Pimaxの新型VR HMD「Pimax Vision 8K Plus」と「Pimax Vision 8K X」の予約受付が開始されました。新規購入も可能ですが、現行モデル所有者向けディスカウントや、KSバッカー向けディスカウトプランも提示されており、お得に買い替えも可能です。
Pimaxの新型VR HMD「Pimax Vision 8K Plus」と「Pimax Vision 8K X」の予約受付が開始されました。新規購入も可能ですが、現行モデル所有者向けディスカウントや、KSバッカー向けディスカウトプランも提示されており、お得に買い替えも可能です。
Pimax公式ページ:https://pimaxvr.com/
「Pimax Vision 8K Plus」と「Pimax Vision 8K X」のディスカウントプランについて、(管理人も良く分かっていない部分があるので、補足・修正があればご指摘お願いします。)
まず最も一般的な「Upgrade Plan for Current Owner」では、5K+/5K XR/8Kの所有者(KSバッカー、通販予約、一般販売)は所有モデルに依らず、Pimax Vision 8K Plusの場合150ドルオフの850ドル、Pimax Vision 8K Xの場合は200ドルオフの1100ドルで購入が可能です。
続いてKSバッカー向けプランが4種類提示されていますが、いずれも”KS出資でベースステーションとコントローラーも一緒に購入した人向けのプラン”になっているようです。KS出資でベースステーションとコントローラーを購入した人以外の現所有者は上の「Upgrade Plan for Current Owner」から購入すればOKなのだと思います。
Pimaxの新製品について
まず最も主要な新製品として「Pimax Vision 8K Plus」と「Pimax Vision 8K X」の2種類について製品スペック、価格、発売予定が公表されました。
「Pimax Vision 8K Plus」は、CF出資から1年以上経過して昨年末にやっとこさバッカー向けに出荷が開始されたPimax 8Kの改良モデルです。ディスプレイパネルの解像度は従来通り3840×2160の片目4Kですが、サブピクセル構造がペンタイルからフルRGBに改良され、90Hzへとリフレッシュレートも上昇しています。内部解像度WQHDからアップスケーリングなのは同様です。10月30日から出荷開始が予定されています。
「Pimax Vision 8K X」については実は8Kや5Kと一緒にCF出資に挙がっていた製品ですが2年以上かかった代わりに完成度を高めてついに正式リリースが決まったという経緯があります。
「Pimax Vision 8K Plus」のディスプレイパネルの解像度は3840×2160の片目4Kですが、8K Plusとの違いとしてDisplayPort1.4接続によって4Kのネイティブビデオ入力に対応します。リフレッシュレートはデュアル4Kネイティブ字は75Hzで、WQHDアップスケール時は90Hzとなります。
8K Xと8K Plusはスペック的にかなり似ているので、8K Xはデュアル4Kネイティブなど機能限定解除および発色等のパネル選別品ではないかと思います。
「Pimax Vision 8K Plus」と「Pimax Vision 8K X」、”Vision”の添え字が間に付く新モデルでは、装着感の良好な巨大フェイスクッション「Pimax Vision Confort Kit」と、ダイヤル式でスピーカーを内蔵したヘッドストラップ「Pimax Modular Audio Strap」が標準で付属します。
それぞれ49ドルと119ドルで個別アクセサリとして販売もされます。「Pimax Modular Audio Strap」についてはPimax 5K/8KのCF出資者には無料で配布される予定です。
また添え字”RE”が付く「Pimax Vision RE Series」という限定モデルも予定されています。特殊なコーティングや金属製スイッチカバー・ヒンジの装着などによって堅牢製、防水性を高めたモデルとなっています。注文時にリクエストするとのことなので、BTOカスタマイズのような+〇円的なアップグレードオプションになるのではないかと。
Pimax専用コントローラーの「Sword/Sword Sense」については開発が難航しているようで発売は2020年以降が予定されており、出荷まで時間がかかるので、代替品として5本指トレースに対応したIndex Controllerの受け取りに切り替えることが可能な「Pimax Controller Upgrade Program」の実施を予定しているようです。
その他にみ新しいアクセサリパーツの発表がありました。
Light Houseトラッキングに対応するPimax VR HMDなのでケーブル長が悩みでしたが、10mと非常に長い専用ケーブル、もちろんDisplayPort1.4対応!が99ドルで発売、2019年11月より出資者優先で出荷開始されます。
VR HMD内が蒸れてレンズが曇るのを防止する「Pimax Cooling VR Fans」はCF出資者の中で希望者(10月第3週から受付開始)に無料で提供されるようです。出資者優先で、通常購入者向けにも提供されると思いますが、その辺り明記されていないのでどうなんでしょうか。
トラッキング関連では7Invensun製アイトラッキング「Pimax Eye-Tracking Module」が299ドル(出資者は199ドルで購入可能)で12月15日から出資者優先で出荷開始、Ultraleap製ハンドトラッキング「Pimax hand Tracking」が169ドルで12月18日から出資者優先で出荷開始となります。
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