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Computex2017でASUSから仮想RAID機能により12GB/sを実現可能なNVMe M.2 SSDの4枚刺し拡張ボード「HYPER M.2 X16 CARD」が発表されました。PCI-E3.0x16帯域を使用することでPCIスロット1段に4基のM.2 SSDを設置可能となっており、大型ヒートシンクと冷却ファンによるアクティブクーリングにも対応しています。
ソース:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1062553.html
個人的には副次的な機能ですがX299マザーボードでは「Intel VROC(Virtual RAID on CPU)」と呼ばれる仮想RAID技術がサポートされており、CPU直結PCI-E接続のNVMe SSDによるRAID構築が可能です。これがあるからASUSやMSIから複数のM.2 SSDが設置可能なPCI-E変換ボードがリリースされる運びになったようですね。
Intel VROCによってPCI-E接続のNVMe SSD RAIDもブートバイスとして指定できるようになるそうな。ただし現時点で対応しているSSDは「Intel 600P」のみとなっています。また複数ストレージを単一ストレージとして使用してリード・ライト速度を向上させるRAID0についてはそのまま使用可能ですが、冗長性を確保するためのRAID 1を利用するためには「Standard Key」、RAID 1と5を利用するためには「Premium Key」という物理キーを購入してマザーボード上の端子に装着する必要があるようです。
「HYPER M.2 X16 CARD」を2組で「Intel 600P 512GB」を8枚も使用した実演デモでは12GB/sのリードを実現しています。個人的にはシーケンシャルが遅くてランダムの早いOptaneで使ってみたいですね。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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51GBじゃなく
「Intel 600P 512GB」ですよね?