AMDの最新ハイエンドGPUであるVegaを搭載した「Radeon Vega Frontier Edition」について信頼できる詳細レビューがPC Perspectiveから公開されました。
消費電力についてはTDP300Wということで仕様値通りGTX 1080 Tiよりも高くなっています。パフォーマンスについてですがFireStrikeを見る限りGTX 1070とGTX 1080の間くらいになっています。ソースの方では実ゲームのベンチマーク比較もありますが概ねそんな感じの性能です。
コアクロックについては最大1600MHzとして平均1400MHz程度で変動しています。同コア数のFuryXはコアクロックが1050MHzなのでメモリ帯域の増加も加えるとVega Frontierは30%以上性能が上がっていてもおかしくないと思うのですが、20%前後に留まっているところが気になります。
ソース:https://www.pcper.com/reviews/Graphics-Cards/Radeon-Vega-Frontier-Edition-16GB-Air-Cooled-Review
以前最初のRadeon Vega Frontier Edition所有者の各種ベンチでドライババージョンが話題になりましたが、PC Perspectiveで最新のVega用ドライバを使用しているとのことですが、GPU-Zのスクリーンショットでは古いバージョンが表示されているのでGPU-Zの読み間違いのようです。
あと7月末のイベント概要が公開されましたが、ゲーマー向けRX Vegaについて言及されていないので、ちょっと怪しいことに……。
https://www.eventbrite.ca/e/amd-capsaicin-siggraph-2017-tickets-35520337285
We can’t wait to announce our new Vega products, including RX at this year’s #SIGGRAPH – make sure to follow us for more details. pic.twitter.com/LENxuPfj7n
— Radeon RX (@Radeon) 2017年7月1日
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