AMD RDNA3 12CUのGPUとZen4の8コア16スレッドCPUで構成されたAPU”Ryzen Z1 Extreme”を採用するポータブルゲーミングPC「ASUS ROG Ally」が6月14日発売
AMD RDNA 3 アーキテクチャの12 Compute UnitなGPUとZen 4 アーキテクチャの8コア16スレッドCPUで構成されたAPU”Ryzen Z1 Extreme”を採用するポータブルゲーミングPC「ASUS ROG Ally」が登場しました。
日本国内でもRyzen Z1 Extremeを搭載する上位モデル(型番:RC71L-ALLY.Z1X_512)が6月14日より発売されます。
「ASUS ROG Ally」はフルHD解像度(1920×1080)の7インチ液晶ディスプレイを搭載したポータブルゲーム機です。本体サイズは横280mm×縦111mm×厚さ32.4mm(最厚部)で、重量は約608gです。
液晶ディスプレイは120Hzの高速リフレッシュレートに対応していることに加えて、FreeSync Premiumなど可変リフレッシュレート同期機能も使用できます。最大輝度も500nitsと非常に明るいので太陽光下の屋外でも快適にプレイできます。
「ASUS ROG Ally」には、AMD Zen4 アーキテクチャCPUとRDNA 3アーキテクチャGPUによるAPU、Ryzen Z1 Extremeが採用されています。
具体的なスペックとして、CPUは8コア16スレッド、最大5.1GHz、GPUは12 Compute Unit、最大2.7GHz(単精度性能 8.6TFlops)です。
ちなみにAMDからはRyzen Z1 Extremeと似たスペックでRyzen 7 7840UというモバイルPC向けCPUがリリースされていますが、Ryzen Z1 ExtremeはTDP 9W対応(代わりにAI機能には非対応)で、「ASUS ROG Ally」のようなUMPCに最適化されたCPUとなっています。
「ASUS ROG Ally」はWindows 11 OSを搭載したポータブルPCとなっており、通常のデスクトップゲーミングPCと同様にSteamなどPCゲームクライアントから各種PCゲームを起動できます。
「ASUS ROG Ally」は別売りのドック(ROG Gaming Charger Dock)を使用することで、充電しながらHDMI2.1ビデオ出力によりテレビなど外部ディスプレイへのビデオ出力にも対応します。
USB Type-Cポート自体はUSB3.2 Gen2、DisplayPort1.4 Alternate Modeに対応しているので、適切なケーブルや市販ドックでもビデオ出力等を利用可能です。
加えて、「ASUS ROG Ally」は同社の高性能ゲーミングモバイルPC/タブレットPCのROG Flowシリーズと同じく、ROG XG Mobile Interfaceを搭載しており、別売りのASUS ROG XG Mobileを用意すれば、GeForce RTX 4090 Laptop GPUやRadeon RX 6850M XTのディスクリートGPUの増設、ビデオ出力など各種IOポートの拡張が可能です。
ASUS ROG XG Mobile GC32L (AMD RX 6850M XT)
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製品公式ページ:https://rog.asus.com/jp/gaming-handhelds/rog-ally/rog-ally-2023/
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