「ASUS TUF GAMING CAPTURE BOX-4KPRO」が登場。4K/144FPS/HDR/VRRのパススルーに対応 : 自作とゲームと趣味の日々

HDMI2.1ビデオ入力に対応し4K/144FPS VRR/HDRをパススルー可能なUSB外付け機器型ビデオキャプチャ「ASUS TUF GAMING CAPTURE BOX-4KPRO」が登場

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ASUSから、HDMI2.1ビデオ入力に対応し4K/144FPS VRR/HDRをパススルー可能なUSB外付け機器型ビデオキャプチャ「ASUS TUF GAMING CAPTURE BOX-4KPRO」が登場しました。
北米における販売価格は259ドルです。

「ASUS TUF GAMING CAPTURE BOX-4KPRO」は、帯域10GbpsのUSB3.2 Gen2接続のUSB外付け機器型ビデオキャプチャです。4K対応USBビデオキャプチャに多いUSB3.2 Gen1（USB3.0）ではないので注意してください。
別途キャプチャソフトは必要ですが、USB規格”USB Video Class”に対応しているのWindows10/11 PCであればドライバ不要なプラグアンドプレイで使用できます。
ビデオキャプチャ側USB端子はType-Cとなっており、付属するUSBケーブルはUSB3.2 Gen2に対応したType-C to Type-Aケーブルですが、Type-C変換アダプタも付属するのでPC側USBポートがType-AとType-Cのどちらでもそのまま使用できます。

「ASUS TUF GAMING CAPTURE BOX-4KPRO」で録画可能な解像度とフレームレートは、4K（3840×2160）解像度で最大60FPSに対応しています。WQHD解像度（2560×1440）なら最大120FPS、フルHD（1920×1080）解像度なら最大120FPSでハイフレームレートの録画にも対応しています。

HDR映像ソースにも対応し、オンボード機能によるSDR映像へのトーンマップだけでなく、OBSもサポートするP010カラーフォーマットによるHDR映像としての録画も可能です。HDR映像として録画する場合、4K/30FPSやWQHD/60FPSが最大の録画解像度＆フレームレートになります。

「ASUS TUF GAMING CAPTURE BOX-4KPRO」にはHDMIパススルー端子（HDMI2.1）が実装されており、4K解像度/144FPS VRR/HDRの映像（音声信号も含む）をモニタへ直接にパススルー表示しながら録画が可能です。
またフルHDであれば最大240FPSの高フレームレート映像もパススルー表示を行いながら60FPS動画として録画が可能です。

ASUS TUF GAMING CAPTURE BOX-4KPRO_Connection

なおモニタがHDMI2.1ビデオ入力において48Gbpsの帯域（FRL6）をサポートする場合のみ4K/144Hzでパススルー表示が可能です。40Gbps（FRL5）以下の帯域でDSCによって映像を伝送する場合、4K/120Hzが最大解像度・リフレッシュレートになります。

「ASUS TUF GAMING CAPTURE BOX-4KPRO」はパススルー映像が可変リフレッシュレート同期VRRに対応するところも大きな特徴です。
垂直同期が標準なCSゲーム機ならスタッターを抑え、垂直同期を無効に設定したPCゲームならテアリングを解消した画面でプレイしながら、録画・配信を行うことができます。

「ASUS TUF GAMING CAPTURE BOX-4KPRO」はハードウェアエンコーダを搭載していないので、録画にはCPUもしくはGPUのパワーが必要になります。
4K/60FPSなど高解像度/高フレームレートのビデオキャプチャを行う場合はGeForce RTX 4060やRadeon RX 7600など相応に高性能なGPUが必要になります。

「ASUS TUF GAMING CAPTURE BOX-4KPRO」向けには専用ソフトウェア ASUS Video Capture Consoleが配布されています。
ASUS Video Capture ConsoleはLEDイルミネーションは音声入力・出力の制御だけでなく、キャプチャ映像の録画やストリーミング配信にも対応しています。