2880×1600の有機ELディスプレイ採用「HTC Vive Pro」が登場。純正のワイヤレス化キットも

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Vive Pro従来機種よりも高解像度な片目1440×1600(両目2880×1600)の有機ELディスプレイを採用するVRヘッドマウントディスプレイ「HTC Vive Pro」がHTCより発表されました。純正ワイヤレス化キットも同時発表。



従来機種よりも高解像度な片目1440×1600(両目2880×1600)の有機ELディスプレイを採用するVRヘッドマウントディスプレイ「HTC Vive Pro」がHTCより発表されました。発売時期や価格については今のところ公表されていません。同時に「HTC Vive Pro」と「HTC Vive」の両方で使用可能な純正のワイヤレスキット「Vive Wireless Adapter」も発表されました。
HTC Vive Pro (6)VIVE Wireless Adaptor

「HTC Vive Pro」は両目2880×1600の有機ELディスプレイを採用してVive無印の2160×1080と比較して72%も高精細になっているのが最大の特徴です。片目1440×1600でリフレッシュレート90Hzの有機ELディスプレイということなのでスペックから類推するにWindows Mixed Reality用ヘッドマウントディスプレイ「Samsung HMD Odyssey」と同じパネルを採用しているのだと思います。
Samsung HMD Odyssey
Vive無印では別売りオプションとなっていた「HTC VIVE デラックスオーディオストラップ」と類似のヘッドホン付きダイヤル調整対応なヘッドストラップを「HTC Vive Pro」は標準で搭載しています。「HTC Vive Pro」のトラッキング機能についてはVive無印との互換性が確保されていますが、ベースステーションが最大4基、トラッキング範囲が10m×10mへとアップグレードされルームトラッキングが強化されています。
また「HTC Vive Pro」と「HTC Vive」の両方で使用可能な純正のワイヤレスキット「Vive Wireless Adapter」も同時に発表され、2018年夏にグローバルリリースが予定されているようです。無線通信方式は60GHz帯の電波を使うWiGigを使用するとのこと。WiGigなら通信速度も速いので「HTC Vive Pro」のワイヤレス化も問題なさそうです。

プレスリリース:https://blog.vive.com/us/2018/01/08/htc-vive-raises-bar-premium-vr-new-vive-pro-upgrade-wireless-vive-adaptor/

HTC Vive Pro (1)
HTC Vive Pro (2)
HTC Vive Pro (3)
HTC Vive Pro (4)
HTC Vive Pro (5)

VIVE Wireless Adaptor (1)
VIVE Wireless Adaptor (2)
HTC Vive純正ワイヤレスキット「Vive Wireless Adapter」の圧倒的な”ちょんまげ”感。スペックは良いのに、デザインはもうちょっと何とかならなかったのか……
VIVE Wireless Adaptor (3)

管理人も「HTC VIVE Pro フルセット版」を購入したのでレビュー記事を公開中です。
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