「NZXT Kraken X-3 RGB」シリーズが発売。ホワイトモデルもラインナップ

2021年10月9日2025年5月30日

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水冷ヘッドに大型インフィニットミラーリングを搭載、ARGB LEDファンAer RGB 2が付属する簡易水冷CPUクーラー「NZXT KRAKEN X-3 RGB」シリーズが10月15日発売。白一色なホワイトモデルもラインナップ

NZXTから水冷ヘッドに大型インフィニットミラーリングを搭載、ARGB LEDイルミネーション内蔵冷却ファンAer RGB 2が付属する簡易水冷CPUクーラー「NZXT KRAKEN X-3 RGB」シリーズが10月15日より発売されます。
ラジエーターサイズは240サイズのX53、280サイズのX63、360サイズのX73の3種類で、カラーバリエーションとして従来のブラックカラーに加えて、水冷クーラーから冷却ファンまで白一色なホワイトモデルもラインナップされています。（ブラックカラーは国内発売済み）

NZXT KRAKEN X53/X63/X73 RGB ホワイト
NZXT KRAKEN X53/X63/X73 RGB ブラック

NZXT

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「NZXT KRAKEN X-3 RGB」の対応CPUソケットは『Intel: LGA 1200, 115x, 1366, 2011, 2011-3, 2066』『AMD: FM1, FM2/+, AM2/+, AM3/+, AM4, TR4』となっています。
最新CPUでは、Core i9 11900KなどIntel第11世代Rocket Lake-S、Core i9 10980XEなどIntel第10世代Core-X、およびRyzen 9 5900XなどAMD Ryzen 5000シリーズに対応しています。
ヒートスプレッダに対してCPUクーラーベースコアが小さいので当サイト的には非推奨ですが、CPUに付属するリテンションブラケットを使用することで、Ryzen ThreadripperのsTRX4ソケットにも対応します。

「NZXT KRAKEN X-3 RGB」は水冷ヘッド内部の水冷ポンプに2021年最新のAsetek製の第7世代水冷ポンプを採用しています。Asetek製第7世代水冷ヘッドの特長として、Intel LGA1200プラットフォームで最大の性能が発揮できるように最適化、最大ポンプ速度は2800RPMでTDPの高い最上位クラスCPUを強力に冷却可能、最小ポンプ速度800RPMによってポンプノイズを従来機種より30％低減しつつ十分な冷却性能を実現しています。

「NZXT KRAKEN X-3 RGB」には冷却ファンとしてARGB LEDイルミネーションを内蔵した「NZXT Aer RGB 2」がラジエーターサイズに応じて標準で付属します。
NZXT Aer RGB 2の120mmサイズと140mmサイズはいずれも定格（最大）回転数が1500RPMで、PWM速度調整によって500～1500RPMの範囲内で制御が可能です。

「NZXT KRAKEN X-3 RGB」の最大の特長は、インフィニットミラーと呼ばれる合わせ鏡構造によって無限に増え続けるLEDリングを搭載した水冷ヘッドで、前世代のKRAKEN X2シリーズと比較してヘッドサイズはそのままにLEDリングが10％大型化しています。
前世代では水冷ヘッドの側面から出る水冷チューブのエルボーがメモリスロットと干渉するのを避けるため3時の方向から回転させると、水冷ヘッド天面のNZXTロゴが正しい向きにならないといった問題がありましたが、「NZXT KRAKEN X-3 RGB」では天面パネルを30度刻みで360度自由に回転できるよう改良されています。

「NZXT KRAKEN X-3 RGB」はUSB2.0内部ヘッダーによるUSB接続で各種設定が可能なNZXT CAMにも対応しており、上述の水冷ヘッド天面のLEDイルミネーション設定や付属ファンのLED制御に加えて、ポンプ制御に対応します。
なお前モデルのKRAKEN X-2シリーズはファン制御にも対応していましたが、NZXT KRAKENの2021年最新モデルのうち、下位モデルのX-3(RGB)シリーズはポンプ制御のみ対応でファン制御は非対応、上位モデルのZ-3 (RGB)シリーズはファン・ポンプ制御に対応となるので注意してください。

製品公式ページ：https://nzxt.com/collection/kraken-x