発熱事情が大変な高速NVMe M.2 SSDに待望のヒートシンク付きが登場
1TB版が4.6万円から!!
スポンサードリンク
6月のComptexで公開された最大2.5GB/sで冷却を補助するヒートシンク付きM.2 SSDの「PLEXTOR
M8Pe」シリーズがメーカーから正式発表されました。国内の発売は8月中旬で1TB版の国内価格は4.6万円、512GB版も2.2万円からということで、国内におけるNVMe SSDの従来のGB単価から考えてほぼ半額です。国内の高速NVMeの価格破壊ですよ、パネェ。黒船の襲来やあ!!
ヒートシンク付きPCIアダプタはサードパーティー製のものがいくつかリリースされていますが、M.2 SSDサイズでフルカバーヒートシンクが付くものは初登場なので、グラボ直下にM.2スロットがあるマザボユーザーやNUC、モバイルで利用するユーザー には朗報です。各容量でヒートシンクなしのM.2版、ヒートシンクありのM.2版、ヒートシンクありPCI-Eアダプタ版の3種が販売されるようです。
ヒートシンクなし版もあるのでAquacomputerのヒートシンク付きや水冷ブロック付きPCI変換アダプタとも利用可能で1TB版の価格の安さが光ります。 OCZにはこれを期待していたというのに、1TBが700ドル越えはあかん。
商品公式ページ
M8Pe(Y)(PCIe HHHL):http://www.goplextor.com/jp/Product/Detail/M8Pe(Y)#/Features
M8Pe(G)(M.2 2280):http://www.goplextor.com/jp/Product/Detail/M8Pe(G)#/Features
国内代理店アユートのプレスリリース
http://www.aiuto-jp.co.jp/information/entry_351.php
国内代理店リンクス
M8PeY:https://www.links.co.jp/item/m8pey/
M8PeG:https://www.links.co.jp/item/m8peg/
PLEXTOR M8Peシリーズの公称スペックや価格一覧は次のようになっています。
PLEXTOR M8Pe(Y/G) 128GB |
PLEXTOR M8Pe(Y/G) 256GB |
PLEXTOR M8Pe(Y/G) 512GB |
PLEXTOR M8Pe(Y/G) 1TB |
|
型番 |
PX-128M8PeG-06 PX-128M8PeG-08 PX-128M8PeY |
PX-256M8PeG-06 PX-256M8PeG-08 PX-256M8PeY |
PX-512M8PeG-06 PX-512M8PeG-08 PX-512M8PeY |
PX-1TM8PeG-06 PX-1TM8PeG-08 PX-1TM8PeY |
容量 | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
連続読込速度 | 最大1600MB/s | 最大2000MB/s | 最大2300MB/s | 最大2500MB/s |
連続書込速度 | 最大500MB/s | 最大900MB/s | 最大1300MB/s | 最大1400MB/s |
ランダム読込 | 最大120,000 IOPS | 最大210,000 IOPS | 最大260,000 IOPS | 最大280,000 IOPS |
ランダム書込 | 最大130,000 IOPS | 最大230,000 IOPS | 最大250,000 IOPS | 最大240,000 IOPS |
希望小売価格 (M.2_hはヒートシンクあり) |
M.2:6,980円 M.2_h:7,280円 PCI-E:11,800円 |
M.2:12,180円 M.2_h:12,480円 PCI-E:16,800円 |
M.2:21,980円 M.2_h:22,280円 PCI-E:26,800円 |
M.2:46,380円 M.2_h:46,580円 PCI-E:50,800円 |
PLEXTOR M8Peはコントローラに「Marvell 88SS1093」、メモリに「TOSHIBA 15nm Toggle MLC」を使用しています。
シーケンシャル性能は512GB版を競合のSamsung 950 PROやOCZ RD 400シリーズの同容量と比べると若干遅くなっていますが、ランダム性能についてはPLEXTOR M8Peのほうがかなり高い数字になっているようです。あと競合に比べて容量が減るごとに性能が下がり具合が大きいようなので512GB版が価格と性能のバランスが良さそうな気がします。
ヒートシンクはY/Gの両モデルともアルミニウム製です。PCIアダプタにSATA電源端子が付いているのはLED用でしょうか?
PCI-E版はIntel SSD 750のような専用基板ではなくPCI-E変換アダプタに専用ヒートシンクを搭載したモデルになっています。
関連記事
・M.2 SSDのPCI-E変換ボード「Aquacomputer kryoM.2」が激冷え
・ヒートシンク付きM.2→PCI-E変換アダプタでSamsung 950 PRO SSDを冷やしてみた
(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
スポンサードリンク
SATAの5倍くらいの速度で値段が1.5倍程度とかお得すぎる!w