最前線に追いつけるか』という観点から言うと鳴潮の方が圧倒的に優しいです。

微課金で2~3カ月、無課金でもさらに+1ヵ月程度もプレイすれば高難度エンドコンテンツを制覇できると思います。

無/微課金でも十分ですが、これから鳴潮を始めるなら初期投資として2万円程度の課金で限定星5キャラ・武器を確保するとスムーズにスタートを切れてオススメです。

初回はガチャ石 2倍購入が可能なので、予算が許すなら参入直後は2倍購入分は買い切ってガチャを引いた方が最初から限定星5キャラを使えてより楽しめると思います。ちなみに2倍購入は5月の周年イベント毎にリセットされます。

育成リソースの重さは適度

鳴潮の育成リソースはそれほど重くありません。

とはいえ、1バージョン中でエンドコンテンツに対応できる水準に育成できるキャラ数はせいぜい3体なので、キャラをたくさん揃えて、しっかり育成したい人はできるだけ早めに鳴潮を始めた方がいいです。

1週間に最大9個の週ボス素材だけは育成のボトルネックになるかもです。

初心者にとって育成の壁があるとしたらここだと思います。一応、週ボス素材が入った課金パックが売り出されることもありますが、バージョン更新時に不定期開催です。

プレイ開始から半年も経って攻略が安定期に入ったユーザーにとって育成リソースの負担はないに等しいです。

1バージョンでキャラを1~2体育てるだけなら、バージョンパス報酬(微課金)と時限イベント報酬、あと毎バージョン開催されるスタミナ報酬倍増期間の周回分で育成素材が足りてしまいます。

スタミナの使い方としては週ボス素材を確保したら、後は音骸厳選のためにチュナ(サブステ開放素材)とレコード(音骸経験値素材)を漁る感じです。

同じオープンワールドアクションというジャンルの原神みたいに、キラキラ周回や鉱石堀りのような1日に10分~30分もかかるような面倒な日課は必要ありません。

一応、リソース不足になりやすいプレイ開始直後にやった方がいい日課でレコード用の鉱石掘りとシェルコイン掘りの周回ルートはあります。

前者はワープポイント周辺で1カ所、後者はワープ2回とソアー移動で合わせて2分程度で終わってしまうので全く手間ではありませんし、プレイを初めて数ヵ月も経てばやる必要はなくなります。

星5キャラの入手性が悪い

ソシャゲ一般に言えることですが鳴潮も星5キャラの入手性は悪いです。

すでに20体以上の星5キャラが実装されていて、さらに40日更新のバージョン毎に1~2体の頻度で新キャラが追加実装される中、1シーズン 20日でピックアップされる限定星5キャラは基本的に2体です。

ちなみにメジャーバージョン2ではver2.0~ver2.8の9バージョン中に15体の新しい星5キャラが実装されました。今後も新キャラはどんどん実装されていくので既存キャラを揃えるのは結構大変です。

鳴潮では同じ属性の敵に対してダメージが減るのと、高難度コンテンツの時限バフ・デバフ以外に有利不利に大きく影響するギミック性はありません。なので、戦力的に言えば無凸の星5キャラが5~6体も揃えば高難度エンドコンテンツは一通りクリアできます。

特殊なギミック性はないので、特定の星5キャラがいないと高難度エンドコンテンツを攻略できないということにはなりませんが、メイン・サブシナリオを進めて気に入ったキャラが復刻されるまで半年以上待たされるのは結構しんどく、ゲームを続けるモチベーションにも影響します。

例えば人気キャラのカルテジアは2025年6月の初実装から12月現在まで一度も復刻されていません。流石にVer3の最初のうちに復刻があると思いますが。

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鳴潮に課金はどれくらい必要?

ソシャゲを継続プレイする上で最重要と言っても過言ではない”課金要素”について詳しく解説していきます。

基本無料と言いつつ高難度エンドコンテンツの攻略には実質的に課金必須なゲームも珍しくありませんが、鳴潮は限定星5キャラが5~6体揃えば攻略できてしまうので課金圧は低いゲームだと思います。

メインアタッカーには同時実装のモチーフ武器があった方が良いですが、サブアタッカー・サポーターは恒常星5武器やバージョンパス星4武器で十分です。

推しをより強くしたいとか、サポーターをメインアタッカー的に使いたいとかの理由でもなければ、限定星5キャラの凸も必要ありません。

星5キャラやモチ武器に必要なガチャ数は?

鳴潮のガチャは「集音」という名前です。

期間限定でピックアップされた限定星5キャラを入手できる限定キャラガチャ「共鳴者集音(イベント)」、そのキャラに性能面でも最適化されたモチーフ武器がピックアップされる限定武器ガチャ「武器集音(イベント)」の2種類があります。

さらに詳しく

鳴潮は約40日の1バージョンが前半・後半の2シーズンに分かれていて、1シーズン中に限定キャラはで基本的に2キャラがピックアップされます。

限定キャラ自体は個別にガチャが開催されるので、すり抜け対象は恒常星5キャラにです。星5キャラを引いた時に50%の確率ですり抜けて、もしもすり抜けが発生した場合、次に引く星5キャラは限定ピックアップに確定します。

限定武器は同時期にピックアップされる限定星5キャラ2体のモチーフ武器がそれぞれ個別に開催されます。

鳴潮の限定武器ガチャにはすり抜けがなく、恒常星5武器やバージョンパス星4武器との火力差も大きいので基本的に引き得です。

詳細なガチャ仕様は飛ばして簡単にまとめると次のテーブルの通りです。

ガチャの種類星5平均すり抜けと救済措置
限定キャラガチャ約52連
(天井 80連)
50%で恒常星5キャラにすり抜け
すり抜け後は確定
すり抜け自体の保証はない
限定武器ガチャ約52連
(天井 80連)
限定武器はすり抜けなし
天井で確定入手可能

鳴潮のガチャは星5アイテム(キャラ・武器) 1つにつき平均ガチャ数は52連に収束します。

『70連、70連、70連、20連、20連』のように200~300連を区切りにして期待値調整がかかるので体感し辛いかもしれませんが、ある程度のガチャ数に対して平均値で見るとそうなります。

星5平均52連という収束には上振れも下振れもないと考えた方がいいです。

さらに詳しく

鳴潮のガチャ確率的に67~73連で星5アイテムを引く可能性が高いため、『70連、70連、70連、30連、20連』のように200~300連を区切りにして期待値調整がかかって少ないガチャ数で星5アイテムを引き、星5平均52連になるように帳尻を合わせます。分かり易く200~300連を区切りと表現しましたが、実際には全体(全世界)の星5排出状況なども踏まえて上手く制御しているように思います。

この小さいガチャ数で星5アイテムを引くことを筆者は”期待値調整(枠)”と呼んでいます。

10~20連の小さいガチャ数で星5アイテムを引いたり、2枚引き、3枚引きはリアルラックの可能性もあるものの、基本的にこの期待値調整の影響と考えられます。

もちろん期待値調整と関係なく、リアルラックによって10~20連の小さいガチャ数や2/3枚引きが発生する可能性もあります。

しかしながら、リアルラックで平均ガチャ数が下がれば期待値調整が発動しないだけなので、結果的に運の前借りにしかなりません。

瞬間的に幸運でも累計1000連も引けば全プレイヤーが星5平均52連に収束するはずです。

鳴潮のガチャで長期的に星5平均52連を大きく下回るような自身の豪運(30~40連)を信じるなら、先に年末ジャンボとか億円単位の宝くじを引いた方が良いです。

1年もプレイすれば無課金でも累計1000連近く回せる(平均に収束する)ので、入手できる星5キャラの数は一定と考えてOKです。

全世界のガチャ統計を見ても、星5平均のガチャ数が約52連に収束するのは明らかですし、実際に筆者の年間累計ガチャ数に対する星5平均もほぼ同じ数字に収束しています。

個人のリアルラックによって上振れ・下振れが生じる原因は限定キャラガチャにおいて1/2の確率で発生する『すり抜け』だけです。こればかりは神に祈るしかありません。

鳴潮のガチャの全世界統計
https://wuwatracker.com/ja/tracker/stats/

すり抜けの下振れと並んでもう1つ鳴潮ガチャには注意点があって、限定ガチャと恒常ガチャは期待値調整枠を共有している可能性があります。

恒常ガチャで期待値調整枠を消費すると、限定ガチャの星5平均が60連以上なります。(筆者の経験則による私見)

鳴潮は各バージョンで20個程度と恒常ガチャ石が結構たくさん手に入るので、消化するタイミングを間違えないように注意してください。

無課金・微課金でどれくらいガチャを回せる?

鳴潮はすでに実装済みストーリーを進め、広大なオープンワールドを探索することで、無課金でも参入直後なら200~250連程度はガチャを回すことができます

しかしながら鳴潮の限定キャラガチャは半分の確率ですり抜けが発生します。すり抜けた後は限定キャラで確定になるので、単純計算で3体の星5キャラのうち、2体は限定、1体は恒常(すり抜け)になります。

新規ユーザーは実装済みコンテンツをやり込めば、星5キャラをおおよそ5体獲得でき、そのうち3,4体が限定キャラになる計算です。

メジャーバージョン2の例ですが、無償配布やデイリーパス・バージョンパスのみの微課金で引けるガチャの回数をまとめるとこんな感じです。

マップ探索など恒常分を掘り尽くした後、40日周期の各バージョンにおいて無料配布で回せるガチャ数は平均100連程度になります。

鳴潮の無課金・微課金の限定キャラ ガチャ回数
原石の無料配布
デイリー・探索・イベント
限定ガチャ石
(/原石 160個)
無課金の
限定ガチャ回数
デイリーパス
バージョンパス
v2.01700022128連+36連
v2.1120001287連
v2.2130001293連
v2.31100052121連
v2.41600022122連
v2.5120001287連
v2.61400022110連
v2.7100001275連
v2.8110001281連
限定ガチャ回数の1バージョン平均100連
星5キャラの入手数 (/52連)18体24体

なおガチャの副産物で余波珊瑚という交換アイテムが入手できて、それもガチャ石に交換できるので1メジャーバージョンでさらに1天井 80連分くらい手に入ります。

ただし余波珊瑚は360個(ガチャ45連分)で入手済み限定星5キャラの凸素材とも交換できます。すり抜けがないので推しを凸する時に助かります。

ガチャ石と交換するか、凸素材のために貯蓄するか、よく考えて使用してください。

実装済みのキャラ・武器は1つ当たり1.2万円

前節でも書いた通り、長期的に見ると星5キャラの獲得に必要なガチャ回数は1体当たり52連に収束します。

『70連、70連、70連、20連、20連』のように200~300連を区切りにして期待値調整がかかるので体感し辛いかもしれませんが、ある程度のガチャ数に対して平均値で見ると星5キャラ1体当たりのガチャ数は52連です。

Ver.5では計15体の新キャラが実装されましたが、無償配布分だけでも実装数を上回る星5キャラ分のガチャ数を引くことができます。あとはすり抜け次第です。

メジャーバージョン内において、微課金なら星5キャラ 24体分もガチャを引けるので、新実装の限定キャラを全て無凸で揃えるのも余裕です。

ただし、各バージョン配布分は基本的にデイリークエスト、時限性のイベント(戦闘コンテンツや知育的ミニゲーム)をクリアすることで入手する形になるので、後から参入するユーザーは無料で引けるガチャ数の差も遅れた分だけ大きくなります。

既存プレイヤーなら年2万円程度の微課金で無凸確保できた限定星5キャラに対して、

新規プレイヤーは欲しいキャラや武器に対して少なくとも1.2万円かかります。

戦力的に賢い鳴潮ガチャの引き方は?

今のところ高難度エンドコンテンツで要求されるのは3パーティー程度で、敵に特殊なギミック性もないので、モチーフ武器を無視して全キャラを無凸で揃えても戦力的にはあまり意味がありません。

そして鳴潮の武器ガチャはすり抜けがなく、性能も良いので基本的に引き得です。

ガチャ数の集計から省いていましたが、メジャーバージョン内では武器ガチャ専用のガチャ石も80個程度入手できます。

鳴潮ではお気に入りのキャラに絞ってメインアタッカーは無凸&モチ武器で、サブ・サポーターは無凸でというような揃え方が効率的です。

この方針でも無課金で4体のメインアタッカーにモチーフ武器を持たせて、相性のいいサポーターを4体用意できます。引くキャラを吟味して、上手に運用すれば無課金でも高難度エンドコンテンツの攻略は可能です。

微課金なら6体のメインアタッカーと6体のサポーターを引いて確率通りに6回すり抜けても、さらにメインアタッカー用のモチーフ武器を6個引けます。

高難度エンドコンテンツの攻略には十分過ぎる戦力です。

実際にVer2.2後半で始めて微課金運用している筆者のサブアカはそれくらいの戦力が揃っていて、高難度エンドコンテンツを全て攻略できています。

鳴潮をプレイするランニングコストはいくら?

  • 星5キャラ/武器の獲得まで平均ガチャ数は52連
  • 各バージョンにおいて無料で回せるガチャ数は100連程度

なので、鳴潮の課金区分はプレイスタイルに分けて以下の5パターンが想定されます。

鳴潮は全キャラを揃えるよりもお気に入りのキャラに絞ってメインアタッカーは無凸&モチ武器で、サブ・サポーターは無凸でというような揃え方が効率的なのでその方針でまとめています。

鳴潮の課金区分
課金額メジャーバージョン中に
入手できるキャラ・武器
ガチャを引ける数
無課金0円メイン&武器とサブを
4セット
各Verで平均100連
微課金デイリーパス
バージョンパス
毎月2000円
メイン&武器とサブを
6セット
+36連程度
中課金3verで1~2万円
(3,4カ月に1回)
お気に入りのキャラは
1~2凸
約50連 / 1.2万円
重課金各verで1~3万円
(1.5カ月に1回)
新実装の星5キャラを
無凸&モチ武器で確保
廃課金湯水の如く

月に2000~3000円程度の微課金、「月相観測パス」と呼ばれるデイリーパスと、先駆ラジオの「ユニバースチャンネル/ユニバースプレミアム」と呼ばれるバージョンパスは鳴潮課金の中ではコスパが高いとはいえ、年間2万円前後なので、普通の買い切り型ゲーム1本よりも余裕で高いです。

とはいえ、個人が趣味に使うお金としては普通に許容できる金額だと思います。

新実装の星5キャラ全てを無凸モチ確保に必要な予算は?

メジャーバージョン2では15体の限定星5キャラが新実装されたのでモチーフ武器と合わせて星5アイテムが計30個、キャラのすり抜けをちょっと甘く見て7個とすると、新実装の星5キャラ全てを無凸モチ武器で確保するには計37個の星5アイテムを引く必要があります。

微課金ユーザーが1メジャーバージョンで入手できる限定星5キャラの数は24体、武器専用ガチャ石の配布分や凸素材の代わりに余波珊瑚をガチャ石と交換するのを加味しても、微課金で入手できる星5アイテムの数はせいぜい27個です。

全キャラ無凸&モチ武器で確保するには微課金からさらに星5アイテム 10個分の追い課金が必要になります。

通常の課金だと1.2万円で50連ですが、鳴潮には各バージョンでそれよりお得な課金パックがあるので、1メジャーバージョン(約1年)に10万円程度の追い課金で全キャラ無凸&モチ武器で確保できます。

鳴潮は微課金に加えて、1ヵ月に1万円程度の課金で新実装キャラを無凸&モチ武器で追いかけられます。

一般的な価値観からして立派な”重課金プレイヤー”ですが、同じジャンルの原神に比べると課金額は大分安く感じます。

オススメの限定星5キャラは?

鳴潮の高難度エンドコンテンツには攻略対象を大幅に制限するような特殊なギミック性はありません。

『5~6体揃える』という条件さえクリアしてしまえば、基本的に好きな限定星5キャラを選べばOKです。

最新の限定星5キャラはどれも強いとはいえ、カルテジアとシャコンヌ、ザンニーとフィービー、オーガスタとユーノのようにキャラ間のシナジーはあるので、推しでどちらかで引くなら相方も一緒に引いた方が良いです。

1キャラだけ特にオススメを挙げるならフローヴァは無凸モチ武器でいいので確保がオススメです。素の性能が良いのでカンタレラなしでもかまいません。

筆者もメインアカでは両完凸、サブアカでは無凸モチ武器で1軍として活躍してもらっています。フィールド(無音区やナイトメア祓いも)の音骸狩りがメチャクチャ楽になります。

下の動画はサブアカで使っている無凸モチ武器のフローヴァです。

通常スキルから即時、もしくは2秒程度の通常3段から派生する強化スキルで広範囲の牽引と高火力が出せる上に、フィールド上で連戦すると固有スキルの効果でクリダメが400%を超えて1コスも3コスも敵が溶けていきます。

2凸/完凸はさらに便利さぶっ壊れ級ですが、無凸モチ武器でもQoLキャラとして最強格です。

限定星5キャラの凸は必要?

鳴潮の凸は共鳴チェーン(Sequence Node)と呼ばれ、最大で6凸なので素体含め7体分引けば完凸です。

鳴潮の限定星5キャラ 凸素材について

一般的なソシャゲ同様にガチャで限定星5キャラを引くと2体目以降は凸素材に変換されます。

鳴潮では星4/5アイテムを引いた時に余波珊瑚という交換アイテムが副産物として入手できます。

余波珊瑚はガチャ石に交換できますが、ガチャ石 45個と同等の数量で限定キャラの突破素材とも交換できます。1キャラにつき最大2個までなので完凸する時はガチャで5体引けばOKです。

すり抜けがなく、星5平均ガチャ数としても7連お得なので、キャラの凸を想定するなら余波珊瑚はガチャ石と交換せずに溜めておくのがオススメです。

  • 各キャラでガチャ開催期間中のみ交換可能
  • 余波珊瑚 360個(ガチャ石 45個相当ですり抜けなし)
  • 各キャラで2個まで(復刻時のリセットはない)

高難度エンドコンテンツの攻略に限定星5キャラの凸は必要ありません。

同じジャンルの原神だと”無凸(モチ武器)でも攻略可能”と言いつつ、聖遺物厳選のハクスラ要素が足かせになって新規プレイヤーの場合は実質的に凸が必要だったりします。

しかしながら鳴潮の音骸厳選は育成リソース的にもそこまで厳しくないので言葉通りに、『メインアタッカーは無凸モチ武器、サブアタッカーは無凸に恒常星5やラジオ武器』で3~4セット揃えれば高難度エンドコンテンツを攻略できます。

鳴潮でキャラを凸する理由があるとすれば、

  • 推しキャラをとにかく強く使いたい
    • 中断耐性獲得など利便性アップ効果も含む
  • 共鳴効率など音骸厳選のハードルを下げたい
    • ユーノ、折枝の1凸など
  • ヒーラー・サポーターをメインアタッカー的に使いたい
    • 千咲、カンタレラ、ブラントの3凸など

の3種類くらいです。

基本的には特定キャラの凸を進めるよりも、『メインアタッカーは無凸モチ武器、サブアタッカーは無凸に恒常星5やラジオ武器』という方針でパーティ数を増やすようにガチャリソースを使うのがオススメです。

ホロタクを楽に攻略できるキャラは?

鳴潮の高難度エンドコンテンツのうち周期更新の「逆境深塔」と「死の歌が纏う海の廃墟」は上記の頭数条件さえクリアすれば攻略は難しくないのですが、恒常コンテンツの「ホロタクティクス」だけは難易度が非常に高く、プレイスキルを要求されます。

攻撃を1,2発貰っただけでキャラが沈むので攻略にはジャスト回避やパリィのプレイスキルも必要です。

ホロタクの最高難易度だと無凸モチ武器はもちろん、1~3凸程度ではキャラ毎の火力差はあまり意味がありません。それよりも被弾せずに自分のローテを押し付けて、変奏・終奏で敵の共振ゲージを削れるキャラが強いです。

特殊なギミック性があるわけではないもののシンプルに敵の火力が高過ぎるので、攻撃モーションが長く、中断耐性でゴリ押しする系のキャラで攻略するのはかなり難しいです。

ホロタクティクスをできるだけ楽に攻略したい場合、「カルロッタ」「フローヴァ」「ザンニー」「フィービー」の4キャラを揃えるのがオススメです。

特に敵を停止させられて無敵状態も多いカルロッタはホロタクと好相性です。

敵が消滅耐性持ちならカルロッタとフィービー、凝縮耐性持ちならザンニーとフィービー、それ以外はカルロッタとフローヴァで比較的に簡単に最高難易度まで攻略できます。

ヒーラーは恒常星5で配布もあるヴェリーナで十分です。というか各種アクションがコンパクトで、2凸以上なら変奏が速くて敵の共振度を素早く削れるので、ショアキーパーなど他のヒーラーよりも最適だと思います。

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これから始める初心者向けのTips

これから鳴潮を始める初心者向けに、スムーズなスタートダッシュ、数ヵ月スパンの攻略における適切なリソース管理ができるよう筆者の経験談からお助け情報を載せておきます。

基本的なキャラ運用とか攻略方法については、鳴潮 攻略でググって上位にヒットするような大手攻略サイトや有志Wikiを参照すればOKです。

筆者は基本的に有志Wikiを参考にしています。

鳴潮 Wiki
https://wikiwiki.jp/w-w/

今すぐ始めるべき

上でも解説したようにバージョン毎に無料配布だけでもガチャ100連分くらいあります。

すでに失効している分もありますし、始めたばかりで総取りは無理でも40連か50連分くらいにはなります。やるならやるで早く始めるに越したことはありません。

あと鳴潮の課金でも利用できるEpicストアの20%還元は2025年12月21日までです。

恒常星5キャラのオススメは?

鳴潮を新規に始めたプレイヤーは恒常星5キャラを合計で3体分入手できます。

  • 万象新声
    • 天井50連 (8個で10連なのでガチャ石 40個)
    • キャラは恒常星5からランダム
  • 初心者応援セレクト集音
    • 天井80連
    • キャラは恒常星5から選択
  • ソラ旅立ちの祝典 – 祝典の贈り物
    • ミッションを合計24個クリア(/30個)で1体選択
    • 普通にシナリオやマップ探索を勧めれば余裕

基本的に恒常星5キャラの選択は「ヴェリーナ」で一択です。

どうしても欲しいキャラがいても3つのうち少なくともどれか1つでヴェリーナの素体は確保してください。

どれが入手できるかランダムの万象新声でヴェリーナが出たら大当たりです。

2凸でヴェリーナの使い勝手は激変するので万象新声で引けた人は残り2つもヴェリーナを選ぶのが圧倒的にオススメです。変奏の速い汎用ヒーラーサポーターとして限定星5キャラに混じって普通に第一線で活躍するキャラクターです。

次いでアンコも当たり、カカロもやや妥協ですが当たり寄りです。

獅子舞(凌陽)と貧道(鑑心)は残念ながらハズレ枠です。育成すれば逆境深塔の左右塔1~4階くらいは任せられますが、ソシャゲは育成リソースが限られるので、これから始める新規ユーザーが手を出すのは止めた方が良いです。

旅立ちガチャのオススメは?

Ver2.4から追加された旅立ちガチャではメジャーバージョン1で実装された限定星5キャラとそのモチーフ武器を引くことができます。

旅立ちガチャのメリットは不定期開催の復刻ガチャを待たずに初期(Ver1)キャラのうち1つを引けることだけです。

欲しいキャラがなければVer2キャラや今後の新実装キャラ用にガチャリソースを温存しても特にデメリットはありません。

旅立ちガチャの開放条件は『ユニオンレベル 5』だけなので集音のチュートリアル(プレイ開始から30分程度)とほぼ同じタイミングで開放されます。

ガチャ開放から30日間の期間限定です。
通常の限定ガチャと天井カウントは共有していません。一度でも引いたら限定星5が出るまで引き切らないと損をするので注意してください。

キャラはすり抜け込みで2天井(160連)まで、武器は1天井(80連)まで、それぞれピックアップ対象の限定星5キャラ・武器を引いた時点で終了になります。

性能で選ぶならショアキーパー

高難度エンドコンテンツの攻略のため性能で選ぶならショアキーパーがオススメです。

メインアタッカーやサブアタッカー(ヒーラー・バッファーも兼ねる)は最新キャラでも実装されていますが、汎用ヒーラーサポーターはそもそもの実装数が少ないのでショアキーパーは恒常星5のヴェリーナと並んで第一線で活躍しているキャラです。

チーム全体の全属性ダメージブーストとクリ率&クリダメのバフを持っているので、相性の良いメイン&サブに加える3枠目としてほぼ全てのパーティーで活躍できます。

必要なステータスが共鳴効率だけ(加えてHPも高い方が良い)、モチーフ武器も必須ではないのでコスパも良いキャラです。

ショアキーパーはモチーフ武器なしでも活躍できますが、旅立ちガチャの限定武器ガチャには星4武器として「奇妙バリエーション」がピックアップされています。

モチ武器を引く過程で奇妙バリエーションを入手できる可能性が高く、ショアキーパーにモチ武器、恒常星5のヴェリーナに奇バリを持たせると3枠目のヒーラーサポーターが完成するので、課金で天井まで引けるなら結構オススメです。

推しのキャラを引いてもOK

初期キャラのメインアタッカー、サブアタッカーは各自の好みで選べばOKです。 強いて言えば、相里要と吟霖はインフレレースから脱落気味なのでどうしても欲しい人以外は非推奨。

インフレも多少あるので性能で言うとリナシータの最新キャラのほうが優先度は高いですが、普通に復刻を待つといつになるのか分からないので、気に入ったキャラがいたら課金して引くくらいの感じです。

今汐やツバキなどアタッカーキャラを引く場合はモチーフ武器もセットで引いておくのがオススメです。すり抜けもなく、メインアタッカー用の武器は基本引き得なので。

旅立ち集音のキャラについて簡単に解説

今汐 (コンシ)

深塔や廃墟など高難度エンドコンテンツにも対応できる性能です。

ただし”協同攻撃”という特殊な性質の攻撃が可能なキャラがいないと真価を発揮できません。

限定星5では「折枝(オリエ)」と「カンタレラ」などが該当します。

配布のある星4キャラ「淵武(エンブ)」も協同攻撃を使えますが、バフにシナジーがないので最高難易度を任せるのは厳しくなります。星4キャラの中で淵武は評価が低いのでコスパという点でもちょっと微妙です。

協同攻撃を使える限定星5キャラが直近でピックアップされるかどうかも含めて検討した方が良いです。

ツバキ

深塔や廃墟など高難度エンドコンテンツにも対応できる性能です。

配布のある星4キャラ「散華(サンカ)」と組ませるだけでフルパワーを発揮できるのでかなりコスパの良いメインアタッカーです。

散華は無償配布もありますし、旅立ちガチャのピックアップ星4キャラなのでツバキを引く途中で凸素材も入手できる可能性が高いです。

被弾リスクが多く操作難易度は高めなので、その点は注意してください。

長離(チョウリ)

フィールド探索など初期の普段使いに便利です。

スキル自体、スキルや通常攻撃で溜まるスタックで発動する特殊攻撃で火力を出し、攻撃範囲も広いので、オープンワールドの探索がメインになる初心者にはとても便利なキャラです。

ただ前述の「今汐」や「ツバキ」に比べると単体の火力が低く、高難度コンテンツを任せようと思うと最新焦熱サポーター(サブアタッカー)の「ルパ」や「ブラント」が必要になると思います。

焦熱サポーターの確保も踏まえて検討した方が良いです。

忌炎(キエン)

育成と運用は難しいですが高難度コンテンツにも通用します。

忌炎は鳴潮で一番最初に実装された星5キャラということもあって巷ではあまり評価は高くありません。

ただ、重撃ダメージを扱うメインアタッカーで「フローヴァ」や「ユーノ」といった重撃ダメージバフを持った強いキャラがいるので意外と最新環境でも通用します。

筆者もサブアカで忌炎&フローヴァのコンビは愛用しています。

相性の良い限定星5キャラを確保するまで、最初のうちは重撃ダメージバフを持った星4キャラ「モルトフィー」と組ませるだけで運用できるのでコスパも良いです。

モルトフィーは無償配布なしですが、旅立ちガチャのピックアップ星4キャラなので忌炎を引く途中で素体に加えて凸素材も入手できる可能性が高いです。

欠点として共鳴開放を毎ローテ発動するため無凸では共鳴効率を40%以上確保する必要があって音骸厳選がベリーハードです。クリ率/クリダメ/共鳴効率で揃えるのはかなり大変ですし、沼ると貴重な育成リソースをゴッソリと持っていかれるので、軽い気持ちで選ぶのはオススメしません。

折枝(オリエ)

カルロッタか今汐が必要なサブアタッカーです。

終奏スキルのバフ先として最適なメインアタッカー「カルロッタ」、もしくは協同攻撃がシナジーの「今汐」と組ませないと高難度エンドコンテンツの攻略は難しいです。

攻撃範囲と距離は広いので初期のマップ探索ではそこそこ活躍できますが、相性の良いメインアタッカーなしだと先細りします。

「今汐」は同じ旅立ち集音のピックアップなので無理ですし、直近で復刻予定がある、もしくは今後復刻されれば確定で「カルロッタ」を引くという感じでなければ、選ばない方が良いです。

ただカルロッタは単体で完成しているキャラで、シナジー無視してフローヴァとかと組ませても高難度エンドコンテンツを攻略できますし…。

相里要 & 吟霖

旅立ち集音の中では引かない方が良い部類です。

まず「相里要」と「吟霖」はセットで使うことが前提というくらいシナジーのあるキャラですが、旅立ち集音ではどちらか一方しか引けません。

同じく初期キャラで名前の挙がる「忌炎」にはフローヴァやユーノといった重撃バフを持つ優秀な最新キャラがいるのに対して、「相里要」と「吟霖」は初期コンビのままなのでインフレの波に取り残された感があります。

Ver1.4後半に参入した筆者が初めて引いた星5限定キャラなので悲しい…。

「相里要」は忌炎のように開放バフを持つ最新キャラの実装で多少盛り返せそうですが、「吟霖」はスペック自体が上方修正されないとかなり厳しいです。

推しキャラでどうしても使いたい、というのでなければ引かない方がいいです。

武器ガチャについて補足

武器ガチャについて1つ例外として、恒常星5のアンコを強く使いたい人は吟霖のモチーフ武器「糸繰りの奇術」を引いておくのがオススメです。

あと旅立ちガチャの限定武器ガチャには星4武器として「奇妙バリエーション」がピックアップされています。

星4ピックアップは確率アップだけで天井がないので必ず引けるわけではありませんが、メインアタッカー用の限定星5武器のオマケで引けるとかなり嬉しい武器です。

星4武器は基本的に限定星5武器や恒常星5武器の下位互換になることが多いですが、ヴェリーナ、白芷など増幅器ヒーラーサポーター用の武器として「奇妙バリエーション」だけは星5武器を押しのけて最適になります。

音骸厳選について

鳴潮でキャラを強く使うのに必須な要素”音骸厳選”について簡単に解説しておきます。

3→5の2段階フローが推奨

音骸厳選の方法としてサブオプを2つか3つ開けて有効ステータスの有無を判定するのは定番のフローですが、最初のサブオプ2つにクリティカル系があるかどうかで取捨するのは非推奨です。

筆者の経験上、初手2開放フローは妥協音骸すら揃わずに音骸厳選の元になる素体が無くなるか、最悪、チュナが底を付きます。

ゲーム開始直後は育成リソースのうちサブオプ開放に必要な”チュナ”が余って、音骸レベルを上げる”レコード”が不足するので、レコード温存のため初手2開放フローに手を出しやすいですが罠です。

ゲームを進めるにつれてチュナ入手の方が先細りしていきます。

少なくとも妥協できる厳選具合の音骸が5個1セット完成するまでは下記の『3→5の2段階フロー』がオススメです。

厳密に言うと条件分岐が若干あって単純な2段階ではありませんが推奨フローは下記の通りです。

  • レベル15まで上げてサブオプを3つ開放
    • クリ率、クリダメが1つでもあれば(3)へ
    • クリ系がなくても共鳴効率、攻撃%など有効ステが2つあれば(2)へ
    • 上記以外なら破棄
  • レベル20まで上げて4つ目のサブオプを開放
    • クリ系が付けばキープ
    • 共鳴効率含む3オプならキープ
    • 上記以外なら破棄
  • キープした音骸のサブオプを全て開放
    • クリ率、クリダメが揃っていればOK
    • クリ率&共鳴効率(クリダメなし)もキープして次の部位へ

クリ率&共鳴効率はキープで次へ

音骸厳選ではクリティカル率とクリティカルダメージの2つが重視されますが、筆者的にはクリダメよりも共鳴効率の方が重要です。

鳴潮は決まったローテーションでスキルや開放を回していくのが重要なので、共鳴効率が足りずに余分に通常攻撃を振ると大幅なDPS低下に繋がります。

例えば1ローテ10秒に100万ダメージを出すキャラが共鳴効率が足りず余分に通常攻撃を最終段まで1回使ったとします。

通常攻撃を最終段まで出すと普通は3秒くらいかかるのでDPSは10万から7.6万に低下します。クリダメのサブオプなしで200%とするとサブオプで60%分(4カ所以上)もの火力低下です。

5個の音骸のうち1つ目、2つ目の段階でクリ率&クリダメの音骸に固執するよりも、クリ率と共鳴効率が付いた音骸ができたら妥協音骸としてキープし、次の部位に進む方が育成リソースの節約になります。

まずはローテが回せる共鳴効率と60~70%以上のクリティカル率で5カ所全て揃えるのが最優先です。

クリティカル率は60~70%ないとお祈り状態になってしまうのでサブオプのクリ率は重要ですが、クリティカルダメージは最終火力への影響が大きいものの、攻撃%と有効ダメージアップが付いていれば代用が効きます。

クリティカル率、共鳴効率、攻撃%、有効ダメージアップなど4オプの音骸はクリティカルダメージがなくても妥協としてキープして次の部位の音骸育成に進んだ方が良いです。

また5カ所揃っていない状態であれば、クリティカル率&共鳴効率の2オプでも次に進めた方が良いです。

コスト4はクリ率かクリダメどちら?

アタッカー・サブアタッカーのコスト4音骸でメインをクリティカル率かクリティカルダメージのどちらにするかは基本的に武器次第です。

なお『サブオプを厳選する育成リソースの余裕がなく、とりあえず繋ぎで1つレベル25まで上げる』みたいな条件なら確実に不足するクリ率を繋ぎとして育てておけばいいと思います。

武器のサブオプ音骸のメインステータス
クリティカル率クリティカルダメージ
クリティカルダメージクリティカル率
攻撃% (共鳴効率)

例えば千咲の場合、モチーフ武器を組み合わせるなら武器効果でクリティカル率がアップするのでコスト4音骸のメインステータスはクリティカルダメージを選びます。

一方で恒常星5武器の仙境の湖光を組み合わせる場合は、武器効果が攻撃%アップなので、コスト4音骸のメインステータスはクリティカル率を選びます。

音骸厳選はバランスが大事

ローテを円滑に回せる共鳴効率と60~70%以上のクリ率を確保した上で、最終ダメージを決めるクリダメ/その他を揃えていくのが音骸厳選で重要です。

例えばユーノは無凸の場合、共鳴効率が130%~140%ないと共鳴開放始動のローテが回せない(1凸で緩和される)ので筆者は共鳴効率 137%で運用しています。

音骸厳選の途中で率ダメ攻撃%の3オプ音骸ができましたが、これを使用すると共鳴効率が足りなくなるので、あえてクリ率、共鳴効率、有効ダメアップの3オプ音骸を使用しています。

またユーノはモチーフ武器(クリ率 +36%)装備の場合、多少サブオプを落としてもクリティカル率 80%を超えるのが容易なので別の部位ではクリティカル率を捨ててクリダメと共鳴効率のある4オプ音骸を使用しています。

もちろん理想は『率ダメを5カ所、必要な共鳴効率、さらに攻撃%など有効ステ』を全て揃えることですが、サブオプ開放の育成リソースであるチュナはすぐに枯渇してしまうので、逆境深塔や廃墟に対応できる水準に達したら早めに妥協して育成リソースを温存するのがオススメです。

以上、『鳴潮をVer3で始める初心者ガイド。無/微課金でも楽しめる?』でした。

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