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2019年最新PCゲームのフルHD解像度&高画質設定に最適なミドルクラスGPU「NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti GTX 1660」を搭載したゲーミングBTO PCのおすすめ機種について各社製品の価格や構成パーツの比較から徹底解説します。ただおすすめ機種をリストアップするだけでなく、読者が一人でも簡単にBTO PCのカスタマイズが可能なカスタマイズ指南も交えて説明していきます。
目次
1.はじめに - GTX 1660 Ti / GTX 1660搭載BTO PCについて
2.BTO PCメーカー別の簡易比較と特集記事
3.GTX 1660 Ti /GTX 1660搭載のBTO PCの簡易紹介
4.GTX 1660 Ti / GTX 1660搭載BTO PCのカスタマイズ指南
・CPUやグラボなど各CPU部品の解説記事
5.パーツを揃えてGTX 1660 Ti搭載BTO PCを価格比較
6.おすすめGTX 1660 Ti / GTX 1660搭載BTO PCのまとめ
付録.その他のGPU搭載BTO PCのまとめ記事
GTX 1660 Tiとほぼ同性能で安価になった後継モデル「GTX 1660 SUPER」を搭載したBTO PCに関するまとめ記事も公開中です。
・GTX 1660 SUPER搭載のおすすめゲーミングBTO PCを徹底比較!
【執筆:2019年5月21日、最終更新:2020年2月18日】
はじめに - GTX 1660 Ti / GTX 1660搭載BTO PCについて
2019年2月22日より販売が解禁されたNVIDIAの次世代GPU TuringことRTX 20XX/GTX 16XXシリーズの中でミドルクラスに位置する「GeForce GTX 1660 Ti」と「GeForce GTX 1660」を搭載したBTO PCが早くも各社からリリースされています。GeForce GTX 1660 Tiは前世代同クラスのGTX 1060を平均的に30%上回り、また古いゲームよりも18年や19年に登場する最新ゲームでより高速化の恩恵が受けられるので、ベストケースでは50%以上のパフォーマンスを発揮します。GTX 1660 Tiと下位モデルGTX 1660との性能差は15%程度、一方で価格差は市販の自作PCパーツ単品で比較して5000~6000円程度と小さいので当サイトとしては基本的にGTX 1660 Tiがおすすめです。
GTX 16XXシリーズはレイトレーシングなど次世代の高画質機能には非対応ですが、GTX 1660 Tiは前世代上位モデルのGTX 1070とほぼ同性能、GTX 1660は前世代同クラスのGTX 1060 3GBよりも25%以上高速かつVRAM容量2倍の6GBなので、2019年以降に発売される最新高画質PCゲームをフルHD/高画質設定で快適にプレイするのに最適なグラフィックボードです。
またGeForce GTX 960よりも性能の低い2世代以上前のGPUから、GeForce GTX 1660 Tiに更新すれば、最新のPCゲームにおいて2倍以上のパフォーマンスが期待できるとも、NVIDIA公式から発表されています。
・GeForce GTX 1660 Ti / GTX 1660のレビュー記事一覧へ
そんな高性能GPUであるGTX1660Ti/GTX1660搭載ゲーミングBTO PCを狙っている非自作erとしてはどこで買うのが一番良い(お得であるとか、高品質であるとか)のかわからない人も多いと思うので、ハード面やコスト面中心に徹底比較を行い、GTX 1660 Ti搭載のおすすめBTO PCを紹介していきます。サポート面についてはググってください。
BTO PCメーカー別の簡易比較と特集記事
当サイトでもよく紹介するBTO PCメーカーの取り扱いモデルについて簡単な比較表を紹介しておきます。各パーツを個別に選択できるほうが管理人的には好みですが、固定のほうが価格面では優れていることが多いです。BTO PCメーカーの特徴比較 | ||||
グラフィックボードのモデル | PCケース | マザーボード | 納期 | |
サイコム | 〇:選択可能 | 〇:自作向け | 〇:選択可能 | |
TSUKUMO | 固定 | 自社オリジナル | 固定 (ほぼASUS製) |
|
ドスパラ | 固定 | 自社オリジナル |
固定 |
◎: 最短当日 |
PCショップアーク | 〇:選択可能 | 〇:自作向け | 〇:選択可能 | |
パソコン工房 | 固定 | △:自作向ベースのオリジナル |
固定 | |
マウスコンピューター |
固定 | △:自作向ベースのオリジナル | 固定 |
・TSUKUMO「G-GEAR」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方
・ドスパラ「GALLERIA」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方
・マウスコンピューター「G-Tune」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方
GTX 1660 Ti / GTX 1660搭載のBTO PCの簡易紹介
1.PCショップアーク
PCショップアークではGTX 1660 Ti / GTX 1660グラフィックボードを選択可能なBTO PCとして、自作PC向けの高品質で拡張性の高いPCケースを使用したコンセプトモデルが展開されており、カスタマイズ自由度も高いので、基本的にPCケースの好みで選択していけばOKです。GTX 1660 Tiを標準搭載したモデルとしては「CROYDON Corsair Carbide 88」がラインナップされています。CPUはCore i3、Core i5、Core i7から自由に選択可能であるなど、カスタマイズ項目が多様で採用パーツも高品質なBTOメーカーなので”わかっている”人にはありがたいのですが、初心者向きとは言い辛いかもしれません。GTX 1660 Tiグラフィックボードのベンダーやモデルをカスタマイズで選択可能です。
その他にも最新PCケースが採用されたモデルとして、NZXT H510をベースにした「CROYDON NZXT H510」、NZXT H710をベースにした「CROYDON NZXT H710」、Fractal Design Meshifyをベースにした「CROYDON Fractal Design Meshify」などがラインナップされており、カスタマイズからGTX 1660 Tiを選択できます。PCケースをスタート地点にして、自作PCシミュレーター的なBTO PCが構築できるショップです。
2.TSUKUMO(ツクモ) eX.computer
ツクモeX.computerからはGTX 1660 Ti / GTX 1660搭載BTO PCとして、スタンダードタワーPCの「G-GEAR」、コンパクトPCの「G-GEAR mini」、フルタワーPCの「G-GEAR neo」の3シリーズから、CPU&チップセット別でいくつかのモデルがラインナップされています。今回はGTX 1660シリーズに最適なCore i5 9400Fを選択可能な「G-GEAR GA5J-B194/T」をチェックしていきます。同モデルは自作PCでも定番のマザーボードである「ASUS PRIME H370-A」が採用されているところも魅力的です。GTX1660Ti/GTX1660グラフィックボードのベンダーやモデルを指定できません。
TSUKUMOからは上で紹介したモデル以外にもGTX 1660 TiやGTX 1660を搭載したBTO PCが複数ラインナップされており、同社販売ページのトップではCPU別とGPU別で縦横軸分類表で各モデルが紹介されています。詳しくは『TSUKUMO「G-GEAR」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方』の記事を参考にしてください。
3.パソコン工房
パソコン工房のゲーミングBTO PCは主に5つのシリーズが展開されています。5シリーズの中で最も一般的なモデルはミニタワーPCケース採用のLEVEL∞ M-Class、ミドルタワーPCケース採用のLEVEL∞ R-Classの2つです。さらにコンパクトサイズなLEVEL∞ C-Class、フルタワーPCケース最上でハイスペックなLEVEL∞ G-Class、メニーコアなエンスージアスト向けCPUを搭載したハイエンドモデルLEVEL∞ F-Classがあります。パソコン工房のBTO PCでは各モデルでCPUやGPUの組み合わせが固定されていることが多いです。マザーボードや電源ユニットに型番不明の廉価なパーツを使っているのが気になるところ。カスタマイズの幅もさほど広くありませんが価格面では強いです。GTX 1660 Ti/GTX 1660グラフィックボードのベンダーやモデルを指定できません。
今回はGTX 1660 Tiに最適なCore i5 9400Fを選択可能なミニタワーPCの「LEVEL-M0B6-i5F-RX」、およびGTX 1660に最適なCore i5 9400Fを選択可能なミニタワーPCの「LEVEL-M0B6-i5F-RIA」をチェックしていきます。なおパソコン工房のゲーミングBTO PCではラインナップの移り変わりが激しく、新製品や終売になるモデルも多いため、GTX 1660 Ti / GTX 1660搭載BTO PC一覧ページも確認してみて下さい。
4.サイコム
サイコムではスタンダードなミドルタワーPC「G-Master Mace H370」や、Z390マザーボード採用でやや高級な「G-Master Spear Z390 II」など複数のシリーズでカスタマイズ項目からGTX 1660 Ti / GTX 1660を選択可能になっています。他社と違ってGTX 1660 Ti搭載のデフォルト構成がリストアップされていないのが特徴です。CPUはCore i3、Core i5、Core i7から自由に選択可能であるなど、カスタマイズ項目が多様で採用パーツも高品質なBTOメーカーなので”わかっている”人にはありがたいのですが、初心者向きとは言い辛いかもしれません。GTX 1660 Ti / GTX 1660グラフィックボードのベンダーやモデルをカスタマイズで選択可能です。またOSがデフォルトでカスタマイズに入っていないので追加を忘れないように注意してください。サイコムのGTX 1660 Ti / GTX 1660搭載BTO PCについては拡張性やメンテナンス性に優れたPCケースと安価なH370マザーボードを採用している「G-Master Mace H370」に的を絞って紹介します。このBTO PCではFractal Designというメーカーの自作er界隈で非常に評価の高いPCケースを採用しているのがポイントです。
5.ドスパラ
ドスパラではGTX 1660 TiやGTX 1660を搭載したBTO PCとして、ミニタワーPC「GALLERIA D」シリーズとミドルタワーPC「GALLERIA X」シリーズからいくつかのモデルがラインナップされていますが、GTX 1660 TiとCore i5 9400Fを搭載する「GALLERIA DT」、およびGTX 1660とCore i5 9400Fを搭載する「GALLERIA DJ」がオススメの2機種です。加えてGTX 1660 TiについてはTVラック等に設置可能なスリムPCの「GALLERIA ST」もラインナップされています。基本的にマザーボードや電源ユニットが自作PC向け市販品ではないので構成パーツの品質はそこまでよくありませんが、ドスパラBTO PCは”当日出荷可能、カスタマイズしても翌日”という驚愕の納期速度を誇っているので早く欲しいユーザーにとっては有力な候補だと思います。GTX 1660 Ti / GTX 1660グラフィックボードのベンダーやモデルを指定できません。
6.マウスコンピューター
マウスコンピューターについてはGTX 1660 TiやGTX 1660を搭載するBTO PCとしてG-TuneデスクトップPCの基本4ブランドから各モデルがラインナップされています。マウスコンピューター G-TuneのゲーミングBTO PCのブランドは大まかに、若干廉価なミニタワーケース採用「NEXTGEAR-MICRO」(PCケース詳細)、中堅モデルでミドルタワーケース採用の「NEXTGEAR」(PCケース詳細)、高級品の「MASTERPIECE」(PCケース詳細)と松竹梅の3段構成、コンパクトキューブ「LITTLEGEAR」(PCケース詳細)の4バリエーションとなっています。
GPUとCPUの組み合わせが固定されているので、希望の組み合わせを探すのが少し難しいかもしれません。カスタマイズの幅は広くありませんが、その分だけ他社と比べて安価になっています。GTX 1660 Ti/GTX 1660グラフィックボードのベンダーやモデルをカスタマイズ(選択)できません。
マウスコンピューターからは4シリーズを基本ラインアップとして、CPU&GPUセット別で細かく分類されたBTO PCが販売されています。詳しくは『マウスコンピューター「G-Tune」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方』の記事を参考にしてください。
GTX 1660 Ti / GTX 1660搭載BTO PCのカスタマイズ指南
一口にGTX 1660 Ti / GTX 1660搭載BTO PCと言っても上で述べたようにCPUやストレージなどその他の部分で製品スペックには各社で違いがあります。それによって価格が上下するのでそのまま価格比較を行っても公平ではありません。そのためググった時によく出てくる”BTO PCの価格比較”をうたうもので、各メーカーのデフォルト価格を載せているだけのサイトはほぼ当てになりません。(全部とは言いませんが、BTO PCでカスタマイズしないユーザー以外にはほぼ意味がないと思います)
GTX 1660 Ti / GTX 1660搭載BTO PCの価格比較を行う前に、購入を検討している人が理解しておくべきGTX 1660 Ti / GTX 1660を搭載するBTO PCの最適なカスタマイズ方法や予備知識を簡単に紹介しておきます。
GTX 1660 Ti / GTX 1660搭載BTO PCのカスタマイズについては、「CPU」「メモリ」「電源容量」「ストレージ」「マザーボード」のBTO PCの主要な5パーツに注目します。
これら5つの適切な選び方さえ知っていれば、記事の更新や閲覧のタイミングに左右されず、解説に合わせてカスタマイズすれば各自で簡単にリアルタイムな価格比較もできて最適なBTO PCを選択可能です。
- CPUについてはIntel製CPU(Core i5 9400Fなど)とAMD製CPU(Ryzen 5 3600など)の2種類があります。AMD製CPUもコスパに優れた良いCPUですが、PCに詳しくない初心者は長年主流な製品ということもあって基本的に安定しているのでIntel製CPUを選ぶのが無難だと思います。
6コア6スレッドのCore i5(8400や8600Kや9600K)は6コア12スレッド/8コア8スレッドのCore i7(8700や8700Kや9700K)と比べてもPCゲームが目的であれば大きな性能差はありません。ミドルクラスGPUのGTX 1660 Ti / GTX 1660と組み合わせるのであればCore i5 9400Fがおすすめです。予算に余裕があるのであれば、Core i7 9700KやCore i9 9900Kを選択するよりは、その予算をRTX 2070など上位GPUに回すのがおすすめです。
- システムメモリはゲーム用途なら16GBあれば十分です。8GBでは足りない場合もあるので16GB以上を推奨します。メモリ枚数は合計容量が同じなら4枚でなくて2枚で大丈夫。
- 電源容量は600~700Wもあれば問題ありません。変換効率は予算が許すならGold以上を選ぶと電源ユニットの静音性の面で有利かもしれません。
- システムストレージ(WindowsOSをインストールするストレージ)は必ずHDDではなくSSDを選んでください。HDDよりもGB単価は上がりますが実際に体感できるレベルでSSDのほうがキビキビ動きます。Windows10をインストールするシステムドライブのサイズは240GB以上であればOKです。
PCゲーム用ストレージはシステムとは別に用意するほうが後々便利です。システムストレージ同様にHDDではなくSSD推奨。ゲーム用ストレージの容量は可能なら1TB(1000GB)、少なくても500GBが望ましいです。500GB以上のSSDは1.2万円程度からでパーツのみを購入できるので各自でBTO PC購入後に増設してもかまいません。
- マザーボードは「Z390」や「H370」などチップセット名だけでなく「ASUS Prime H370-A」のように市販のマザーボード名が記載されているor市販マザボを選択できるBTOが推奨です。市販のマザボであれば専用のマニュアルも存在しますし、何かトラブルがあってもググって解決法を見つけるのが容易になります。マザボメーカーは日本語マニュアルが一番しっかりしているのでASUS製のものを選ぶのが鉄板です。
CPUやグラボなど各CPU部品の解説記事
グラフィックボードや電源ユニットなどBTO PCを選択する上で主要なパーツについては、個別のまとめ記事も公開しているので予備知識としても参考にしてください。・BTO PCにオススメなCPUを用途&予算別で5種厳選
・【できる!自作PC】最新CPUの選び方とオススメCPUを徹底解説
・おすすめグラボまとめ。予算・性能別で比較。各社AIBモデルの選び方
・【SATA SSD vs NVMe SSD vs HDD】 ゲームロード時間を比較
・おすすめSSDまとめ。QLC/TLC/MLCやNVMe/SATA3.0など最新SSD事情を解説
・自作PC電源ユニット(PSU)の徹底解説とおすすめ電源の選び方
・おすすめの自作PCマザーボードを徹底解説
パーツを揃えてGTX 1660 Ti / GTX 1660搭載BTO PCを価格比較
上で紹介したカスタマイズ指南を念頭において、下の表の基本パーツ構成に可能な限り準拠した状態で各社のGTX 1660 Ti / GTX 1660搭載BTO PCの価格を比較します。価格比較用のパーツ構成 | |
OS | Windows10 Home |
CPU | Core i5 9400F |
メモリ | 16GB (8GB*2) |
グラボ | GTX 1660 Ti GTX 1660 |
システムストレージ | SSD 240GB |
データストレージ | なし(実際の購入に際しては 480GB以上のSSDが推奨) |
電源 | 500W~600W、Gold |
その他付属品 | なし |
比較を行う上での注意点
・ゲーム用のデータストレージは480GB以上のSSDがおすすめですが、個別に購入しても問題ないので簡単のためになしの設定で比較します。ちなみに480~512GBのSSDの価格相場は1.2万円程です。
・PCショップアークのBTOはシステムドライブにNVMe M.2 SSDを使うのがデフォルト構成で変更できないため価格が高くなっています。
・各社カスタマイズできない設定で1TB HDD(2千円程度)やオリジナルCPUクーラー(2~3千円程度)の有無があり最終価格には数千円誤差がある場合があります。
BTOメーカー | 型番 | 電源 | マザボ | 価格 |
PCショップアーク | CROYDON Corsair Carbide 88 | SilverStone Essential SST-ET550-G 550W Gold |
ASUS PRIME H310M-A R2.0 Micro-ATX |
12.2万円 12.0万円 |
TSUKUMO | G-GEAR GA5J-B194/T |
Seasonic SSR-650FM 650W Gold |
ASUS PRIME H370-A ATX |
12.1万円 11.2万円 |
パソコン工房 |
LEVEL-M0B6-i5F-RX LEVEL-M0B6-i5F-RIA |
500W Gold |
ASrock B360M Micro-ATX |
13.5万円 12.1万円 |
サイコム |
G-Master Mace H370 |
Antec NeoECO 650W Gold |
ASRock H370 Pro4 ATX |
14.3万円 13.7万円 |
ドスパラ SSD容量が500GB |
GALLERIA DT GALLERIA DJ |
オウルテック PT-550M 550W Platinum |
Z370 ATX (詳細不明) |
14.0万円 12.7万円 |
マウス コンピューター GTX 1660 Tiは CPUがCore i7 9700 |
NEXTGEAR-MICRO |
500W Bronze |
B360 Micro-ATX (詳細不明) |
17.3万円 13.5万円 |
おすすめGTX 1660 Ti搭載BTO PCのまとめ
構成パーツが多少違うので誤差はあるものの、各BTOメーカーやPCの種類で上の表のような価格になることが分かりました。上記参考価格とBTOメーカーの特色を踏まえて、GTX 1660 Tiを搭載したBTO PCの価格と特徴を簡単にまとめます。- PCショップアークについてはマザーボードや電源も自作PC向けに一般販売されている高品質なものが採用されています。PCケースも2019年最新のものが選択できて拡張性が高く、品質・カスタマイズ性いずれも優れています。価格も安価です。
- TSUKUMOはパーツの品質は良いですし、GTX 1660 Ti搭載BTO PCの比較機種中で最安値クラスです。自社製のよくわからないPCケースを採用している点はネックだと思います。PCケースを除けば他社より安くパーツの品質もトータルで安定しているのでその点は強いです。
- パソコン工房については電源ユニットやマザーボードが自作PC向けではないのは気になりますが、価格は最安値クラスなので価格重視なら検討してみてもよさそうです。
- サイコムについてはPCショップアークと似た傾向になっており、構成パーツも良いですが、価格は少し高めです。
- ドスパラはマザーボードや電源が廉価品ですが価格は安いですし、「当日で出荷可能、カスタマイズしても翌日」という納期に関する面では頭一つ飛び抜けています。早く欲しいということであればかなり有力な候補でしょう。
- マウスコンピューターは今のところCPUにCore i7 9700しか選択できないからか、GTX 1660 Ti搭載BTO PCとしては他社よりも価格が高いので微妙です。
当サイトの結論としてはGTX 1660 TiやGTX 1660を搭載したBTO PCの中でも、安価かつ構成パーツも高品質なTSUKUMOの「G-GEAR GA5J-B194/T」(Core i5 9400Fを選択可能)や「G-GEAR GA5A-C194/T」(Ryzen 5 3600を選択可能)がオススメです。
またPCケースにもこだわるなら自作PC向けPCケースが採用されているサイコムの「G-Master Mace H370」やPCショップアークの「CROYDON Corsair Carbide 88」もおすすめです。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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