「AMD XConnect」に対応する外付けGPUユニット「Razer Core」の予約が開始。

　「Razer Core」は4月発売開始、単体のお値段は499ドル、「

Razer Blade」とセットの場合は399ドル。

公式リリースノート：http://www.razerzone.com/press/detail/press-releases/pre-orders-start-today-for-the-razer-core-the-worlds-first-plug-and-play-thunderbolt-3-external-graphics-enclosure

1週間ほど前に速報記事が出たばかりの「AMD XConnect」ですが、早くも対応したGPU外付けユニット「Razer Core」の予約が3月16日から開始しました。

なおはAMD製GPUのみではなくNVIDIA製GPUも対応するようで、対応製品は次のようになっています。

Qualified AMD Radeon graphics cards (AMD XConnect supported with Blade Stealth):
– AMD Radeon R9 Fury
– AMD Radeon R9 Nano
– AMD Radeon R9 300 Series
– AMD Radeon R9 290X
– AMD Radeon R9 290
– AMD Radeon R9 280

Supported NVIDIA GeForce graphics cards (at launch):
– NVIDIA GeForce GTX Titan X
– NVIDIA GeForce GTX 980 Ti
– NVIDIA GeForce GTX 980
– NVIDIA GeForce GTX 970
– NVIDIA GeForce GTX 960
– NVIDIA GeForce GTX 950
– NVIDIA GeForce GTX 750 Ti
– NVIDIA GeForce GTX 750

NVIDIAも対応となると、「AMD_XConnect」の効用とは如何なるものなのか？と疑問になりますね。

消費電力の最大値は375Wまでグラボサイズは「310 x 152 x 44 mm」が上限となっています。

「Razer Core」を使用可能なモバイルは現状では「Razer Blade Stealth」のみですが、
近々、Thunderbolt3を搭載するRazer Bladeシリーズにも対応を拡張していくようです。

ソース：http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160317_748774.html
こちらの記事によるとIntelの新型ハイパフォーマンスNUC「NUC6i7KYK」は「Razer Core」による外付けGPUに対応すると発表されています。「NUC6i7KYK」は650ドルで販売予定だそうな。

「Razer Core」はThunderbolt3を搭載するPCであれば使用可能な比較的オープンな商品かもしれませんね。
おそらく現在Razerも汎用的に使用可能なドライバを作成していてそのためリリースノートに「Razer Blade (w/ Thunderbolt3) in the near future 」のような記載があるものと考えられます。

「Razer Core」も「NUC6i7KYK」も国内での流通は未定ですが、今後の展開が楽しみです。