Nintendo Switch 2の拡張ストレージとしても話題の最新メモリーカード microSD Expressについて解説します。
SDメモリーカードの従来規格 UHS-Iやビデオスピードクラスなど煩雑になり過ぎている各種規格の意味など基本的なところから、 Nintendo Switch 2にSD Expressメモリーカードを増設することで保存できるデータの種類、本体保存メモリーとSD Expressカードの性能の違いなど実用的な情報まで網羅しているので、是非、参考にしてみてください。
Switch 2にmicroSD Expressカードは必要?
microSD Expressカードは追加の増設ストレージです。
- 起動も可能なゲームのインストール先
- キャプチャーボタンで撮影した画像・動画の保存先
として使用できます。

本体ストレージだけでは保存容量が足りなくなった、もしくは今後足りなくなりそうと心配な人は、microSD Expressカードを購入してください。
ゲームのインストール先だけでなく、画像・動画の保存先としても使用できるので、キャプチャーボタンを頻繁に使う人も最初からmicroSD Expressカードを購入しておくのがオススメです。
SD Expressカードは高い? SDやM.2 SSDと比較
microSD Expressカードの価格は高いのか、初代Switchのストレージ増設に使用した通常のmicroSDカードや、PlayStation 5で使用するM.2 SSDと比較してみました。
| 拡張ストレージの価格比較 | |||
|---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | |
| 種類 | microSD Express | microSD | M.2 SSD |
| 容量 | 256GB (最大1TB) | 256GB (最大1TB) | 2TB (最大8TB) |
| 価格* | 6,500円 | 3,500円 | 25,000円 |
| 容量単価(/1GB) | 25.4円 | 13.7円 | 12.2円 |
| ゲームの容量 | 10~20GB 今後は40GB+も増えていく | 10~20GB | 50~100GB |
| 保存できる数 | 12~20個 (今のところは) | 12~20個 | 20~30個 |
*: 任天堂ライセンス商品のmicroSD Expressカード同様に、microSDカードやM.2 SSDもSanDiskやSamsungなど有名かつ信頼性の高いメーカーの製品の価格を参考にしています。
microSD Expressカードは256GB容量で6,500円くらいです。
任天堂ライセンス商品の定価は6980円(税込み)ですが、2025年11月現在、Amazonや楽天ブックスなど一般の小売店では少し値下げして販売されています。

一方で一般的なmicroSDカードは256GB容量が3,000~4,000円くらいです。
容量単価は2倍弱ですが、Switch 2専用ゲーム(or対応版)は初代Switchよりも容量が大きい傾向なので、インストールするゲームの数が同じでもより大きなメモリカード容量が必要になり、大きい容量のメモリカードを買うとなると予算は3~4倍以上になります。
ちなみにキャプチャーボタンで撮影する画像や動画もHD解像度からフルHD解像度になっているので、キャプチャーボタンを多用する人は従来よりも容量の減りが速くなるので、やはりより大きなメモリカード容量が必要になります。
オススメなSD Expressメモリーカードは?
いきなりですが、まずは筆者的にオススメのSwitch 2用にオススメのmicroSD Expressメモリーカードをいくつかピックアップして紹介します。
細かいことはどうでもいい、オススメ製品を教えろ!という人もいると思うので。
迷ったらとりあえず任天堂ライセンス品
何のひねりもなくて恐縮ですが、容量が256GBで足りるなら、任天堂ライセンス品のSanDisk製かSamsung製を選んでおけば間違いありません。

容量単価も市販のSD Expressメモリーカードより低く、同じ256GB容量で1000円~2000円くらい安いです。製造元もNANDメモリを製造しているSanDiskとSamsungなので、あえて避ける理由が全くありません。
強いて言えば性能的にSanDisk製の方がオススメですが、基本的にどちらでもいいです。ちなみに、Samsung製は使用できる容量が3GB大きかったり。
メーカーの好みや価格の安さ優先でも問題ありません。
SanDiskとSamsungのどちらを選べばいいか分からない、決め手がなくて悩んでいるという人は、詳細に比較解説した記事も公開しているのでこちらも参照してみてください。
Sandisk製とSamsung製の違い
SanDisk![]() | Samsung![]() | |
|---|---|---|
| 実際に使用できる容量 | 235GB | 238GB |
| ゲームロード速度 (Switch2で) | どちらにせよ本体保存メモリーよりは遅い | |
| SD Expressとして理想的 | 体感しない程度だけど遅い 1秒未満だけど下振れしやすい? | |
| コピー性能 (PCで) | SD Expressとして理想的 600~700MB/s 同社製リーダーもある | 3割程度低い 400~450MB/s 本来の性能差は1割強 温度制御が過保護なので |
| UHS-I DDR200対応 | 非対応 | |
| 耐久性能 | 防水など5種類で主な項目は同じ | |
| (詳細不明) | 詳細情報あり | |
| 保証期間 | 無期限(Lifetime) | 3年間 |
| 価格 | 6,980円 (定価税込み) | |

512GBや1TBの大容量でオススメの製品
任天堂ライセンス品のmicroSD Expressメモリーカードに唯一欠点があるとしたら、256GB容量モデルしかラインナップされていないところです。
一度ダウンロードしたゲームはとりあえずバックアップしておきたい、もしくは大量にプレイバック動画を保存するような使い方をする人だと512GBや1TBのより大容量なSD Expressメモリーカードが欲しいと思います。
512GBや1TBの大容量なSD Expressメモリーカードでオススメなのが、「Nextorage microSD Express メモリーカード Gシリーズ EX」です。
SanDisk/SamsungのようにNANDメモリを作成しているメーカーではありませんが、Nextorageはソニーのストレージ部門を源流とし、長年、SSDやメモリーカードを扱っている非常に信頼性の高いメーカーです。
実機の性能を見てから購入したい人は詳細レビューも公開中なので参照してみてください。

詳細レビューを公開中の製品
microSD Expressカード製品については詳細な個別レビュー記事も掲載しています。
製品仕様の解説やCrystalDiskMarkのような定番ベンチだけでなく、Switch 2ゲームのロード時間やPC環境でのコピー速度といった実際の性能比較も行っているので、購入を検討している製品があれば、こちらも参照してみてください。
下には最新記事から一部をリストアップしていますが、こちらから公開中の全レビュー記事一覧リストを確認できます。
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Nintendo Switch
【任天堂純正SD Express】 SanDiskとSamsungを比較。実は容量が違うけどオススメはどっち!?【実は容量が違う!? 】任天堂ライセンス商品 microSD ExpressメモリーカードのSanDisk製とSamsung製をレビュー。Switch 2のゲームロード時間など性能に差はあるのか、製品保証や耐久性も含め、徹底比較します。 -
Nintendo Switch

【Switch2増設】 Nextorage microSD Express 1TBをレビュー。Vlogクリエイターにも強いメモリーカードを徹底検証Switch 2対応のmicroSD Express メモリーカード「Nextorage Gシリーズ EX 1TB」をレビュー。Switch 2のゲームロード速度比較に加えて、スマホ・アクションカメラ用で大容量データをPC転送するコピー速度はどう変わるのか徹底検証
解説: SD Expressって何?
SDXC/SDHC、UHS-I、SD Express、V30、Class10とか規格・認証のロゴがごちゃごちゃしていて分かり難いSD規格にについて簡単にまとめます。
Switch 2にはSD Expressが必須
機器に依っては一定の高速規格に対応したメモリーカードしかサポートしていないことがあります。Nintendo Switch 2もその例です。
現在主流なUHS-I以降の速度規格について
| SDカードの速度規格について | ||
|---|---|---|
| 名前 | 最大速度 | 補足 |
| UHS-I | 104 MB/s | 一般的なSDカード どの最新規格も 後方互換あり |
| UHS-II | 312 MB/s | 一部カメラのみ CFexpressのほうが主流 |
| UHS-III | 624 MB/s | 製品化なし |
| SD Express | 985 MB/s 1,970 MB/s | PCIE3.0 or 4.0 でx1レーン Switch 2は3.0×1対応 |
| 3,940 MB/s | PCIE4.0x2 | |
Nintendo Switch 2は従来よりもゲーム映像が高画質になっているので、ストレージから読み出すデータも大容量になり、テクスチャの貼り遅れなどグラフィックの破綻を防いだり、高速なロードを実現するためにSD Express規格の読み書き性能が要求されます。
そのため、Nintendo Switch 2に使用するメモリーカードはSD Express(PCIE3.0x1)対応が必須であり、対応していないメモリーカードは、拡張ストレージとして使用できないように弾かれてしまいます。


UHS-Iカードリーダーで読み出し可能
USBでPCに接続するメモリーカードリーダーで使用する分にはUHS-Iに対しての後方互換性は基本的に確保されています。
Nintendo Switch 2の拡張ストレージとして使用するにはSD Express対応メモリーカードが必須ですが、SD Express対応メモリーカードに保存されたSwitch 2のスクリーンショットや動画は、一般的なUHS-I対応のメモリーカードリーダーでPCに接続すれば問題なく、読み出せます。


SD規格について覚えておきたいこと
SDXC/SDHCとかUHS-Iとか名前が乱立して理解し難いSD規格ですが、次に箇条書きした3種類の内容だけ覚えれば十分です。
- 最大容量を決める規格 (SDHCとかSDXCとか)
- 128GB~1TBの一般的な容量は全てSDXC
- 現在は『SDメモリーカード = SDXC』という認識でOK
- 最大速度を決める規格 (UHS-IとかSD Expressとか)
- UHS-Iが基本、どの製品にも後方互換がある
- 次世代高速規格はSD Express
- UHS-II/IIIはSDexと互換性がなく、実質、死に規格なので無視して良い
- 実製品の速度性能を保証する認証 (U3、V30、A1/A2とか)
- ビデオスピードクラス V30は必須、それ以外は無視して良い
- E150~E600などPCIEスピードクラスは将来的に意味があるかも
あとSDカードには標準サイズと小型サイズのmicroSDがあります。
2025年現在、SD Express対応メモリーカードはmicroSDサイズしか市場に出回っていませんが、将来的に標準サイズのSD Expressカードも登場する可能性はあるので、一応、カードサイズは間違えないように注意してください。


最大容量を決める規格
SDメモリーカードには最大容量を決める規格があります。
サポートするフォーマット(ファイルシステム)にも関係していますが、最大容量が決まるとだけ覚えておけばOKです。
容量を決める規格は「SD」、「SDHC」、「SDXC」、「SDUC」の4種類です。
2025年現在、一般的なSDメモリーカードの容量は下限が64GBか128GB、上限が1TBか2TBなので、『SDメモリーカード = SDXCメモリーカード』です。
2GBまでしかサポートしないSD(無印)があるのに、SDXCメモリーカードをSDカードと呼ぶという非常に混乱しやすい規格名です…。
| 最大容量を決める規格 | ||||
|---|---|---|---|---|
SD![]() ![]() | SDHC![]() ![]() | SDXC![]() ![]() | SDUC![]() ![]() | |
| 最大容量 | 2GB | 32GB | 2TB | 128GB |
| フォーマット | FAT16 | FAT32 | exFAT | exFAT |
SDUCは今のところ製品化されていない、将来的に使用される予定の規格です。
SDXCと同じexFATのフォーマットを使用しますが、クラスタ番号管理を32bitから38bitに拡張することで、最大128TBの容量を実現します。
最大速度を決める規格 (SD Expressはここ)
SDメモリーカードにはデータ転送方法、つまり最大速度を決める規格があります。
| SDカードの速度規格について | ||
|---|---|---|
| 名前 | 最大速度 | 補足 |
| UHS-I | 104 MB/s | どの最新規格も 後方互換あり |
| UHS-II | 312 MB/s | 一部カメラのみ CFexpressのほうが主流 |
| UHS-III | 624 MB/s | 製品化なし |
| SD Express | 985 MB/s 1,970 MB/s | PCIE3.0 or 4.0 でx1レーン Switch 2は3.0×1対応 |
| 3,940 MB/s | PCIE4.0x2 | |
UHS-I~UHS-IIIまではSDの独自通信規格で高速化を果たしていたのですが、PC内で一般的に使用される通信方式(バスインターフェース) PCI Expressと、通信プロトコル NVMeを採用したので、名称がSD Expressへと大きく変わりました。
SD Expressではバスインターフェースが変更されているため、UHS-II/IIIとは全く互換性がありませんが、全ての最新規格でUHS-Iだけは後方互換性が確保されています。
メモリーカードとカードリーダーをどの組み合わせで使用しても最低限、UHS-I規格で動作します。(Switch2のように一定の高速規格に対応していないメモリーカードを足切りする場合もあります)
第1ロウと呼ばれるUHS-I対応メモリーカードにある1列目の金属端子は共通です。
UHS-II/IIIとSD Expressでは第2/3ロウという後列の配置が異なるので、UHS-II/IIIとSD Expressには互換性がありません。
実製品の速度性能を保証する認証
ビデオスピードクラス、アプリケーション パフォーマンスクラスなどSDメモリーカードに性能認証が乱立していて、分かり難さに拍車をかけています。
SDメモリーカードの性能については
- 速度規格がUHS-IとSD Expressのどちらか
- UHS-Iならビデオスピードクラス V30対応かどうか
この2点にだけ注目すればOKです。
他の性能認証は混乱するだけなので無視してください。どうしても詳しく知りたい人はSD規格協会の公式ページを参照してください。
V30対応で必要十分な理由
カメラやスマートフォンの大半はUHS-Iにしか対応していません。そして、SDカードに映像を保存する場合、30MB/s以上が要求されることはありません。例えば、GoPro HERO13 Blackの5.3K動画のビットレートは20MB/s程度です。
ビデオスピードクラス V30を取得していない、連続して30MB/sの書き込み速度をキープできないUHS-I対応SDメモリーカードは性能が低すぎるので、選んだらダメなやつです。
逆に30MB/sを大きく超えるビットレートについては、Apple ProResのようにそもそもSDカードへの保存がサポートされていないフォーマットになります。
ミラーレス一眼カメラ α7シリーズ最新機種のようにUHS-II規格に対応していて、4K XAVC S-Iのイントラビデオ撮影でV60やV90が必要みたいな例外もあります。ただ、そういうカメラはCFexpressというSDとは全く異なる高速メモリーカード規格にも対応していて、イントラ動画撮影なら基本そちらを使います。
アプリケーションパフォーマンスクラスも無視して良い
スマホアプリの実効性能に関する認証として、アプリケーションパフォーマンスクラス A1/A2がありますが、これも基本的に無視して良いです。
2020年頃はスマホの本体ストレージ容量が小さく、速度もそれほど速くなかったので、SDカードをアプリのインストール先として使用していたという経緯で同認証が登場しました。
現在では本体ストレージ容量が128GB~1TBと十分に大きく、SDカードを代替とするには速度性能の差が大きくなり過ぎたので、そもそもアプリのインストール先にするという使い方が現実的でありません。
PC上でCrystarlDiskMarkを使って検証すると、A2認証のSDカードよりもA1認証のSDカードのほうが4Kランダム性能が高かったりと、認証と実際のベンチマーク結果が一致しないことも多く、SD性能認証の中でも特によく分かない認証です。
【続】 Switch 2にmicroSD Expressカードは必要?
Nintendo Switch 2の本体保存メモリーやSD Expressカードの容量について解説します。
冒頭でも書いたように、microSD Expressカードは
- 起動もできるゲームのインストール先
- キャプチャーボタンで撮影した画像・動画の保存先
として使用できる、追加の増設ストレージです。
本体保存メモリーの空き容量は231GB
Nintendo Switch 2の製品仕様において、本体保存メモリーの容量は256GBですが、ユーザーが保存領域として使用できる空き容量は231GBです。
ゲームのインストールデータだけでなく、セーブデータやキャプチャーボタンで撮影した画像・動画も、この空き容量を使用するので注意してください。


Switch 2のゲームで必要な容量は?
ゲームカードの容量が理由で、スマブラDXやマリオカート8など初代Switchの任天堂純正タイトルの多くは20GB程度の容量です。ブレワイ・ティアキンのSwitch 2エディションもそれくらいです。
Switch2専用でもマリオカートワールドは約20GB、ドンキーコング バナンザは約9GBなので、初代Switch対応ゲームと同程度のものもあれば、大分小さいものもあります。
Switch 2と初代の両方に対応する最新作、ポケモン LEGENDS Z-AはSwitch 2版が約8GBでした。
40GB越えもあるし、今後は増えそう
例えば、2025年11月に発売予定のSwitch2専用タイトル「ゼルダ無双 封印戦記」は従来の2倍になる40GB容量を要求します。
物理メディアとしてゲームインストールデータを予め収めておくゲームカードの容量も、初代Switchの32GBからSwitch 2の新型ゲームカードは64GBに増量されています。
Switch 2の高性能SoC(CPU&GPU)を活かすため、グラフィックもリッチになっているので、今後は40GB前後か、それ以上の容量を必要とするようになっていく可能性は高そうです。


他の例も挙げると、FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADEやサイバーパンク2077のようなPS5やPCから移植されたゲーム、フォートナイトやエーペックスレジェンズやStreet Fighter 6のようなクロスプラットフォームのゲームは50GB以上の容量を要求します。
こういう大容量なゲームを想定すると、本体保存メモリーだけでSwitch 2を運用するのは容量不足が心配になると思います。
- Switch 2専用の任天堂純正ゲーム
- ゼルダ無双 封印戦記 : 40GB
- PS5/PCから移植されたゲーム
- FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE : 90GB
- サイバーパンク2077 : 60GB
- クロスプラットフォームのゲーム
- フォートナイト : 40GB
- エーペックスレジェンズ : 80GB
- Street Fighter 6 : 50GB
SD Expressカードで最大2TB増設可能
Nintendo Switch 2はSD Expressメモリーカードを使用することで、ゲームのインストールデータ、画像や動画の保存領域を最大で2TBまで増設できます。
ただし、2025年現在、市販されているSD Expressメモリーカードの最大容量は1TBです。


各種ストレージの役割
Nintendo Switch 2のストレージは基本的に、本体保存メモリーとSD Expressカードの2種類です。
本体保存メモリーは当然ですが、Nintendo Switch 2のデータ全てを保存できます。
SD ExpressカードはSwitch 1/2のゲームを保存でき、キャプチャーボタンで撮影した画像や動画を直接保存する場所としても指定できます。唯一、セーブデータだけは保存できず、バックアップも不可能です。
| Switch 2のストレージの種類と保存できるもの | ||||
|---|---|---|---|---|
| 本体保存 メモリー | SD Express カード | Nintendo Switch Online | Nintendo Switch App | |
| Switch2 ゲーム | 対応 | 対応 | ||
| Switch1 ゲーム | 対応 | 対応 | ||
| セーブデータ | 対応 | 非対応 | クラウド 同期可能 (要有料会員) | 非対応 |
| スクショ・動画 | 対応 | 対応 | 非対応 | SNS共有用 (無料) |
セーブデータのクラウド同期
Nintendo Switch 2はサブスクリプションサービス Nintendo Switch Onlineに加入することで、「セーブデータお預かり」というセーブデータのクラウド同期サービスを使用できます。


Nintendo Switch 2は物理メディアを使用したセーブデータのバックアップには非対応なので、セーブデータをバックアップしたい人は、Nintendo Switch Onlineに加入してください。
Nintendo Switch Onlineの費用は年間 2400円くらいです。Switch 2のeストアから加入するより、Amazon等でオンラインコードを購入する方が若干お得です。
スマホアプリで画像や動画のSNS共有
Nintendo Switch 2で撮影した画像や動画はクラウドストレージにアップロードできます。
このクラウドストレージはニンテンドーアカウント毎に無料で使用できます。クラウドストレージに保存できるのは最大100枚まで、期間はアップロードしてから30日間です。
クラウドストレージにアップロードした画像や写真は、Nintendo Switch Appというスマートフォンアプリを使用すると閲覧でき、スマートフォンにダウンロードしてから、各種SNSに共有できます。
アルバムから選んでアップロードする以外にも、自動アップロードを有効にすれば、撮影した最新の画像と動画が自動でアップロードされます。
SD Expreesカードの性能
Nintendo Switch 2やPCで使用した時のSD Expreesメモリーカードの性能について簡単にまとめました。
一番速いのは本体保存メモリー
Nintendo Switch 2は記憶領域として、256GB容量の本体保存メモリー、最大2TBのSD Expressメモリーカードを使用できますが、ゲームソフト物理メディアのゲームカードを含めて、読み出し速度が一番速いのは本体保存メモリーです。
Switch 2の記憶領域について、さらに詳しく
Nintendo Switch 2の本体メモリーはUFS3.1というストレージ規格が使用されています。比較的新しい高性能スマートフォンのストレージにも採用されている規格です。
UFS3.1は理論値最大が2900MB/sですが、スマホ等の実際に製品化されたものを見ると実効値で連続読み出しが1200~2000MB/s程度です。
Switch 2もおそらくそれくらいの速度なので、初代Switchの本体保存メモリー(eMMC HS400モードで400MB/s程度)に対して、3~5倍も高速になっています。
一方で拡張スロットについて、Nintendo Switch 2のSD ExpressカードスロットはNVMe PCIE3.0x1帯域に対応していて、実効値で連続読み出しが800MB/s程度です。初代SwitchのSD UHS-Iはせいぜい100MB/sなので8倍以上も高速です。
| Nintendo Switch 2のストレージ仕様 | ||||
|---|---|---|---|---|
![]() ![]() Switch 2 | ![]() ![]() Switch (OLED/Lite) | |||
| 種類 | 本体 | 拡張 | 本体 | 拡張 |
| 規格 | UFS3.1 | micro SD Express | eMMC HS400 | micro SD UHS-I |
| 容量 | 256GB | 最大 2TB | 64GB / 32GB | 最大 1TB |
| 速度 | 1200MB/s以上 | 800MB/s | 400MB/s | 100MB/s |
SD Expressカードはキャプチャーボタンで撮影したスクリーンショットや動画を直接保存する場所として指定できます。
一番高速なSwitch 2の本体保存メモリーは、よく遊ぶゲームの保存先に使用したいので、画像・動画データやゲームバックアップで容量を圧迫されなくなるのは、SD Expressカードで保存領域を拡張するメリットです。
オンラインDLより4倍以上速い
ニンテンドー eショップのオンラインサーバーからダウンロードすると20GB容量のゲームで約18分かかりますが、SD Expressカードからコピーすれば4分弱と1/4以下の時間で完了します。
ダウンロードやコピーの速度について
10ギガ光回線でも検証してみましたが、ニンテンドー eショップのオンラインサーバーからゲームをダウンロードする速度は200Mbps(25MB/s)程度が上限に、1ユーザー当たりの帯域が制限されているようです。
またSD Expressカードから本体保存メモリーへのコピー速度は100MB/s程度、本体保存メモリーからSD Expressカードへのコピー速度は70MB/s程度が上限です。
本体保存メモリーだけでプレイする場合、容量が足りなくなって削除したゲームは毎回10GB容量当り10分以上かけてダウンロードし直す必要があります。家族が同じ回線で動画を見ていたり、夜間や休日でインターネット回線/サーバーが混雑していればもっと時間がかかるかもしれません。
SD Expressカードにバックアップしておけば10GB容量当り2,3分以内で確実に遊べます。本体保存メモリーの容量を空けるために同容量のゲームをバックアップする時間を加えても、所要時間は半分以下です。
こういうちょっとした待ち時間を削減でき、何を残して何を削除するか取捨選択する手間がなくなるところもSD ExpressメモリーカードでSwitch 2の容量を増設するメリットです。
UHS-Iよりも8倍速いコピー速度
今のところ、microSD Expressメモリーカードに対応するカメラやスマートフォンはありませんが、SD Expressメモリーカードは従来のSD速度規格であるUHS-Iとして動作する後方互換性があります。
カメラ側には既存規格準拠の性能になりますが、対応カードリーダーと組み合わせればPCへの転送速度を8倍に高速化できるので、カメラやスマートフォンに使うのも全くの無駄というわけでもありません。
SD Expreesカードの発熱や冷却
従来よりも8倍も高速化しているmicroSD Expressカードの発熱について気になる人も多いと思います。
外部温度センサーを設置できるスペース的な余裕もなく、実際にゲームをプレイしてみる以上の検証が難しいのですが、基本的にSwitch 2で使用する時に発熱によって動作が不安定なる心配はないと考えてOKです。
そう考えていい理由は次の2つです。
- SD Expressカードの冷却も考慮されたハードウェア設計
- SoCなど熱源から離れたmicroSDスロット配置
- 吸気口の近くに配置して冷えやすく
- グラファイトシートを利用した熱拡散ヒートシンク
- そもそもゲーム中のストレージ消費電力は大きくない
- CrystalDiskMarkはゲーム用ストレージの温度検証として間違い
Nintendo Switch 2はmicroSDスロット配置やグラファイトシートなど3つのハードウェア設計によって、microSD Expressカードを効率的に冷やせるように最適化されています。
熱源から遠く、冷やし易い位置にあり、外付けのヒートシンクもあるので、カメラやスマホ、SDカードリーダーでmicroSDカードを使用するよりも発熱的には優しい環境です。
もう1点、そもそもの話、ゲーム中のストレージ消費電力(発熱)はそれほど大きくありません。
下の記事はPlayStation 5にM.2 SSDを増設してゲームプレイ中の消費電力をモニタリングした例ですが、どちらもPCIEバスインターフェースとNVMe通信プロトコルを採用しているので、microSD ExpressカードはM.2 SSDがmicroSDサイズになったと考えて問題なく、傾向はほぼ一致するはずです。


ゲーム中のストレージ消費電力は基本的にCrystalDiskMarkで言うところの4Kランダム(Q1T1)読み出しとアイドル状態の消費電力を行き来する感じになります。
スタートメニューからロードした直後やファストトラベル時など、連続読み出し的な大きな消費電力が発生するのはほんの一瞬、長くても数秒程度です。
大手の法人メディアでもよくやる失敗なので鵜呑みにしないように注意してください。


SD Expreesカードの耐久性とメーカー信頼性
まず大前提としてメモリーカードやSSDの耐久性能とは繰り返し書き込み可能な回数です。
例えるなら、鉛筆でノートに書ける文字の量(線の長さ)には限りがあり、鉛筆の芯が無くなれば書けなくなりますが、それに比べれば書いた文字を読み返せる回数は無限です。
メモリーカードやSSDも同じように読み出しではなく、データの書き込みを繰り返すほどに消耗していきます。
ただし、Switch 2の増設ストレージ含め、一般的な使い方で耐久性能(書き込み可能回数)を使い切ることはまずありません。だから、SanDiskなど一部メーカーでは無期限(Lifetime)や10年を超える長期保証を提供できています。*一般的でない、製品寿命をゴリゴリ削る使い方の例は、常時書き込みが発生する監視カメラやドラレコです。
購入してすぐ、もしくは1年程度の短期間で初期不良的に壊れなければ、ゲーム機のライフサイクル中(後継機の登場まで)に製品寿命でメモリーカードが壊れることは滅多にありません。
メーカーの信頼性が一番重要
メモリーカードやSSDなどNANDメモリ製品の信頼性や耐久性をエンドユーザーが判断するのは実のところ難しいです。
一般ユーザーが1つ2つ製品を購入するくらいだと、保証期間内(場合によっては1年以内の短期間)で壊れるかどうかは個体差の運要素の方が強いです。あとは判断基準にできるとすれば、メーカーへの信頼性くらいしかありません。
ゲーム機のライフサイクル中(後継機の登場まで)に製品寿命でメモリーカードが壊れることは滅多にありませんが、そういった経年や初期不良で運悪く壊れた時に、一般的な3~5年の保証期間なら、ちゃんとサポートしてくれるメーカーなのかどうか、メモリーカード製品の信頼性はこの1点に尽きます。
メモリーカードの製品保証について
SD、SD Express、CFexpressなどメモリカード製品の保証は”限定保証”と呼ばれ、メーカーが定める製品保証期間に+αの条件が付きます。
PC向けSSD製品だと総書き込み量(TBW)が条件になっていますが、メモリーカードはS.M.A.R.T.等の書き込み量を判断する機能がないので、『ドラレコ、監視カメラのように常時書き込みを行う機器で使用した場合は除く』というような例外規定が設けられています。


用途別の違いは、SanDisk製品を見ると分かり易いです。
ドラレコ、監視カメラのように常時書き込みを行う機器で使用するメモリーカードは、コンシューマー向け一般製品とは別に、それに準じた製品保証が適用される製品として展開されています。
コンシューマー向けのExtremeシリーズの保証期間は無期限(Lifetime)ですが、高耐久モデルのMAX ENDURANCEは15年、HIGH ENDURANCEは2年です。
コンシューマー向けモデルは一般的な使い方で書き込み可能回数を使い切ることはまずなくて、初期不良的なものを除けば、経年ではそうそう壊れないので無期限(Lifetime)の保証が提供されています。
一方で高耐久モデルはメモリーカードの製品寿命をゴリゴリと削る常時書き込み発生が前提のメモリーカードなので、製品保証期間が一定に区切られています。
信頼できるメモリカード メーカーはどこ?
あくまで筆者の個人的な私見ですが、メーカーに対する信頼性は下記の4段階です。
- NANDメモリを作っているメーカー
- Samsung、SanDisk(WD/KIOXIA)
- micron(Crucial)、SK Hynix(Solidigm)もあるがメモリーカード製品がほぼない
- 長年ストレージ専業で有名なメーカー
- 【個人的に特に高評価】 Nextorageなど
- Kingston、Team、CFDなど
- PC周辺機器を幅広く手掛けるメーカー
- エレコム、アイ・オー・データ、バッファローなど
- 新興の中国製NANDメーカー、よく分からないメーカー
1番と2番に該当する各種SSDメーカーは無条件に信用してもいいです。
SSDやメモリーカードの主たる構成部品は、データを保存する記憶領域であるNANDメモリと、NANDメモリへの読み書きを行うメモリコントローラーの2つです。*SD ExpressやCFexpressのメモリーカードもPCI ExpressバスインターフェースとNVMe通信プロトコルを採用しているので、PC向けNVMe M.2 SSDとほとんど変わりません。
データ保存領域であるNANDメモリを製造するメーカー純正のメモリーカードやSSDの品質まで疑い出すと流石にきりがありません。


3番も基本的にまともな製品です。
価格が安価ならコスパ重視で選んでも全く問題ありません。PC周辺機器を数多く扱う国内メーカーなので、USBハブとか何かしらの周辺機器で同メーカーを使用していて信頼があるなら、各自で選んでもOKです。
4番と3番の間には信用(筆者の私見)に大きな隔たりがあって、もし購入するならメモリーカード・SSDを用途的に各自で消耗品と割り切れるかどうか次第です。
Switch 2とSD ExpreesカードのTips
Nintendo Switch 2でSD Expressカードを使用する時に覚えておきたい基礎知識や、覚えておくと便利な情報をまとめました。
ゲームの既定インストール先は?
Nintendo Switch 2にSD Expressカードを増設している場合、ニンテンドーeショップからダウンロードしたゲームは、本体保存メモリーではなく、SD Expressカードへ優先的に保存されます。
SD Expressカードの空き容量が足りない場合は、本体保存メモリーに保存されます。
優先する保存先は任意に選択できません。
ダウンロードしたゲームはSD Expressカードへ優先的に保存されますが、ダウンロード完了後は「本体 / SD Expressカード間のデータ移動」の機能を使用すれば、任意に保存先を移動できます。
SD Expressカードに画像・動画を直接保存できる
SD Expressカードはキャプチャーボタンで撮影した画像や動画を直接保存する場所としても指定できます。
SD Expressカードを増設すると画像や動画の保存先は自動的にSD Expressカードに切り替わります。
設定で「データ管理」、「画面写真と動画の管理」の順番に開くと、保存先の設定項目があり、キャプチャーボタンで撮影した画像や動画を直接保存する場所を、本体保存メモリーかSD Expressカードのどちらにするか選択できます。
SD Expressカード買い替え時のデータ移行
Switch 2用のSD Expressカードをより大容量なものに買い替えた時のデータ移行方法を紹介します。
SD ExpressカードにはUHS-I規格に後方互換性があるので、UHS-I規格に対応した普通のmicroSDカードリーダーがあれば、PCで読み書きできます。


大容量なSD Expressカードに買い替えた時は、今使っているSD Expressカードの中身(Nintendoフォルダ)を一度、PCストレージにコピーして、そのまま新しいSD Expressカードにコピーし直すだけでOKです。
カードリーダーを2台用意すれば、新旧SD Expressカード間で直接データを移行させることも可能ですが、SDカード間で百GBを超えるようなデータ量をコピーするとエラーが発生することもあるので、一度、PCストレージを経由するのがオススメです。


初代Switchの画像・動画を転送可能
Nintendo Switch 2は初代Switchで撮影した画像や動画をSDカードから取り込むことができます。
Nintendo Switch 2の拡張ストレージとして使用メモリーカードはSD Express対応が必須ですが、初代Switchのアルバムを取り込む機能だけは通常のUHS-I規格のmicroSDメモリーカードを使用できます。
Switch 2でSD Expressカードをフォーマットする
Nintendo Switch 2は本体機能でSD Expressカードをフォーマット(初期化)できます。
ちなみにSwitch 2でSD ExpressカードをフォーマットするとexFAT形式になるのは当然ですが、アロケーションユニットサイズは256GB容量では256KB、1TB容量では512KBのようにストレージ容量によって変わりました。
非対応形式でフォーマットされていたり、ボリュームが作成されていない場合は、Switch 2の起動時にフォーマットを行う案内が表示されるので、それに従ってフォーマットすればOKです。


なおSD ExpressメモリーカードはexFAT形式にしてあれば、Windows PCでフォーマットしてもSwitch 2で問題なく使用できます。


以上、『Switch2とSD Expressの全て、オススメ製品も徹底解説』のレビューでした。
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GL/GRボタン、ヘッドホンマイクジャックを搭載
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