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当サイトで行っているCPU詳細レビューにおいて、比較対象に使用している各テストシステムの詳細をまとめておきます。
目次
1.CPU性能比較の統一検証機材
2.Intel 第12世代Core CPU (Intel Z690)
3.Intel 第11/10世代Core CPU (Intel Z590)
4.Intel 第9/8世代Core CPU (Intel Z390)
5.AMD Ryzen 5000~3000シリーズCPU (AMD X570)
6.Intel 第10世代Core-X CPU(Intel X299)
7.AMD Ryzen Threadripper 3000シリーズCPU (AMD TRX40)
8.AMD Ryzen Threadripper 2000シリーズCPU (AMD TR4)
9.Intel 第7世代Core CPU (Intel Z270)
【執筆:2022年8月5日、最終更新:2022年9月1日】
CPU性能比較の統一検証機材
CPUレビューにおいてマザーボードなどCPUに合わせて変更せざるを得ないパーツもありますが、CPU性能を比較する上で影響が出ないように、グラフィックボードやシステムストレージなど可能な限り検証機材を統一しています。CPU性能比較の統一検証機材 | |
OS(共通) | Windows11 Home 64bit |
CPU | CPUに依る |
マザーボード | |
CPUクーラー | |
メインメモリ DDR4 |
G.Skill Trident Z Neo F4-3600C16Q-64GTZN (レビュー) DC環境:DDR4 16GB×2=32GB QC環境:DDR4 16GB×4=64GB 3600MHz, CL16-16-16-36 |
冷却ファン |
Noctua NF-A12x25 PWM (レビュー) |
ビデオカード(共通) | ZOTAC GAMING GeForce RTX 3090 AMP Extreme Holo (レビュー) |
システムストレージ(共通) | Samsung SSD 980 PRO 500GB (レビュー) |
電源ユニット(共通) | Corsair HX1200i (レビュー) |
ベンチ板 | STREACOM BC1 (レビュー) |
ディスクリートGPU、グラフィックボードがゲーミング性能において重要なのは言うまでもありませんが、近年ではクリエイティブタスクでもGPU支援による性能向上が主流になっているので、CPU性能比較の統一検証機材として、2022年最新のウルトラハイエンドGPUを搭載したグラフィックボード「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3090 AMP Extreme Holo」を使用しています。
ZOTAC GAMING GeForce RTX 3090 AMP Extreme Holoは、NVIDIA GeForce RTX 30のAIBパートナーの中でも屈指のOCチューニング力を誇るZOTACによって良質なGPUコアが選別され、リファレンスよりも大幅に高いブーストクロック、さらにTGPを400W超に引き上げるという、RTX 3090グラフィックボードで最速を狙えるファクトリーOCが施されています。
加えて、ZOTACを高品質メーカーとして一躍ブランド力を押し上げたAMP Extremeシリーズの代名詞とも言える3スロットを占有する超弩級な大型GPUクーラーが採用されています。
・「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3090 AMP Extreme Holo」をレビュー
ベンチ機のシステムストレージには「Samsung SSD 980 PRO 500GB」を使用しています。
Samsung SSD 980 PROは、PCIE4.0対応によって連続アクセススピードを最大で2倍に飛躍させただけでなく、ランダム性能の向上によってSSD実用性能においても前世代970 PROから大幅な向上を果たし、PCIE4.0アーリーアダプターなPhison PS5016-E16採用リファレンスSSDよりも高速なので、これからPCIE4.0対応プラットフォームの自作PCを組むなら、システム/データ用ストレージとして非常にオススメな製品です。
・「Samsung SSD 980 PRO 1TB」をレビュー。堂々の最速更新
システムメモリの検証機材のうちDDR4メモリに対応するシステムでは、高級感のあるヒートシンクや8分割ARGB LEDを搭載してデザイン面でも優れ、16GB×4枚組み64GBの大容量で3600MHz/CL16という高性能PCで定番スペックのメモリOCに対応した「G.Skill Trident Z Neo F4-3600C16Q-64GTZN」を使用しています。
G.Skill Trident Z Neoシリーズは当初Ryzen向けにリリースされた製品ですが、2枚組み16GB容量から最大256GBまで、メモリOCについても3200MHz/CL14や3600MHz/CL16といった定番スペックがラインナップされていて、最新のAMD環境だけでなく、最新のIntel環境でも高いパフォーマンスを発揮できるので、選んで間違いのないオススメなOCメモリです。
・「G.Skill Trident Z Neo F4-3600C16Q-64GTZN」をレビュー
360サイズや240サイズなど120mmファンを複数搭載できるマルチファンラジエーターの簡易水冷CPUクーラーを使用するのであれば、「Noctua NF-A12x25 PWM」への換装もおすすめです。
「Noctua NF-A12x25 PWM」は、超硬質かつ軽量な新素材「Sterrox LCP」の採用によってフレーム-ブレード間0.5mmの限界を実現させた次世代汎用120mm口径ファンとなっており、1基あたり3500円ほどと高価ですが、標準ファンよりも静音性と冷却性能を向上させることができます。
・「Noctua NF-A12x25 PWM」を360サイズ簡易水冷に組み込む
CPUとCPUクーラー間の熱伝導グリスには当サイト推奨で管理人も愛用しているお馴染みのクマさんグリス(Thermal Grizzly Kryonaut)を塗りました。使い切りの小容量から何度も塗りなおせる大容量までバリエーションも豊富で、性能面でも熱伝導効率が高く、塗布しやすい柔らかいグリスなのでおすすめです。
グリスを塗る量はてきとうでOKです。管理人はヘラとかも使わず中央山盛りで対角線だけ若干伸ばして塗っています。Thermal Grizzly Kryonautは柔らかいグリスで適量が塗布されていれば、CPUクーラー固定時の圧着でヒートスプレッダ全体へ自然に伸びるので塗り方を気にする必要もありません。
サーマルグリスの代用品として、数年スパンの長期使用においても性能低下が基本的になく再利用も可能、グリスが零れてマザーボードが汚れたり壊れる心配もないので、炭素繊維サーマルシート「Thermal Grizzly Carbonaut」もオススメです。
Intel 第12世代Core CPU (Intel Z690)
Intel第12世代Alder Lake-SシリーズCPUの各種検証を行うベンチ機の詳細となります。Intel LGA1700(Z690)環境 テストベンチ機の構成 | |
CPU | Intel Core i9-12900KS (レビュー) Intel Core i9-12900K (レビュー) Intel Core i7-12700KF (レビュー) Intel Core i5-12600KF (レビュー) Intel Core i5-12400F (レビュー) Intel Core i3-12100 (レビュー) Intel Pentium Gold G7400 (レビュー) |
マザーボード | ASUS ROG MAXIMUS Z690 HERO (レビュー) |
CPUクーラー | Fractal Design Celsius S36 (レビュー) |
メインメモリ | G.Skill Trident Z5 RGB F5-6000U3636E16GX2-TZ5RS DDR5 16GB*2=32GB (レビュー) 6000MHz, CL36-36-36-76 |
その他 |
統一検証機材と共通 |
Intel Core i9 12900KなどIntel第12世代CPUを検証するIntel LGA1700(Z690)環境では、検証機材マザーボードとして「ASUS ROG MAXIMUS Z690 HERO」を使用しています。
ASUS ROG MAXIMUS Z690 HEROではBIOS設定のASUS Multicore Enhancementを”Disabled - Enforce All limits”にすれば、Intel公式仕様通りの電力制限が適用されます。
なおIntel第12世代Alder Lake-Sシリーズについて、長時間電力制限PL1、短時間電力制限PL2、短期間電力制限時間TauのIntel公式仕様は下のテーブルの通りです。
通常はPL1=PBP(Processor Base Power)ですが、倍率アンロックのK付きCPUについては、PL1=PL2=MTP(Maximum Turbo Power)が公式仕様となります。
Intel第12世代CPUの電力制限仕様値 | ||||
PBP | PL1 | PL2 | Tau | |
Core i9 (8C16T+8C8T) |
125W | 241W |
241W | (56s) |
65W | 65W | 202W | 28s |
|
35W | 35W | 106W | 28s | |
Core i7 (8C16T+4C4T) |
125W | 190W | 190W | (56s) |
65W | 65W | 180W |
28s | |
35W | 35W | 99W | 28s | |
Core i5 (6C12T+4C4T) (6C12T) |
125W | 150W | 150W | (56s) |
65W |
65W | 117W | 28s | |
35W |
35W | 74W | 28s |
Intel 第11/10世代Core CPU (Intel Z590)
Intel第11世代Rocket Lake-SシリーズCPUとIntel第10世代Comet Lake-SシリーズCPUの各種検証を行うベンチ機の詳細となります。Intel LGA1200(Z590)環境 テストベンチ機の構成 | |
CPU | 【Intel第11世代CPU】 Intel Core i9-11900K (レビュー) Intel Core i7-11700K (レビュー) Intel Core i5-11600K (レビュー) Intel Core i5-10400F (レビュー) Intel Core i5-10400 (レビュー) 【Intel第10世代CPU】 Intel Core i9-10900K (レビュー) Intel Core i9-10900 (レビュー) Intel Core i7-10700K (レビュー) Intel Core i7-10700F (レビュー) Intel Core i5-10400 (レビュー) Intel Core i3-10100 (レビュー) |
マザーボード | ASUS ROG MAXIMUS XIII HERO (レビュー) |
CPUクーラー | Fractal Design Celsius S36 (レビュー) |
その他 |
統一検証機材と共通 |
Intel LGA1200(Z590)環境では検証機材マザーボードとして「ASUS ROG MAXIMUS XIII HERO」を使用しています。
ASUS ROG MAXIMUS XIII HEROではBIOS設定のASUS Multicore Enhancementを”Disabled - Enforce All limits”にすれば、Intel公式仕様通りの電力制限が適用されます。
Intel第11世代CPUの電力制限仕様値 | ||||
TDP | PL1 | PL2 | Tau | |
Core i9 Core i7 |
125W | 125W | 250W | 56s |
65W | 65W | 224W | 28s | |
35W | 35W | 115W | 28s | |
Core i5 | 125W | 125W | 250W | 56s |
65W | 65W | 154W | 28s | |
35W | 35W | 84W | 28s |
Intel第10世代CPUの電力制限仕様値 | ||||
TDP | PL1 | PL2 | Tau | |
Core i9 | 125W | 125W | 250W | 56s |
65W | 65W | 224W | 28s | |
35W | 35W | 123W | 28s | |
Core i7 | 125W | 125W | 229W | 56s |
65W | 65W | 224W | 28s | |
35W | 35W | 123W | 28s | |
Core i5 | 125W | 125W | 182W | 56s |
65W | 65W | 134W | 28s | |
35W | 35W | 92W | 28s | |
Core i3 | 65W | 65W | 90W | 28s |
35W | 35W | 55W | 28s |
長時間負荷をかけた時のCPU消費電力(CPU Package Power)がTDPの範囲内に収まるCPUについては特に追加の設定を設けていませんが、Core i9-11900Kのように全コア最大動作倍率においてTDPを大きく上回るCPUに関してはBy Core Usage動作倍率は定格のまま、『PL1=TDP、PL2=(テーブルの仕様値)、Tau=56s(125W) or 28s(65W)』のIntel公式仕様および『PL1/PL2無効化』の2つのケースで測定を行います。
ASUS ROG MAXIMUS XIII HEROの場合、By Core Usage動作倍率および電力制限は下記のような形でBIOS上から設定が可能です。
下はASUS製マザーボードのBIOSメニューから設定した例ですが、ASRock、GIGABYTE、MSIなど主要4社のマザーボードであれば同種の設定項目が用意されているはずなので、同じように電力制限を適用できます。
Intel 第9/8世代Core CPU (Intel Z390)
Intel第9世代Cofee Lake Refresh-SシリーズCPUとIntel第8世代Cofee Lake -SシリーズCPUの各種検証を行うベンチ機の詳細となります。Intel LGA1151(Z390)環境 テストベンチ機の構成 | |
CPU | 【第9世代Core】 Intel Core i9-9900KS (レビュー) Intel Core i9-9900K (レビュー) Intel Core i7-9700K (レビュー) Intel Core i5-9600K (レビュー) Intel Core i5-9400F (レビュー) 【第8世代Core】 Intel Core i7-8700K (レビュー) Intel Core i5-8600K (レビュー) Intel Core i3-8350K (レビュー) Intel Pentium Gold G5600 (レビュー) |
マザーボード | ASUS WS Z390 PRO (レビュー) |
CPUクーラー | Fractal Design Celsius S36 (レビュー) |
その他 |
統一検証機材と共通 |
Intel LGA1151(Z390)環境では検証機材マザーボードとして「ASUS WS Z390 PRO」を使用しています。
Intel第9/8世代CPUに対応するZ390マザーボードの多くでは、CPU動作設定を標準設定のAutoとした場合、各CPUのBy Core Usage最大動作倍率は仕様通りですが、PL1/PL2が無効化される傾向にあります。
Intel第9/8世代CPUの多くはAuto設定でもIntel仕様値のTDP内に収まる動作となるのでAuto設定のまま検証を行っています。
しかしながらCore i9-9900KとCore i7-9700KはAuto設定では消費電力が大幅にTDPから超過するため、Auto設定に加えて、Intel公式仕様に合わせたBy Core Usage最大動作倍率および電力制限を適用した”定格動作”についても測定を行っています。
下はASUS製マザーボードのBIOSメニューから設定した例ですが、ASRock、GIGABYTE、MSIなど主要4社のマザーボードであれば同種の設定項目が用意されているはずなので、同じように電力制限を適用できます。
AMD Ryzen 5000~3000シリーズCPU (AMD X570)
AMD Ryzen 5000シリーズCPUとAMD Ryzen 5000シリーズCPUの各種検証を行うベンチ機の詳細となります。AMD AM4(X570)環境 テストベンチ機の構成 | |
CPU | 【Ryzen 5000シリーズCPU】 AMD Ryzen 9 5950X (レビュー) AMD Ryzen 9 5900X (レビュー) AMD Ryzen 7 5800X3D (レビュー) AMD Ryzen 7 5800X (レビュー) AMD Ryzen 5 5600X (レビュー) 【Ryzen 3000シリーズCPU】 AMD Ryzen 9 3950X (レビュー) AMD Ryzen 9 3900X (レビュー) AMD Ryzen 7 3800X (レビュー) AMD Ryzen 7 3700X (レビュー) AMD Ryzen 5 3600X (レビュー) AMD Ryzen 5 3600 (レビュー) AMD Ryzen 5 3500X (レビュー) AMD Ryzen 3 3300X (レビュー) |
マザーボード | ASUS ROG Crosshair VIII Dark Hero (レビュー) |
CPUクーラー | Corsair H150i PRO RGB (レビュー) |
CPUクーラー (温度制限検証時) |
AMD Wraith Prism (レビュー) |
その他 |
統一検証機材と共通 |
AMD AM4(X570)環境では検証機材マザーボードとして「ASUS ROG Crosshair VIII Dark Hero」を使用しています。
ASUS ROG Crosshair VIII Dark HeroでCPU動作設定を標準設定のAutoとした場合、各CPUは仕様通りの定格動作で問題なく動作するので、測定に当たってソフトウェア的には特に個別の設定は行っていません。
ただしAMD Ryzen CPUではCPUクーラーの冷却性能が十分であれば電力制限を解除して自動的に動作クロックを引き上げる機能「XFR (Extended Frequency Range)」が効くため、電力制限の閾値となるPPTが仕様値のTDPよりも高く設定されています。例えばRyzen 9 3900XではTDP105Wを上回って仕様上の上限値となるPPT 142W以下で動作します。
Ryzen CPUの仕様値TDPと標準PPT | |||
仕様値TDP | 標準PPT | ||
Ryzen 5000 |
Ryzen 9 5950X | 105W | 142W |
Ryzen 9 5900X | 105W | 142W | |
Ryzen 7 5800X(3D) | 105W | 142W | |
Ryzen 5 5600X | 65W | 76W | |
Ryzen 3000 |
Ryzen 9 3950X | 105W | 142W |
Ryzen 9 3900X(T) | 105W | 142W | |
Ryzen 7 3800X(T) | 105W | 142W | |
Ryzen 7 3700X |
65W | 88W | |
Ryzen 5 3600X(T) | 95W | 128W | |
Ryzen 5 3600, 3500X |
65W | 88W | |
Ryzen 3 3300X | 65W | 88W |
AMD製CPUにおいてCPU Package Power(CPU消費電力)がTDPを上回るPPTの範囲内で制限されるという動作が、Intel製CPUのPL1/PL2とどのように異なり、またCPU比較において影響を与えるかについてはこちらの記事で解説しているので参考にしてください。
Intel 第10世代Core-X CPU(Intel X299)
Intel第10世代Core-XシリーズCPUの各種検証を行うベンチ機の詳細となります。
Intel LGA2066(X299)環境 テストベンチ機の構成 | |
CPU | Intel Core i9-10980XE (レビュー) Intel Core i9-7980XE (レビュー) Intel Core i9-7900X (レビュー) |
マザーボード | ASRock X299 OC Formula (レビュー) ASUS PRIME X299 Edition 30 (レビュー) |
CPUクーラー | Fractal Design Celsius S36 (レビュー) |
その他 |
統一検証機材と共通 |
Intel LGA2066(X299)環境では検証機材マザーボードとして「ASRock X299 OC Formula」を使用しています。
ASRock X299 OC FormulaでCPU動作設定を標準設定のAutoとした場合、同環境で検証する各CPUのBy Core Usage最大動作倍率は仕様のままですが、PL1/PL2が無効化されて仕様と異なった電力制御で動作してしまいます。
Intel Core-X CPU各種はAuto設定のままでは消費電力が大幅にTDPから超過しするため、下のようなBIOS設定(7900Xの例)によってIntelの仕様に合わせたBy Core Usage最大動作倍率および電力制限を適用したものを”定格動作”とし、各種測定を行っています。
Intel Core-X CPUについては電力制限に関するIntel公式の仕様が公表されていないので、同時期に発売されていた第9世代Core-Sの設定を参考にしてPL1=TDP、PL2=TDP*1.25、Tau=8とします。
上の設定はASRock製マザーボードのBIOSメニューから設定した例ですが、ASUS、GIGABYTE、MSIなど主要4社のマザーボードであれば同種の設定項目が用意されているはずなので、同じように電力制限を課すことができます。
また再起動等で初期化されることもあるので、確実性の高いBIOSからの設定が推奨なのですが「Intel Extreme Tuning Utility」を使用すればWindows OSの起動中に設定の変更も可能です。
AMD Ryzen Threadripper 3000シリーズCPU (AMD TRX40)
AMD Ryzen Threadripper 3000シリーズCPUの各種検証を行うベンチ機の詳細となります。AMD TRX40環境 テストベンチ機の構成 | |
CPU | AMD Ryzen Threadripper 3990X (レビュー) AMD Ryzen Threadripper 3970X (レビュー) AMD Ryzen Threadripper 3960X (レビュー) |
マザーボード | ASRock TRX40 Taichi (レビュー) |
CPUクーラー | SilverStone IceGem 360 (レビュー) |
その他 |
統一検証機材と共通 |
AMD TRX40(TRX40)環境では検証機材マザーボードとして「ASRock TRX40 Taichi」を使用しています。
メインストリーム向けRyzen CPUと同様に、AMD TRX40環境のRyzen Threadripper 3000シリーズCPUも冷却性能依存の自動OC機能「XFR (Extended Frequency Range)」には対応していますが、いずれもPPTが280WでTDPと同じ値が設定されており、XFRによってTDPを超過する動作になることはないため、測定に当たって特に個別の設定を行いません。
AMD Ryzen Threadripper 2000シリーズCPU (AMD X399)
AMD Ryzen Threadripper 2000シリーズCPUの各種検証を行うベンチ機の詳細となります。AMD TR4(X399)環境 テストベンチ機の構成 | |
CPU | AMD Ryzen Threadripper 2990WX(レビュー) AMD Ryzen Threadripper 2950X(レビュー) |
マザーボード | MSI MEG X399 CREATION (レビュー) |
CPUクーラー | SilverStone IceGem 360 (レビュー) |
メインメモリ DDR4 |
統一検証機材と共通 3200MHz, CL16-16-16-36 |
その他 |
統一検証機材と共通 |
AMD TR4(X399)環境では検証機材マザーボードとして「MSI MEG X399 CREATION」を使用しています。
メインストリーム向けRyzen CPUと同様に、AMD TR4(X399)環境のRyzen Threadripper 2000シリーズCPUも冷却性能依存の自動OC機能「XFR (Extended Frequency Range)」には対応していますが、いずれもPPTはTDPと同じ値が設定されており、XFRによってTDPを超過する動作になることはないため、測定に当たって特に個別の設定を行いません。
Intel 第7世代Core CPU (Intel Z270)
Intel第7世代Kaby Lake-SシリーズCPUの各種検証を行うベンチ機の詳細となります。
Intel LGA1151(Z270)環境 テストベンチ機の構成 | |
CPU | Intel Core i7-7700K (レビュー) Intel Core i5-7600K (レビュー) Intel Core i3-7350K (レビュー) |
マザーボード | ASRock Z270 SuperCarrier (レビュー) |
CPUクーラー | Fractal Design Celsius S36(レビュー) |
メインメモリ DDR4 |
統一検証機材と共通 3200MHz, CL16-16-16-36 |
その他 |
統一検証機材と共通 |
Intel LGA1151(Z270)環境では検証機材マザーボードとして「ASRock Z270 SuperCarrier」を使用しています。
「ASRock Z270 SuperCarrier」における標準のCPU動作設定では単コア最大動作倍率を全コア最大動作倍率とするMulti Core Enhancementが有効になっていますが、いずれのCPUも同設定においてTDP仕様値に収まる消費電力で動作しているので、標準設定のまま測定を行っています。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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