PlayStation 5の可変リフレッシュレート同期機能(VRR)を使用すると一時的な点滅(フリッカー)、さらにディスプレイパネル焼き付きの現象が発生。
PS5の最新FWでは修正済みです。
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PlayStation 5の可変リフレッシュレート同期機能(VRR)を使用すると、一部のゲーミングモニタやテレビにおいて一時的な点滅(フリッカー)、さらにディスプレイパネル焼き付きの現象が発生することが確認されています。
本現象はPS5の最新ファームウェアでは修正済みです。
現象が発生するのは『PS5においてVRRを使用した時』です。PS5のVRRで現象が発生するモニタにおいてゲーミングPCなどでVRRを有効にしても同種の現象を確認できないので。
今のところ時間経過で症状(フリッカーや焼き付き)は回復するようですが、不可逆の焼き付きが出ないとも言い切れないので、PS5ファームウェア更新があるまでは、PS5側のVRR機能は無効化推奨です。
残念ながらSONY純正のゲーミングモニタINZONE M9でも同じ症状が発生しました。
現象の再現については、PlayStation 5のMarvel’s Spider-Manやラチェット&クランク パラレル・トラブルにおいて、VRRを有効かつ、グラフィック設定を”忠実度重視”もしくは”パフォーマンス RT”にして数分以上ゲームをプレイしていると症状が発生します。
適当な場所で数分間、視点をグルグルさせて放置するだけで画面が点滅し始めます。
具体的に症状を確認しておくと、フリッカー状に薄っすらと点滅するというのが主な症状です。肉眼でも目視できる程度に点滅が生じます。
PS5のVRR有効でゲームをプレイ中にフリッカーが発生すると、以降、『そのゲームを終了する』、『モニタの電源を再起動する』、『モニタのOSD設定を初期化する』等を行っても症状はすぐには改善しません。
ただ時間はかかるものの、VRRオフでモニタ電源を入れておけば時間経過で症状は解消されます。
現象が軽微であれば上のようなフリッカーだけで比較的に短時間の放置で症状は解消されますが、下の動画のように液晶パネルの焼き付きに発展することもあります。
こちらも電源を切った状態で時間経過すると回復するとのことですが、液晶やバックライトのコントローラー側ではなく、見ての通り液晶パネル自体の問題になっているので、不可逆に破損する可能性も否定できません。
下の動画を見ての通り、一度フリッカーが発生するとWindows PCを接続したDisplayPortにビデオ入力を変更しても(VRR同期機能はOFFに)、そのままフリッカーが続きます。またフリッカーの点滅周期はリフレッシュレートに依存しています。
PS5のVRRが原因でモニタ側のオーバードライブがバグってフリッカーや焼き付きに繋がってる、というのが管理人の予想です。
おそらく液晶パネル(有機ELでも?)の特性やOD機能が条件を満たせばモニタメーカーや製品に依らず、PS5のVRR機能をトリガーにして同じ現象が発生します。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
PS5の最新FWでは修正済みです。
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PlayStation 5の可変リフレッシュレート同期機能(VRR)を使用すると、一部のゲーミングモニタやテレビにおいて一時的な点滅(フリッカー)、さらにディスプレイパネル焼き付きの現象が発生することが確認されています。
本現象はPS5の最新ファームウェアでは修正済みです。
今のところ時間経過で症状(フリッカーや焼き付き)は回復するようですが、不可逆の焼き付きが出ないとも言い切れないので、PS5ファームウェア更新があるまでは、PS5側のVRR機能は無効化推奨です。
残念ながらSONY純正のゲーミングモニタINZONE M9でも同じ症状が発生しました。
現象の再現については、PlayStation 5のMarvel’s Spider-Manやラチェット&クランク パラレル・トラブルにおいて、VRRを有効かつ、グラフィック設定を”忠実度重視”もしくは”パフォーマンス RT”にして数分以上ゲームをプレイしていると症状が発生します。
適当な場所で数分間、視点をグルグルさせて放置するだけで画面が点滅し始めます。
具体的に症状を確認しておくと、フリッカー状に薄っすらと点滅するというのが主な症状です。肉眼でも目視できる程度に点滅が生じます。
PS5のVRR有効でゲームをプレイ中にフリッカーが発生すると、以降、『そのゲームを終了する』、『モニタの電源を再起動する』、『モニタのOSD設定を初期化する』等を行っても症状はすぐには改善しません。
ただ時間はかかるものの、VRRオフでモニタ電源を入れておけば時間経過で症状は解消されます。
現象が軽微であれば上のようなフリッカーだけで比較的に短時間の放置で症状は解消されますが、下の動画のように液晶パネルの焼き付きに発展することもあります。
こちらも電源を切った状態で時間経過すると回復するとのことですが、液晶やバックライトのコントローラー側ではなく、見ての通り液晶パネル自体の問題になっているので、不可逆に破損する可能性も否定できません。
下の動画を見ての通り、一度フリッカーが発生するとWindows PCを接続したDisplayPortにビデオ入力を変更しても(VRR同期機能はOFFに)、そのままフリッカーが続きます。またフリッカーの点滅周期はリフレッシュレートに依存しています。
PS5のVRRが原因でモニタ側のオーバードライブがバグってフリッカーや焼き付きに繋がってる、というのが管理人の予想です。
おそらく液晶パネル(有機ELでも?)の特性やOD機能が条件を満たせばモニタメーカーや製品に依らず、PS5のVRR機能をトリガーにして同じ現象が発生します。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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改善は難しそうです
以下公式より引用
「ASUSはこの問題を調査してシミュレートしたところ、フリッカーはIPSパネルに関連する物理的な制限であることがわかりました。同様の4K 120Hz仕様の他モニターブランドについても、同じ問題が発生していることを確認しています。
我々はソニーにこの問題を報告し、同時に問題の解決方法について協議しています。この互換性問題が解決されるまでは、グラフィックスモードを既定の「パフォーマンス」モードでお使いいただくことをおすすめします。」